2011年12月29日木曜日

いろいろなことがあった1年が終わります

振り返ると天変地異の災いが多かった2011年でしたが、我が家も異常事態でした。
4月 義理の母が腰の痛みで入院
7月 長男が目の手術で入院。私が頭の手術で入院
12月 妹が足の手術で入院。心房細動になった私ですが、年末になって今度はなんと家内が両足骨折で動けなくなってしまった。
こうしてみると今年は家族6人のうち5人までもが大きな病気・けがに見舞われた年でした。
おかげで正月準備もままならない年の瀬となり、家族一同いつになくひっそりと過ごしております。

あげくの果ては私の愛用のカメラまでもがフィルム送り不調となり、年明け早々修理に出すはめになりました。撮影にも行けません。フィルムカメラなのでそもそも部品があるのか不安です。

ここに添付した写真は妹が入院している新宿区内の病院の病室の窓から撮影した新宿西口ビル群の夕景です。故障する前の最後の1コマです。夕陽の赤い空と林立するビルの窓の明かり、屋上の赤い警告灯が写っていますが都会もなかなか美しいですね。
もう今年もあと2日で終わります。結局私は買物と料理に明け暮れています。みなさんよいお年をお迎えください。

2011年12月21日水曜日

東京ミッドタウンで写真展開催中

19日から27日までミッドタウン内の富士フィルムフォトサロンにて「美しい風景写真100人展」が開催されています。
ブームとなっている風景写真ですがプロ20人、アマ80人(その中に私の作品もはいっています)の力作がみられるとあって、初日から大勢のみなさんが来場してくれてにぎわっています。
3日間会場につめて友人知人のみなさんに写真の解説をしながら談笑をしてきました。
「日本にこんな美しい風景があったのか」異口同音に驚かれています。
紅葉も終わって今年の撮影も区切りがつきましたが、来年もこの写真展入選をめざしてがんばろう、という気になりました。
なおミッドタウン内の裏手の公園では夕方5時からは光が変化するイルミネーションがあり、ムードを盛り上げています。
ライトアップされた東京タワーとブルーのイルミネーションのコラボの写真を添付します。

2011年12月15日木曜日

心房細動です

医者の勧めもあって毎朝起きがけに必ず血圧と脈拍を計測しています。血圧はだいたい上が110、下が70近辺で極めて良好なのですが、12月になってから脈拍が50から80にまで急上昇しています。特に苦しくもないし異常も感じられないのでしたが先日心臓の主治医に相談してみました。
さっそく心電図をとってみた結果、「心房細動」と言われたわけです。
これは不整脈の一種で心筋が小刻みに震える現象で年齢が上がるにつれ発生しやすく、別に異常ではないが、血栓を脳に飛ばす原因になりやすい、とのことでした。
血栓対策をとる必要あり、ということで本日から「ワーファリン」(血液をサラサラにする薬)服用となりました。この薬、いささか扱いが面倒なのです。まず納豆が食べられない、ビタミンkを多く含む食物の大量摂取を控える。たとえばしそ、バジル、モロヘイヤ、パセリなどの葉物、てんぐさ、わかめなどの海藻が対象となります。ほうれんそうもやばい。わかめを入れたおにぎりは毎日食べていたのですが変更の必要ありですね。カフェインも要注意なのでコーヒー、お茶は抑制。じゃあ何を飲めばいいのか?アルコールは「過剰飲酒」がダメなので「過剰」でなければチビチビやればまあいいか。
何か健康に注意しだすと人生楽しくなさそうですね。

2011年12月8日木曜日

今年最後の紅葉

寒いですね。災害が多かった今年ももうすぐ終わりです。秋が暖かったせいか今年は紅葉の色づきもよくなかったまま終わりそうです。
でもまだ赤くなった紅葉が見れるところがあります。場所は熱海。「熱海にもみじが?」と思われるでしょうが、暖かい熱海なので今ごろ赤くなるのです。関東地方でもっともはやく梅が開花する梅の名所の熱海梅園がなんと実は紅葉の穴場なのです。熱海市が管理しているのでよく整備されていますし入場も無料。園内にはたくさんのもみじがあり、夜間はライトアップもされたり、明治の日本家屋のたたずまいをした中山晋平記念館があったりでいろいろ楽しめるところなのです。
さっそくここで撮影した紅葉写真をおみせします。午後になると光が逆光になるのが唯一の欠点ですが。2枚目の写真は滝が写っているのがおわかりになるでしょうか。

話は変わりますが22日にピアノ仲間で小さな発表会をやることになっています。日ごろの練習のモチベーションアップのための発表会ですが、今回私が挑んでいるのはバッハのインベンション1番です。初級者向けの曲ですが左手も伴奏でなく主旋律を弾くという特有の形式です。

2011年11月25日金曜日

プロバンスロゼワインセミナー出席

ボジョレヌーボーの騒ぎがひと段落するとそれを待ちかねていたかのようにさまざまなワインキャンペーンが始まります。
本日は都内のホテルで南フランスのプロバンス地方のワインセミナーが開催されました。別のホテルでは同じ時間帯でイタリアワインのセミナーが開催されていたのですが、プロバンスのほうに出席してみました。
フランスのプロバンスワイン委員会(CIVP)から会長がきてプロバンスロゼワインのプレゼンがありました。
1.ワイン全体の消費量が減少している中でロゼワインの消費量は増加している(すごいことです)。赤ワインの市場を侵食している。(それは知りませんでした)
2.プロバンスでのワインの生産量の88%をロゼが占めている。
3.ロゼワインはアペリテイフにもカクテルにも魚料理にもそして中華料理など世界各国の料理にも合わせられるワイン。(昔から肉は赤、魚は白、といわれていますがロゼならなんにでも合わせられるということです)
4.ライフスタイルが変化し、食事にも速く食べられるもの、冷たいもの、軽めのもの、エスニックものなどが求められるようになってきたがロゼワインはそれにふさわしいワイン。(赤ワインのように栓を抜いてから時間をおかないとおいしくならない、ということはありません)
5.白ワインや赤ワインを正しく評価するためにはかなりの知識が必要だがロゼは純粋に楽しむために飲むことができるワイン。(ロゼワインの場合ワインについてのうんちくを聞かされるということがありません)。
ということでしたが4.や5.は確かにロゼワインには有利な新しいワインの飲み方だと思いました。

その後、白1種類、ロゼ3種類、赤2種類のプロバンスワインの試飲のチャンスがありましたが(写真を添付します)、個性的な味の白と赤と同時に比較するとロゼの味はさっぱりしすぎていてやや単調な気がしました。
プロバンスの乾燥した暑い気候のもとで飲むのにふさわしいのでしょうね。

でもおいしいワインを飲みながらのセミナーは楽しいですね。

2011年11月17日木曜日

リンゴがおいしくなるとアップルパイつくりです

マーケットに真っ赤なりんご「紅玉」がでてくるようになりました。酸味が強くて食用には不向きなのですが、アップルパイには最適なりんごです。
私のレシピは次の通りです。今では目をつぶっていても作れる、とまで熟練となりました。
1.5~6個の紅玉に皮をむいて細長い形に小分けにして煮ます。砂糖はリンゴの重さの4分の1位。30分ほど煮たらレモンの汁とシナモンを加えてパイの中身が完成
2.冷凍のパイシートは解凍し薄く大きく引き伸ばしておきます。
3.パイレックスの皿に薄くバターを塗ってパイシートをのせて焼きます。
4.その間に小麦粉、砂糖、牛乳、卵の黄身、バターを混ぜてカスタードクリームを作っておきます。
5.焼きあがったパイシートの上にカスタードクリームと煮たリンゴをのせます。
6.その上に生のパイシートをのせ卵の黄身を塗り、200度のオープンで約25分焼くと香ばしいアップルパイが完成します。
我が家では私が作る自家製アップルパイと同じく自家製のスイートポテトが家族みなのデザートとなっており2,3日でなくなります。
日曜日夜に作成したものを写真にとってみました。
本日17日(木)はボジョレヌーボー解禁で有楽町ビッグカメラの前では派手に試飲会をやっていました。格別おいしいワインではないですね。
愛宕山にあるチーズ専門店「フェルミエ」では毎月第3木曜日は3000円でチーズ30種類食べ放題という企画をやっていますので参加してきました。
モッツアレラ、リコッタ、サントモール、シャビニヨル、ロビオラ、バノン、ブリアサバラン、カマンベール、クロミエ、モンドール、グランリバロ、オルビル、セージダービー、トムドモンターニュ、アイリッシュウイスキー、ロックフォール、パリミジャーノ、などなど普段食べる機会の少ないものまでよりどりみどりでした。でも一番おいしかったのはなんといってもモンドールとパルミジャーノでしたね。

2011年11月5日土曜日

深まりゆく秋

11月です。夕方5時になるともう真っ暗で焦りますね。それでも今の時期は去りゆく秋の光景を求めて東奔西走(ややオーバーな表現)です。
先週は秋の風物詩すすきの風景を求めて箱根へ行ってみました。夕日に輝くすすきねらいです。
2時に現地に到着してから3時間待ち続けてまさしくねらい通りの光景に巡り合ってきました。
すすきには紅葉のような派手な色合いはありませんが、逆光に照らされると1本1本が黄金色に輝いて圧巻です。
すすきは町のあちこちでも見られるのですが、 これほどの群落はなかなかないものですね。ちょうど穂先もまだ真っすぐに直立していて勢いが感じられます。

2011年10月30日日曜日

空を見上げてみよう

都会で生活しているとついついうつむき加減でビルの谷間を歩いて行きがちですね。でも上を見上げると最近は真っ青な空が大きくひろがっていてたいへん気持がいいですね。とくに夕方4時から5時ごろにかけては燃えるような夕日が水平線近くに移動してきて心躍る光景がひろがっているのにお気づきでしょうか?
空の青色、太陽の赤色、オレンジ色の空、白い雲が織りなす壮大な光景です。

この美しい光景をなんとか写真として切り取りたく先日挑戦してみました。場所は埼玉県寄居を流れる荒川の橋の上。秩父の山々をバックに川面に映る夕日を写しこもうと思ったのです。

真っ暗になるまでの1時間余り橋の上で三脚を構え刻一刻と変化する光に露出を合わせて夢中で撮りまくりました。その作品をご覧ください。
太陽が沈んで周囲が暗くなってからの一瞬空が燃えるような赤色に染まり、川面にそれが映って素晴らしい光景になったのですが、太陽光がないので河原や山が真っ黒になってしまうため写真としては使えません。
この写真のようにほどほどに河原や山のデテイルが映っていることが必要だと判断しこの写真をアップしてみました。いかがでしょうか。

2011年10月22日土曜日

紅葉撮影

十月中旬から11月いっぱいまでは関東地方の各地で紅葉が見ごろとなります。
風景写真撮影を楽しみとしているので時間ができるとどこへ行こうか、悩むことになります。
今年は日光にねらいをつけました。高速道路を利用すれば我が家からは3時間で中禅寺湖到着です。
紅葉撮影のコツは「旬をねらう(紅葉のピークを)」「光線状態をみる(光のない曇天は避ける)」「混雑を避ける(土日は避けたほうがじっくり撮影できる)」「ただ美しい色、カラフルな風景はつまらい(初期のころはこれで満足していましたがね)」あたりでしょうか。

10月14日に竜頭の滝で撮影した写真をUPします。9月の大雨のため今年は水量が多く迫力ありました。激しい川の流れ(音が聞こえてきそうですね)と美しい紅葉の対比をご覧ください。


例年12月の中旬には六本木の富士フォトサロンで「美しい風景写真100人展」という写真展が開催されます。その後は全国を回ります。これはアマチュア80名とプロ20名との競作で風景写真展の最高峰といわれてきたものですが、今年は私が応募した写真が選ばれました。たいへんうれしい限りですね。

2011年10月19日水曜日

判断基準は世につれ

日々裁判所で離婚問題の紛争解決(時には修羅場の場合もありますが)に直面しています。問題の解決にあたってのよりどころとなるのは民法等の法令は勿論ですが、同様の問題についてこれまでの裁判での判例がどうであったか、というのが大きなウエイトを占めています。というのは法令はあくまで原則的なもので個別事情については法令を解釈し判決を下す裁判官の判断に委ねられるからです。
最近判決にみられる判断基準に変化がでてきたな、と感じたケースがあります。
①離婚に際しての財産分与問題での退職金の扱い
退職金については確実に支払われるかどうかは退職時にしかわからないこともあり、退職が近い場合あるいは支払われることがほぼ確実な場合しか財産分与の際の議論のテーブルにのせてこなかったようでしたが、最近はまだ退職まで間がある場合でも現時点で自己都合退職をしたと仮定した場合に支払われるであろう金額を財産分与の対象とするケースが出てきています。将来会社が倒産して退職金が予定通りには出なくなることもあるのですが、その可能性にはおかまいなく離婚時には既に相手方に相当額が支払われてしまうわけです。厳しいですね。
②夫婦関係破綻の認定
裁判で離婚が認められるためには不倫、暴力等の不法行為のほか夫婦関係が既に破たんしていることを認定してもらわねばなりません。そのためには婚姻期間との関係で相当程度の別居期間があることが必要とされてきました。しかしながらその期間も短くなってきているようで3年程度の別居でも破たんしている、と認定されるケースがでてきているようです。
離婚に対する社会のハードルが下がってきているような気がします。

2011年10月7日金曜日

何もしないでいると生活が苦しくなるって・・・・家庭の収支5%の改善が必要

復興増税(所得税13年1月から10年間4%、住民税14年6月から5年間)をめぐる議論が行われていますが、実はこの他にも既に今後国民負担増となるものがいくつか決まっています。
①厚生年金保険料率アップ(17年度まで毎年0.177%引き上げ)
②住民税の負担増(12年6月から年少扶養控除ー子供ひとりにつき年33万円廃止)
③子供手当見直し(年収960万円以上は支給なし)

これらの費用増要素すべてを加味した場合各世帯においてどれくらいの費用増になるのか、という試算が民間の調査機関から発表されました。
40歳以上の夫婦で小学生の子供2人というモデル世帯、世帯主の年収600万円とすると2011年時点にくらべ2013年の手取り額がいくら減るのかということですが、なんと年間14万円、年収の2.78%の減収ということでした。(年収1000万円以上の場合は40万円以上の費用増(年収の4~5%)にもなります。)

さらに今後は社会保障財源の確保のために消費税率が引き上げられる(2010年代半ばまでに段階的に10%まで引き上げられるらしい)とのことでこちらは年15万円もの消費税負担増とのこと。
結局ふたつ合わせて2年後の可処分所得の減少額は29万円、年収の5%近くになるわけです。

これからの家計に必要なことはこれらのマイナスインパクトを上回る収支改善を行うこと、とくにデフレの長期化から当分は収入増には期待できないのでなんとか支出面で5%以上(年間30万円以上)の改善をはかることだと思います。
ポイントとなるのは
教育費(なんとかしたいけどなかなかできないつらさがあります)、
光熱費(この夏の努力を考えれば聖域ではないですね)
電話代(必要性に負けて管理していない人が多い)、
保険代(将来への不安感からかけすぎになっている人が多いようです)
被服費、車の維持費、飲食交際費
あたりでしょうか? でも30万円(月2.5万円)を捻出するのはなかなかたいへん。このあたり日本の景気悪化要因にもなりそうですね。

この夏イタリアアルプスで撮影した朝焼けの写真を添付します。力強い光景ですね。

2011年9月25日日曜日

もう秋景色

夏に戻ったかのような残暑に続いての台風の上陸に振り回されました。
でももう9月の下旬です。都会にいると気がつきませんが周囲の田畑の景色はすっかり秋色にそまっていました。
厚木の近辺で撮影した秋らしい風景をご紹介します。

たわわに実って頭をたれた黄金色の稲とそれを鳥から守るネットやもぐらから守る真っ赤な彼岸花が織りなす美しい日本の田園風景の一こまです。

2011年9月15日木曜日

いつまで続くこの残暑

9月も15日なのに真夏のような残暑が続いています。昨年の記録をみると13日は猛暑だったが14日からは涼しくなったようです。1昨年は9月の3日から涼しくなっていたので今年は異常ですね。
花の美しい写真をアップします。栃木県の山の中に渓流沿いに「しゅうかいどう」が咲き乱れているところがあります。8月下旬から満開になっていました。

もう1枚は夏の旅行の際に滞在した北イタリアのボルツアーノの町でみかけた夾竹桃です。
この花は夏の高温乾燥につよいので日本でもよくみかけますがこれだけ多彩な色の街路樹は見事です。さすがイタリアですね。この町はインスブルグからイタリア各都市に通じる街道の途中にあるのでかってはイタリアに向かうゲーテやモーツアルトも滞在したことがあるようです。周辺はワインの産地なのでおいしいワインが楽しめました。氷河の中から発見された5000年前のミイラが展示されている考古学博物館は必見です。

2011年9月5日月曜日

NHKTV「もしも明日 離婚の危機を迎えたら」を見て

先週の土曜日 夜10時10分から NHKTVで表題の番組(73分)が放映されていた。番組は離婚問題に直面した若い夫婦をめぐるドラマを中心に、離婚経験豊富なゲスト(石田純一や室井佑月など)が火花をちらす、というふれこみであった。
仕事で日々離婚夫婦の問題に深くかかわっていることもあり視聴してみた。
ドラマでは会社の仕事にのめりこんでいた妻が帰宅してみると夫と子供が行方不明、夫がサインした離婚届けが置いてある、ということから始まり、裁判所の離婚調停でのやりとり、久しぶりに面会できた妻と子供とのやりとりがあり、最後は3人が手をつないで浜辺を歩いていく、というなんとなくハッピーエンドを予測させるインパクトのうすいドラマであった。ドラマの合間には 子供の親権をめぐる問題や離活の重要性とくに証拠を掴むことの重要性(探偵社の話)が流されていたが、離婚の現場ではこの部分が一番もめることが多いだけにもう少し掘り下げて紹介してほしかったと思う。
離婚の問題は相手がからむ極めて個人的な事情が多いこと、当人たちも思い出したくない話でもあること、かゲストの発言もいつになく穏やかであった。

親権問題については欧米では共同親権となっているが日本ではまだ単独親権。そのためにいろいろな問題が発生しており、共同親権化にむけて国会で議論が行われているはずだがなかなか進展していない。新しい法務大臣に期待したいところ。もっとも別れた親どうしが離婚後大人にならなければどんな制度にしても問題が残るのでそのあたりを掘り下げてほしかったと思う。
探偵を使っての証拠集めは不倫が原因の場合は重要だけど、離婚原因で一番多い「性格の不一致」の場合は関係ない話ですね。離活としてはそれよりも経済力や家事力をつけることがより重要ですね。

離婚が普通のことになりつつありどんな夫婦にも突然沸き起こる可能性がある時代、マスコミが正面からこの問題を取り上げることが多くなってきたようですが、断片的な知識に終わることが多く、悩んでいる当事者が冷静に判断できるような情報提供ができていない、と思っています。

2011年8月27日土曜日

ドロミーテ旅行記(その3)

山に取り囲まれたコルチナの町は多くの人々で賑わっていた。

どの山々にもロープウエイが動いていて頂上まで楽に登れる。

時間のない我々は1日に3つの山を往復した。写真に赤や黄色に見えるのが2人乗りのロープウエイで、2932mのクリスタロ山頂付近まで一気である。険しいが美しいスイスアルプスに比べ強烈なインパクトある眺めであった。

ホテルのベランダからは朝焼けで赤くなる山肌をゆっくり見ることができた。
真っ青な 朝の空を自在に飛び交う飛行機雲が印象的であった。

ドロミーテ旅行記(その2)

ドロミーテを旅行する場合に起点となるのは西はボルツアーノ、東は冬季オリンピックで有名なコルチナ・ダンペツチオとなる。その他ベネチアやトレントからの日帰りツアーもある。
私はミュンヘン空港でレンタカーをしてボルツアーノまで行き、そこからさらにコルチナまで行くこととした。
ボルツアーノから1時間のところにカレッツア湖がある。ここはドロミーテの岩山群をバックとした静かな湖であるが、太陽の光を受けて湖面の色が緑、青と変化する様がとてつもなく美しい。日本にはない光景であった。
コルチナまでは2つの峠を越える。曲がりくねった峠道のドライブは変化する雄大な風景もあいまって運転好きの身には楽しいものであった。念のため妻には車酔いの薬を用意しておいたが不要であった。急なカーブをまがろうとして突然バスが目の前に現れたり、スリルは満点でしたが。
右の写真はセツラ峠の頂上からこれまで上ってきた道を写したものです。圧倒されるような風景ですね。

ドロミーテ旅行記です(その1)

8月中旬夏休み休暇ということで妻と二人で北イタリアのドロミーテ地方へ行ってきました。今年は正月からTVでのイタリアキャンペーンもあってイタリア各地の観光地が放映されガイドブックにも詳細な案内が載っていますが、どういうわけかドロミーテについては情報が少なくガイドブック探しにも苦労しました。
アルプスの南側地方のことでイタリアにたくさんある世界遺産のうち本土にある唯一の自然遺産であること、太古の時代海底だった地域が隆起しその後の風雨による浸食の結果石灰岩からなる奇岩だらけの3000mの山岳地帯となったもの、だそうです。
まずは圧巻ともいえる山々の写真をどうぞ。目の前に2000mから3000m級のこうした山々がそびえており、かつどれもロープウエイを乗り継いで1時間以内に頂上近くまで上がれるのです。人々は整備された遊歩道での下りのピクニックを楽しんでいました。




2011年8月7日日曜日

景気の動向が不透明になってきました

米国の経済の先行きが不透明になってきました。この波は今後全世界に波及してくるでしょうし、為替の不安定さも加わって世界的な不景気が始まる可能性が大ということです。リスク資産への投資は控えたほうがいいと思います。現在経済成長している新興国とて米国経済が弱体化すれば影響大となるはずです。
さて先週は財産分与問題の勉強会を裁判所内で行いました。私のほうからいろいろなテーマを提供したのですが、その中ではサラリーマン夫婦にとっての関心事大である退職金問題について議論をしてみました。
まだ退職金の支給がされていない段階での離婚協議では将来の退職金は財産分与の対象とできるかどうか、という点です。
結論としては、退職金の支給がほぼ確定的であるならば可能。(特に退職まであと数年の場合)
いろいろな算定方法があるのですが、離婚時点で自己都合退職したとして支給される額をベースとするケースが多いようです。懲戒免職とか会社倒産だと退職金は支給されないのですが、そのあたりをどうみるかは当事者間の協議次第でしょうね。
当然のことながらこれまで築いてきたその他の資産もすべて財産分与の対象となるわけですからシニアになってからの離婚は当事者にとって厳しいものがあるわけです。
それでもシニアの離婚は増え続けているんですよね。

2011年7月30日土曜日

その後の経過

手術を受け退院後2週間経ちました。本日CT検査と主治医の診察を受けてきました。落ちていた体力は回復し、1日1万歩のウオーキングも疲れることなしにできるようになりました。まだ脳の一部に出血らしき跡が残っている模様ですので再手術して完全に取り除くかどうかドクターと話し合ったのですが、特にマヒ等の症状もみられないのでこのまま1カ月後の診察まで様子をみよう、ということになりました。今後は定期的な検査を受けていくことになりますが、ひと安心ですね。
この病気、柱に頭をぶつけただけでも出血して発症する、とか。歳とともに脳みそが小さくなるシニア世代に多い(頭蓋骨との間に血がたまる空間が生じるため)、とかいわれていますがドクターに言わせるときわめてシンプルな病気なのであまりよくわかっていない、のが真相らしい。
脳というと脳梗塞や脳腫瘍が有名ですが、こういうシンプルな病気もあるのだ、ということを今回初めて知ったわけです。

先週は私が所属している風景写真グループ「写団薬師」の定例会でした。テーマは「初夏」ということでしたが7月は撮影に行けなかったので数年前に撮影したもののなかからなんとかセレクションして提出しました。
美ヶ原で撮影したニッコウキスゲの群落を前景とした草原のさわやかな雰囲気のもの1枚と北海道の富良野で撮影した逆光に浮かび上がるルピナスの群生。不気味な雰囲気から題は「宇宙人襲来」としましたが、両方とも入選となりました。今後も写真撮影に力が入ります。


今週は裁判所内の研修会で講師を依頼されてますのでレジメ作成。全国的な写真コンテストの締め切りが2つほどあるので応募に向けた準備などがありますが涼しいので助かります。

2011年7月16日土曜日

人生何が起こるかわかりません

前回のブログで「暑さでバテ気味」と書きました。それから2週間ですが、実は木曜日までなんと1週間も入院していたのです。突然頭蓋骨内に血がたまっている、と診断されそのまま大学病院へ入院。即ちに頭に穴をあけて溜まっていた血液を抜いたわけです。原因は単純で過去に頭をぶつけた(らしい)ことで徐々に血液が頭蓋骨内にたまっていったらしい。本人には全くその記憶もなく前日まで頭痛等の自覚症状もなかったのですが脳のCT画像をみると確かに血の塊が脳みそを圧迫していて左右対称にはなっていなかったのです。そういえば1週間ぐらい前から若干歩行速度が落ちてきていたり、左足を引きずるような歩き方になっていたり、後頭部にコリが発生していたり、と若干の異常はみられていたのですが、暑さによるバテのせいか、と判断していたわけです。昨年11月に専門医でCTチェックをやってもらった時には問題ない、とのお墨付きをもらっていたので安心していたのですがね。入院手術の前日には意識障害がみられた、ということで不審に思った妻が病院に運び込んでくれたので判明したわけで家族さまさまでした。
10分間の部分麻酔手術が終わればあとは安静にしていて退院を待つばかりで暇でした。梅雨明けして猛暑の外界を尻目に完全空調の病室で塩分コントロールされた3食の食事(なんと冷やし中華、ビビンバ、かつ丼、カレーなどまでが提供されてきました。)にありつきましたが6人部屋だったので他人のいびきがうるさかったこと、ベットがやわらかく腰が痛くて眠れなかったこと、PCやインターネットが使えず暇すぎて困ったのが残念。
退院当日さっそくピアノに向かいましたが幸い後遺症もなく弾くことができひと安心。今まで通り料理をすることもできました。TVの料理番組をたくさんみたのでレパートリーが増えたことが怪我の功名といったところでしょうか。
意識障害が起きていたという当日の行動だけは今もって思い出すことができません。松本の病院に入院していた息子を迎えに一人で車を運転して向かったことまでは覚えているのですが、その後どこをどう走って途中で引き返して家まで辿り着いたのかは全く不明。途中まで妻が迎えに行った、とのことですが、恐ろし恐ろし、の話でした
まったく人生何が起きるかわからないですね。元気なうちにやりたいことをやっておいたほうがいい、ということでしょうか。

2011年7月3日日曜日

猛暑・真夏日にバテ気味ですが・・・

急に暑くなって体がついていきません。健康維持のためにできるだけ歩くことにしているのですが、さすがにこれまでのようなスピードでは歩けません。睡眠時間ばかりが増えており、生産性の低下は目を覆うばかりです。
といいながらも仕事は順調にこなしております。
先週は裁判所で離婚をめぐる案件を精力的にこなしました。急に夫から離婚を要求された専業主婦のあわてぶりには同情しますが、復縁不可能な関係であれば次の新しい生活に向けた準備を始めるべきですが、当事者の人間の感情はそう簡単には切り替わらないところが事態を複雑にします。愁嘆場に立ち会っているわけです。
就職のための「就活」、結婚をめざす「婚活」、に加え近年は離婚をスムーズにして次の人生をスタートするための「離活」の重要性がクローズアップされる時代です。
「離活」の第一歩は「経済力」「自立力」の確保です。これは男性側にも女性側にもいえる内容で女性なら当面を暮らしていけるだけの資金力(へそくりでしょうか)や安定した仕事、男性なら家事料理力ですね。
これは何も離婚にむけた準備というよりもシニアなら誰にでもいつかくる(それも突然のことが多い)であろう「おひとりさま」生活への準備でもあるはずですね。
「就活力」「婚活力」「離活力」に加え「終活準備」がいわれています。この場合のキーは「身辺整理」や「エンデイングノート」「遺言作成」でしょうか。

2011年6月19日日曜日

新しい個人向け国債の募集中です

日本はもとより世界的に先行きの見えない不安定な経済状態であるためか、リスク資産への投資が躊躇されているようですが、致し方ないですね。
最近の低金利傾向のためか一時人気のあった個人向け国債も売れなくなりましたが、財務省は新たな金利スキームのもとで個人向け国債の販売を開始しました。
6月に販売中の10年満期の変動国債の初回金利は0.77%ですので元本保証の商品の中では十分に競争力のある商品だと思います。長期間預けておける資金をノーリスク(国債ですのでまったくのノーリスクとはいいがたいのですが)で運用したいのであればお薦めだといえましょう。今は定期預金でこれだけの利率のものはありませんし、余剰資金をお国に預けて運用してもらう発想もいいでしょうね。

町田の版画美術館で開催していた写真展が本日終了しました。駅から遠い会場であったにもかかわらず6日間で500人の来場者がありました。感謝。
2枚出展したうちの1枚を添付します。東秩父で撮影した純白の花ももです。赤い花もも、快晴の青空を背景として堂々の姿に魅了されました。これほどの完璧な状態の花ももを撮影できることはなかなかありません。4x5という大判フルムでの撮影でしたので大きく引き伸ばしても細部まできちんと描写されています。
もう1枚については後日添付します。

2011年6月10日金曜日

日光の花風景

この季節野山にはいっせいに花が咲き乱れています。
日光にはたくさんの滝がありますが中でも竜頭の滝は豊富な水量がダイナミックにながれることから有名です。とくに春のつつじのころと秋の紅葉のころは素晴らしい眺めとなります。
今週竜頭の滝へ行ってきましたのでその時撮影した写真を公開します。両岸に群生している「とうごくみつばつつじ」が満開となり、赤紫色がなんともいえない光景を作り出しています。



中禅寺湖畔にある金谷ホテルの庭には「シロヤシオ」の花が満開となっていました。みつばつつじの赤い色との赤白の競演も見事でした。


来週6月14日(火)から19日(日)まで町田市の版画美術館で写真展を開催します。これは私が所属している写真グループ「写団薬師」が例年この時期に開催しているグループ展で、私は2枚の写真を出展しました。14日には当番で会場におります。美しい風景写真に囲まれていると心がなごみますね

2011年6月2日木曜日

ピアノの発表会に出ました

日曜日29日は激しい雨でしたが、待望のピアノ発表会でした。当初4月10日に予定されていたのですが震災の影響でピアノどころではない、ということになり延期されたものです。
この発表会の参加者は全員60歳以上のシニア。75歳の元気一杯の方もいたりで、ほとんどの人はシニアになってからピアノに夢中になった人たちです。かくいう私も数年前からまったくの素人でスタート。月2回のレッスンを受け、これと決めた1曲をほぼ1年かけてようやく完成にもっていく、という凝り方でやっています。
今回の発表会ではベートーベンのピアノソナタ作品49の1の第一楽章を演奏しました。
楽譜はhttp://yamaha.jp/pianorg/detail/289で最初の部分がみれます。
始めた当初はまったくわけわからなかったのですが、今では指が自然に動くようになるのですから不思議です。この達成感、満足感はこたえられません。
でも練習していくうちに問題点もみえてくるのです。幼少のころからピアノを弾いている人たちは指の骨格や筋肉がピアノ向きになってくるのでしっかりした音がでているのですが私の場合は「音が安定しない」「指のスピードに限界」「音の表情不足」などなど限界がいっぱい見えてきてしまうのです。
「楽しくやれればそれでいい」「いまからプロになるわけではないし・・」とは思うものの奥の深さを痛感しました。
当日の演奏?十分に準備したので完璧な演奏ができるはずだったのにいざ本番になると装飾音のところで指が動かなくなり何回も繰り返すはめに・・ガックリでした。

 

2011年5月25日水曜日

気になるデータ:長期投資の時代は終わったのか?

投資に関してちょっと気になるデータを発見しました。
日本証券経済研究所が発表した「株式投資収益率調査」というものです。東証第一部の全銘柄をある年の平均株価で購入した時の配当込み収益率(年平均の複利)というもの。
たとえば2000年に購入して10年保有した後2010年に売却した場合の収益率は-1.3%。これは10年前に100万円を投資した場合10年後には87万7千円になっていた、ということ。
1990年に購入して20年間保有していたら収益率は-0.6%。100万円が88万7千円に目減りしたというわけ。
至近の3年前にいたってはリーマンショックの影響大でなんとー15.2%。3年前に100万円を投資していたら60万円に大きく目減りしていることになる。
では1980年購入、30年保有していたらとみるとこちらはさすがにバブルの恩恵で収益率はプラス+5.7%で、長期保有の効果大。100万円は527万円と大きく資産を増やすことができた勘定。
株式投資で資産を増やすためには「バイアンドホールド(買って持ち続ける)」ことが重要といわれているが、残念ながらバブル崩壊やリーマンショックのおかげでそうした戦略は過去のものとなってしまったことがデータで裏付けられてしまったことになる。
サラリーマンの長期的な資産形成ファンドとして人気の高いさわかみファンドをみても3年間の収益率はー18%であるのでプロに運用してもらっても資産を増やすことはできなかった、ということか。
今後の経済成長に期待したいところであるが、人口減の日本経済には値上がりのチャンスとともに値下がりのリスクも大きいので株式の長期保有による大きなリターンは期待しがたいということだろうか。
これは東証1部銘柄平均値での分析であるが企業の中には新興国市場の高成長を取り込みながら地道に利益成長を続けている銘柄もあるので、今後投資家はそうした個別銘柄を探して投資していくことになるのであろうか。一般の投資家が株式投資で成功するハードルは高まったといえよう。

2011年5月15日日曜日

心臓弁膜症についてのTV

先日NHKの「ためしてがってん」というTV番組で「ある日突然心臓がとまる」心臓弁膜症のことが放映されていました。
以下は番組のHPからの抜粋ですが弁膜症のことがわかりやすく解説されています。

「弁がときめく?心臓の「ドックンドックン」という音は、弁が閉まるときに出る音だって知っていましたか?」
「弁の異常でおこる心臓弁膜症は、その音にも異常が現われます。つまり、なんと心臓の音が「ドックンドックン」といわなくなってしまうんです。
心臓の弁なんて、ふだん意識することはまずありませんよね。でも、厚さ1mmに満たない弁に
ひとたび異常がおこると、心臓は巨大化し、命の危険にすらさらされます。そして、胸ときめいた
ときの「ドックンドックン」という心臓の音は、「心雑音」と呼ばれる別の音に変わってしまうのです。
弁がなければ、心臓はいくら筋肉が血液を吸い込み押し出そうとしても逆流してしまいます。
つまり、心臓の本質は実は、弁なのです。恐ろしいナゾの心臓病は、この弁の異常が原因だったのです。
弁は長年使うとカルシウムがつき硬くなって開きにくくなるんです。
リスクを高めるのは、動脈硬化、高血圧、脂質異常症、糖尿病、メタボリックシンドローム、喫煙、男性など。さらに高齢もリスクの1つ。誰にでもおこる病気といえます。
根本治療は手術しかありませんが、一度行えば再発もほとんどなく安心して暮らせます。
60歳を超えたら、内科に行ったときに一度は聴診を受けることをお勧めします。
もし心雑音があったら、ぜひ心臓超音波(心エコー)の精密検査を受けるようにしてください。

番組では娯楽性を高めるためか、心臓肥大になる例としての 妊婦やスポーツ選手のことに時間を割いていましたが一般の人にとって重要なのは
 「弁膜症は誰でもなる可能性がある病気で自覚症状がほとんどないので危険なこと」
「健康診断では必ず聴診を行うこと」の2点だと思います。
かくいう私も3年前運よく弁膜症がみつかり(弁膜症と診断された人は運がいい人、といわれているくらい自覚症状がない病気)心臓弁膜症の手術を受けた一人です。(私の友人の間でも既に3名が弁膜症の診断となりました。うち1名はその後心不全を起こして通勤途上に亡くなってしまいました。気をつけましょう)
医者の問診の際には聴診器による検査がありましたがあれは弁膜症の検査だったわけですね。

ところが書店の医療関係のコーナーには病気についての本がたくさん並んでいますが、心臓についての本は狭心症、心筋梗塞などの虚血症心臓病や不整脈の本ばかりのような気がします。
弁膜症というと「リウマチ性弁膜症」といわれたことがあり、子供のころの細菌感染が原因でごく一部の人だけがかかるもの、先進国では抗生物質の普及とともに激減した病気、とされてきた時代がありました。
ところが今では弁膜症手術数はうまぎのぼりに増加しており、榊原記念病院の集計では狭心症や心筋梗塞に対する冠動脈バイパス手術よりもその数が多い、とのことです。

この病気についてもっと皆が注目してもいいようですね。

2011年5月7日土曜日

年代別の資産運用原則

資産運用の方法として時間を味方につけた「積立投資」が好ましいことを先日このブログで紹介しましたが、最近の日経のニュースの中に積立投資を世代別にブレイクダウンした記事をみつけました。すなわち

20代は若いので運用期間を長くとれるのが強みなので少ない金額でもいいのでともかくもコツコツ積立を始める世代。
これまで貯めてこなかった30代は家計を根本から見直して積立を始めることが肝要。この場合の家計の見直しのポイントは家、保険、車、教育費。30代で積立を始められるかどうかで将来のゆとり度が決まってくる。
40代は教育費などあらゆる出費がかさむ世代ではあるが、老後にむけた最後の貯め時。なんとか毎月の積立額を増やすことを考える。妻の就労で賄うことが重要。
50代になったら具体的に老後の資金を試算してみて足りない場合は生活費のカットで対応。リタイア目前のこの世代が値動きの激しい金融商品を買うことは避けるべき。ましてや退職金をあてにした資産運用は考えないこと。


ここで紹介された原則はきわめて一般的なものですが、FPアドバイスとしても示唆に富むものだと思いました。

我が家のGWは子どもたち(といってももう十分に成人なのですが)2人それぞれが米国公認会計士受験、日本の司法試験受験に忙殺されていたため糸が張り詰めたような日々でした。
気分が爽快となる新緑の写真を添付します。

2011年5月1日日曜日

サラリーマンが病気になったら

サラリーマンの場合給与を受け取りつつ休みを取れる有給休暇制度がありますが、今日は大きな病気やケガで長期の休暇が必要となった場合の救済の制度の話です。
有給休暇を使い果たしてしまうと欠勤扱いとなるため給与が大幅に減額となったり、場合によっては会社からの給与支給がなくなってしまいます。

このような場合に健康保険から支給されるのが「傷病手当金」です。健康保険の被保険者(扶養家族は対象外です。念のため)が病気やケガのために働くことができず、勤務先から給与を受けられない場合、連続した欠勤3日間の待期後4日目以降から最長1年6カ月にわたり、標準報酬日額(4,5,6月の平均給与に近い金額から算出される)の3分の2に相当する額の傷病手当金が支給されるのです。なお国民健康保険ではそのような給付はありません。
傷病手当金では社会保険料は差し引かれますが所得税・住民税は非課税なため実質の手取り金額でみると月次給与との差はそう大きくはありません

そのうえ健康保険には高額療養費制度があり、おおざっぱにいえば普通の所得者であればほぼ月額8万円を超える医療費の支払いは発生しません。

不安の時代を反映してか最近のTVや新聞には医療保険への勧誘をすすめる広告が目立つようです。保険に加入することで安心を得るのは結構なのですが、反面毎月相当な額の保険料が発生するわけです。
FPの立場からいえばその金額は使途に色のつかない貯金として積み立てておいたほうが有効なような気がします。

2011年4月22日金曜日

ワインとチーズのイベント開催中

今週はワインとチーズ好きにはたまらないイベントが開催されています。
新宿伊勢丹の本館催事場では「大フランス展」が開催されています。(25日まで)フランス製のさまざまな物産が集められていますが、圧巻はやはりワイン。どれも試飲大歓迎ですのでちびりちびりしながらインポーターさんたちと感想を述べ合うのは楽しいもの。
例年に比べ1000円から2000円台のワインが多いようでお買い得品をさがすのが楽しみでした。私が今回選んだのはロワールの白ワイン。ソービニオンブランの軽い酸味にシャルドネの甘みが加わってすっきりしたなかに上品な味がして2100円はお買い得だと思いました。
ワインの他にもチーズやケーキ、オリーブオイルや前菜になりそうなおいしそうなものがたくさん出品されていました。
東京駅の大丸11階では「世界のワインとチーズ展」が開催されています。こちらも世界中からのワインが集められていて試飲ができます。(26日まで)今年はドイツやオーストリア、ハワイなどからの珍しいビールもでていました。ここではオランダのチーズを購入しました。いろいろ試食させてくれるのですが、比べてみると酪農王国オランダチーズの濃厚な味が抜きんでているような気がしました。

2011年4月17日日曜日

血圧を劇的に下げることに成功しました

3月末にかかりつけの心臓の主治医から朝の血圧(130台)を下げるように指示がでました。
タイミングよくNHK TVで「夜間高血圧」のことが放映され、起床時の血圧管理の重要性に脚光があびるようになりました。
ネットで調べてみると「早朝高血圧」ともいわれ、http://kouketsuatsu.kenkou117navi.com/140/ あたりにわかりやすい解説がされています。
もはや昼間の血圧値だけでは安心できないようです。
そこで私としてもおとなしく医師の忠告に従うこととし、まずてはじめにこれまで2年間服用していた降圧剤の量を倍にしてみました。でもさほど効果はありませんでした。
そこで医師は処方する降圧剤を変えてきました。するとなんと飲んだ翌日から起床直後の血圧値がそれまでの「125/80」から「100/60」という主治医が理想とするレベルに劇的に変化したのです。ちょっと信じられないような話ですが、その日以降血圧は100台をキープしています。
降圧には効果あったものの他の部分(たとえば肝臓とか)に副作用がでないかちょっと心配ですね。

先週は桜が満開でした。わが町の桜は有名で多くのひとたちが見物にきます。駅前で撮影した満開の桜の様子をupします。ビルの谷間を埋め尽くす様子をご覧ください。

2011年4月9日土曜日

相続税改正はどうなったのでしょうか?

震災復興のために巨額のお金が必要となります。臨時増税の話もでているようですがまだ時間がかかりそうです。
実は震災が起きる前から国会で審議されていた増税法案の中に「相続税改正」がありました。
相続税についてはこれまではかなりの非課税枠があったために普通のサラリーマンが親から財産を相続してもほとんどの場合は相続税の支払いは発生していなかったのです。(税金支払いとなるのは一部富裕層、全体の5%程度といわれています)

ところが現在国会で審議中の改正案の中には次の項目改正が盛り込まれています。(いつもの年ならば年度末に話題になっていたでしょうが)
 ①基礎控除額の引き下げ(相続人が3人いると従来は相続財産8千万以内は非課税だったのが今度は4800万円以内となるのでそれを超える分は課税対象となる。) 
 ②相続税率の見直し
 ③死亡保険金における非課税対象者の絞り込み(従来は相続人が3人いれば保険金1500万円までは非課税扱いとなったが今後これが限定的なものとなる。)

それぞれの項目についての影響をみると
①は相続人が多いほど増税になる
②は一次相続と二次相続を合わせて相続を考慮しないと増税になる可能性
③同居相続人は少ない場合影響が大きくなる

いずれにせよ今後は相続税増税の路線は動かないと思われるので、節税(生前贈与、所得分散、収益性の低い不動産の処分など)や納税用資金の手当をじっくり検討していく必要がありそうですね
 

2011年4月2日土曜日

春らしい写真を

4月です。ようやく暖かくなってきましたね。近所の生産緑地に大規模な桃畑があって例年3月中旬には満開になるのですが今年は少し遅れて今が盛りです。
染井吉野はまだ2分咲きといったところですが、桃畑の大島桜は満開です。

いささか絵葉書的な写真ですが、ご覧ください。春の青空に満開の桜と桃。桃源郷の風景ですね。



2011年3月31日木曜日

地元の里山を撮影した写真展

横浜の地元に「ふるさと村」という里山が残っている。今日はこの里山をテーマとして写真を撮っている写真家の麻生さんの写真展へ行ってみた。
今の季節のふるさと村はまだ冬の枯れた風景がひろがっているが、小川の流れる休み茶屋の中でその写真展は開催されていた。節電のため薄暗い館内であり、鑑賞者は私ひとりであったが展示されている十数枚の写真はどれもなにげない里山の風景の一こまを作者の繊細な詩心あふれるカメラアイで切り取った落ち着いたもので鑑賞していると心がなごむものであった。
私も同じように風景写真を撮っているが、そうかこういう撮り方もあるのか、と大いに刺激を受けた次第。
そう何もハデな被写体だけが写真ではないですね。
彼のブログにはその一部が紹介されています。
http://masaru86.cocolog-nifty.com/masaru_asos_photo/

2011年3月28日月曜日

震災義援金と税金の関係ーよく調べてみよう

震災に遭った人々への応援として義援金の募集が活発化しています。何もできないけどせめて被災者への義援金だけでも応じてあげたい、という気持ちのかたは多いと思います。ちょっとまってください。個人が寄付をする場合じょうずにやれば節税になる場合があることをご存知でしょうか?

1.所得税:国の機関や地方公共団体、あるいは認定されたNPO法人や特定公益増進法人(日本赤十字や新聞・放送等の報道機関、中央共同募金会など)へ個人が直接寄付(この場合「特定寄付金」といいます)した場合は、寄付した金額の合計から2千円を引いた額が寄付者の年間所得から控除されます。控除できる寄付金はその年の年間所得の40%相当額が限度です。すなわち寄付した分所得がなかったものとして計算されるのです。そして所得金額によっては低い税率が適用される場合があるので節税効果が生じる、というわけです。

2.住民税:一定の限度(5千円)以上の寄付金について住民税からの税額控除が可能となります。こちらは税額そのものから寄付した額を差し引いてくれるのです。支払う税金を少なくすることができます。こちらは総所得金額の30%までが限度。
さらに地方公共団体に対して寄付した場合には「ふるさと納税」制度によってさらに控除される税額を大きくすることができます。

1.も2.も考え方としては寄付した額に応じた税金分を削減してあげようということです。税金というかたちで国や地方に支払ってそれを予算という形で配分する(この場合どこに配分されるのかはわかりませんね)のではなく寄付というかたちをとることで納税者みずからが相手先を決定できるわけです。

ただし当然のことですがこの寄付金控除を受けるためには指定された団体・組織が発行する領収書や振り込み依頼書を確定申告書に添付することが必要となります。
ですから相手を吟味しないで衝動的に寄付をしてしまうと節税は不可能となります。通常普通のNPO法人や民間組織が募集している寄付はこの対象となりません。しかしながら今回の義援金に関しては税務署が認めれば寄付金控除の対象となるようですので義援金を出すにあたっては確認してみたほうがいいでしょう。国税庁のホームページをご参照ください。http://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/data/h23/jishin/gienkin/index.htm
義援金を出すにあたってはこうした税制面のことまで考えてより有効な方法を選択してみてください。
なおこのほかに個人が行う寄付行為に対しては相続税面での優遇制度や法人の場合には法人税面での優遇制度も用意されています。



 

2011年3月25日金曜日

トホホ!血圧をさらに下げるようにいわれました

3年前に心臓弁膜症と診断され心臓手術を受けました。人工弁でもなく生体弁でもなく壊れた自分のを修復する形成術という手術で幸いその後弁のもれはなく後遺症もまったくありません。
心臓を強化する薬と降圧剤を毎日服用し毎月1度主治医の診断を受けています。
塩分とアルコールを控え、できるだけ歩き運動をするという節制した生活の効果か血圧は110/70と低位安定(手術前は高血圧領域の140/90だった)で年齢の割には低い、と安心していました。
このレベルなら一般的には正常といわれています。
ところが主治医の加瀬川先生(弁膜症手術の名医といわれています)が最近になって警告をしてきました。
すなわち、日常の昼間血圧値が低くても安心してはいけない。血圧は早朝の起きがけが一番高いので、心臓に対するリスクもそれだけ高くなる。特に弁形成をした場合血圧の高さは弁が再び破壊されることにもなり再手術となる可能性が高い、というのです。
これまでは起きがけは朝食の支度やなんやらで忙しいので一段落した1時間後ぐらいに血圧測定をしていました。あわてて起きがけに測定するようにしたところ、なんと140/90近くなっているのです。
さあたいへん。早朝血圧を100/70に下げる必要がでてきました。降圧剤(オルメテック錠)を倍に増やしましたが、これ以上の食事療法は無理です。無塩の食事、完全禁酒ではもう人生の楽しみがなくなります。
いったいどうすればさらに血圧を下げることができるのでしょうかね?

2011年3月17日木曜日

つみたて投資

この1週間。悲しさと不安の毎日でしたね。
政治の混迷に加え自然災害、エネルギーインフラへの不安定要素が加わることで今後は個人個人のリスクマネジメントが重要になってくるような気がします。
資産に関するリスクマネジメントに関して最近参考になる本が出版されましたのでご紹介しましょう。
本のタイトルは「半値になっても儲かるつみたて投資」著者は星野泰平さん
内容はいわゆる投資の世界でいうドルコスト平均法のことですが、一括投資による投資法と比較してそのメリットをわかりやすく具体的に述べています。

①「値下がり安心」効果。相場がどんなに下がっても安心していられること。下がったときは安くたくさん購入できるのでその後の相場回復時に大きなメリットが期待できる。
②「スピード回復」効果。一時的に損をしても素早く回復することが可能。
③「リバウンド」効果。たとえ下がってもその後に戻ればリターンが得られること
④「ストレス抑制」効果。相場の上下に一喜一憂しなくていられる。素人投資家にとってこれは重要。
⑤「タイミングフリー」効果。いつ始めてもいい。相場の安値、高値に関係ない。これも重要。
⑥「プロセス」効果。始値、終値でなく途中の変動によって利益がでるしくみ。
⑦「継続」効果。時間を味方にする。続けることにメリットあり。
⑧「予測不能」効果。変動することが意味ある世界なので相場の予測に悩む必要がない

ということでリスク分散効果もあり相場がどう動いても安心していられるので素人である一般の人が行う投資のやりかたとしては極めてお勧めということ。これだけメリットがある利殖法であるにもかかわらず、これまで広まってこなかったのはつみたて投資は証券会社にとって手数料面であまりメリットがなかったこと、一括投資に比べ投資のだいご味に欠けることであろう。

つみたて投資は少額から始められる投資であり、長期的に値上がりが期待できる商品さえ選べば資産形成の手段としてぜひ推薦していきたいものである。

2011年2月26日土曜日

春まじか

昨日は春一番が吹いて昼間は暖かかったですね。1週間ほど前に雪が降ったことを忘れそうです
冬も終わりに近そうなので季節はずれにならないうちに今年撮影した冬らしい写真をお見せしましょう。
最初は東京に関東地方に大雪が降った日の朝、近所の梅林の雪景色です。雪に覆われて白くなった畑と雪をかぶった木立をバックに白梅と紅梅を撮影したもの。なかなか風情ある光景でした。
次は長野県の渓谷での一こま。渓流の激しい流れをバックにあやしく光るつららです。このつらら午後には消えて無くなりました。動と静の対比です。
最後は秩父の山奥、足元の水たまりでみつけた不思議な光景。まるで等高線のような氷紋が美しくて撮影しました。
冬の撮影はカメラも冷たくなるし、指先が凍傷になりそうです。でも日常見られない思いもかけない美しい風景に巡り合える可能性もあり、なかなか捨てがたいものです。


2011年2月21日月曜日

離婚に関する講演会

先週16日夜は溝の口にある高津区の市民館会議室で「FPが知っておくべき離婚のあれこれ」というテーマで講演をしました。所属しているFP仲間の勉強会でしたが、テーマに引かれたのか他のFPグループからも飛び入りの参加者があり全部で27名の参加でした。当日は2時間の講演でしたが以下の内容を話しました。
1.離婚カップルはどれくらいいるの?(統計からみる実態)
2.離婚するにはどうすればいいのか?(離婚の手続き)
3.法律で認められる離婚原因とは?(裁判で認められる離婚例)
4.破たんの原因は?決して他人事ではない世界(今や離婚は特殊な人たちの問題ではない)
5.離婚にあたって取りきめておくべきこと/知っておくべきこと(あとあと後悔しない離婚のしかた、養育費の相場)
6.「離活」のすすめ(離婚するにも戦略と準備が必要)
終了後は出席者のみなさんと居酒屋で懇親会でしたがふだんなかなかこの手の話を聞くチャンスがないせいか異口同音に「目からうろこ」の発言がありました。
パワーポイントでプレゼンした私としても日頃実務でやっていることをまとめてみたことでたいへん勉強になったような気がします。

2011年2月12日土曜日

雪の朝

今朝は5時半に起床。というのは近所の畑の梅林が満開なので雪と梅を組み合わせた写真を撮影しようと前から狙っていたのでさっそく実行。白梅の林の中に1本だけ紅梅があり背景の林には雪の造形模様。ちょうど一瞬だけ朝日が紅梅の部分に当たり、というわけで狙い通りの写真が撮れました。周囲の木には霧氷がつき、朝日にきらきら輝いてきれいでしたね。早起きは三文の得。
午後はFP協会の研修会を受講するために東神奈川にある神奈川公会堂へ。
本日のテーマは不動産投資
前半は株式会社ハート財産パートナーズの林社長による「不動産業界の最新動向」で、内容は「不動産バブルは再び来るのか」という話。
最近の金融機関の貸出姿勢の変化をみると十分その可能性がでてきており、バブルのテーマとして考えられるのは「チャイナマネー」中国人による日本の不動産投資の活発化であり、その時期は4年後の平成27年頃とのこと。
今後の不動産投資として有望なのは従来のワンルームマンション投資に代わり高齢者向けの「シェアハウス」建設であるということで講演をしめくくった。
後半はREITアナリストの山崎成人氏によるREITの解説。REITは不動産投資というよりも債券投資に近く、ミドルリスクミドルリターンの商品であるが、日本ではまだ市場も資産運用側も未成熟であり、銘柄判断の難しさもあって生半可な知識では役立たないのが現状である、とのことであった。
不動産投資に関しては日ごろ情報も少ないので本日の両名の講演は参考になった。
もっとも今の経済情勢で不動産投資をしようとする人は少ないでしょうし、FP相談会でのテーマとはなりうにくいとは思いますが。
というわけで今日は1日を目いっぱい使った感じでした。

2011年2月11日金曜日

16日には離婚問題についての講演をします

明日からは三連休ですが大雪の情報も。スーパーの店頭では早々と雪かきスコップが陳列されていました。
さて来週16日は所属するファイナンシャルプランナーのスタデイグループ内の定例勉強会で講師をすることになっています。テーマは以下の案内文の通りですが、昨日ようやくプレゼン用のパワーポイント25枚が完成しました。
内容としては離婚件数の推移の解説からスタートし、離婚の手続き、法的に認められる離婚原因、離婚に際して決めておくべきこと、「離活」の重要性などで2時間。できるだけ具体例を交えて話すつもりにしています。
以下会員向けの案内文です。

寒い日が続きますが、会員の皆様お元気ですか

さて、本年第2回目のFPSG川崎の定例会のご案内です。
是非ご参加下さい。
■ 日時 2011年2月16日(水) 19:00~21:00
■ 場所 高津市民館 第4会議室(溝の口駅前 丸井のビル11階)
■ セミナータイトル
 「FPが知っておくべき離婚問題」
■ 講師  FPSG川崎 正会員  久保田 正晶 氏
*セミナー概要 ~久保田氏から~
婚姻するカップルのうち3組に1組が離婚する時代だといわれています。
通常我々FPがコンサルテイングの対象としている世界は、
夫婦円満で人生設計をしていくことが前提となっていますが、
離婚によるライフプランも考察する必要があります。
今回は離婚に関わるさまざまな問題について
FPの立場からの報告を行ってみたいと思います。
■ 懇親会 勉強会終了後 懇親会開催(自由参加)
     会場 「囲(カコイ)」 (溝の口駅 マルエツ前)
  ※久保田氏も懇親会に参加されます。
   直接お話しが聞ける絶好の機会です。

▼▼▼▼▼ お申込み方法 ▼▼▼▼▼

★★ 出席ご希望の正会員の方は ★★
返信メールの「件名」に【出席 お名前】を入れて
下記事務局アドレス宛てにご返信ください。
----------------------------------------------------
*ビジター参加費は1000円です。

次は冬らしい写真を添付します。
埼玉県秩父の奥、秩父から1時間ばかりのことろに三十槌(みそつち)という場所があります
ここでは真冬の寒い時期になると岩からしみ出る清水が凍りついて巨大なつららとなって出現します。なかなか見ごたえある光景で、とくに夜間ライトアップされた姿は迫力です
ご覧あれ。

2011年1月30日日曜日

今年の経済見通し

エジプトの政治的混乱が世界経済の不安要因となっていますが、当面は局地的なものにとどまるであろうという楽観的な見通しで今年の経済状況は考えてみたいと思います。
注目すべきレポートを発見しました。
1.2010年冬のボーナスの手取り額が09年冬より「増えた」というひとが「減った」という人を3年ぶりに上回った。(損保ジャパンDIY生命保険調査)
2.2010年に首都圏で発売されたマンション戸数が前年比22.4%増。前年より増えたのは04年以来6年ぶり。発売減に歯止めがかかった。30代後半の「団塊ジュニア」世代が積極的に購入している。(不動産経済研究所)
3.米国では迅速なるリストラと労働生産性の向上により企業収益は過去ピークまでの鋭角回復を見せている。米国では過去2年間で850万人という戦後最大の雇用が失われたが、これは需要低下の結果というよりビジネスモデル変革によるものであるため好調な企業収益につながっている。世界経済回復と(ドル高進行による)円安転換は日本株式にとっても二重の追い風となる。(武者リサーチ)
4.今年は2012年秋の米国大統領選挙に向け積極的な景気対策がとられるのでNYCダウは力強い上昇を開始する。1943年以降大統領選挙の前年にダウが値下がりしたことは一度もない。(ストックアンドフロー浅井社長)

一般的に年明けには強気な(先行き明るい)経済見通しが横行するものですが、これまで悲観的な話題が多かっただけに個々の経済ニュースには注目していく必要がありそうですね。
新聞をにぎわしている政局がらみのニュースにばかり目を奪われないように注意しましょう。

2011年1月23日日曜日

塩豆腐に夢中。菜の花畑の夕日。

料理の話題。「塩豆腐」なるものがTVで紹介されていた。豆腐の両面に軽く塩をふってペーパーでくるみ24時間おいておくだけのもの。塩の効果で豆腐の水分が飛びチーズ(モッツアレラ)のような味になるという。さっそく試してみた。
一晩冷蔵庫に置いた豆腐をオリーブオイルとわさびで食べてみた。たしかに「うまい」。水っぽい豆腐でなく濃厚なしっかりとした大豆の味。塩をふっただけなのに甘みもある。
しっかりとした豆腐の味が楽しめるので豆腐料理のレパートリーが増えそう。さっそく本日も豆腐を買ってきました。
本日はアップルパイとパウンドケーキも作成。リンゴの紅玉がそろそろシーズンオフになるので今年最後のパイ作り。昨年秋からもう何回作ったことやら。リンゴを煮る。カスタードクリームを作成する。パイシートを伸ばして焼く。最後にあんを詰めて形を作り、焼きあげる。というこの2時間の作業も手慣れたもの。4個の紅玉から2つのアップルパイを作り上げたのですが、毎回家族に好評ですぐなくなってしまうので私の食べる余地もないのですが大満足。
次はカスタードクリームに使った卵から白味が大量に残るのでパウンドケーキ作り。粉と卵、バター、砂糖、白味から作った卵白を混ぜ合わせたものにリキュールにつけておいた干しブドウをまぜれば生地ができあがり。それをオープンで30分も焼けば香ばしいパウンドケーキが完成。
てなわけで日曜日はお菓子つくりと家族の食事つくりの1日でした。
二宮の駅前に「吾妻山公園」という小高い山があって公園となっている。山頂からは富士山を正面にみて箱根の山並み、相模湾沿岸が一望できる。毎年この時期になると山頂にある菜の花畑が満開となる。箱根の外輪山に沈む赤い夕日と黄色い菜の花を撮影すべく夕方にでかけてみた。
雄大で気持のいい公園の閉門時間5時まで粘って撮影した写真を添付します。なかなか夕日の赤みの色がでなくてようやく成功した1枚でした。 

2011年1月16日日曜日

1年の計は元旦にあり

1月も半ば、まごまごしてはいられないので遅ればせながら今年の目標をたてました。
仕事:横浜市の国際交流ラウンジのほうは3月末で終了します。地域に住む人たちとワイワイやりながらラウンジのバックオフィス業務をやるのは楽しいのですが、裁判所の仕事が増えてきたこともあって仕事の重点を市民のみなさんの紛争解決のほうへ移します。
FP業務については来月溝口でセミナー講師をやることになっています。テーマは「離婚問題」。誰にでも関係ありそうなのに以外と知らない離婚問題に迫ります。
市民向けのFP相談会での相談員や昨年実施したFPのみなさん向けのセミナー講師もやる予定。
仕事以外では、4月にピアノの発表会が予定されています。ベートーベンの19番ソナタを弾くことにしていて現在半年かけての猛練習中。
写真については昨年3回もやった写真展は今年は6月に町田市で予定されているのみです。仕事の合間にはできるだけ撮影に行こうと思っていますが、今年は朝の光を利用した早朝撮影に取り組むつもり。昨年使用したフィルムは35mmが58本、4x5の大判が40コマでしたので今年もフィルム代現像代がかかりそう。高速道路料金が上限2千円になるのを期待。
家では毎日の弁当と土、日の夕食の料理担当ですが、新しいメニューにも取り組むことにしたい。
本日はさっそく「カジキマグロのチーズパン粉焼き」に挑戦。簡単なわりにはチーズの濃厚さがきわだつ美味でした。(自画自賛)
興味の世界を広げ語学力アップのための海外旅行には2~3回ぐらいは行きたいと思っていますが、さてどうなるやらですね。
なにはなくとも健康維持が重要ですが、今年も毎週のスポーツクラブ通いと通勤時のウオーキング、アルコール抑制(飲まないのではなく抑え気味、ということ)、血圧維持(昼間の110/70)には心がけたいですね。

2011年1月9日日曜日

南仏の正月風景

「あけおめ」といってももう9日。実は年末から年始にかけてカンヌとニースへ行っていました。家族の休みの関係からこの時期の旅行となったわけですが、今回の旅行は86歳の家内の母が同行。彼女の体力を考慮して比較的暖かい南仏を選んだわけです。
今回の旅の目玉はカンヌの5つ星ホテル「MARIENZ」のオーシャンビュールームでの宿泊です。
海沿いにある高級ホテルということでしたが行ってみてさすがの感あり。乗り付けた車(普通のレンタカーでしたので気が引けましたが)はそのまままドアボーイがケアしてくれ外出時には玄関までもってきてくれる。部屋の広さは申し分なし。じゅうたんの厚さもあってゆったり感抜群。防音もしっかり。窓は機械式のブラインドがおりてくるので昼間でも暗くなるしプライバシー保護も十分、床暖房のきいた洗面所はトイレとは別室となっており、シンクは2つなので同室の人への遠慮は不要。バスタブとシャワーは別々になっているので体を洗った後お湯にゆったりとつかることが可能。海の見えるプールは温水でいつでも水泳可能。朝食ブッフェの品数は驚くほど豊富(これまで宿泊した4つ星ホテルの比ではなかった)。レストランで薦められたワインは味、香りとも申し分なし。(そのわりには値段は格別高くなかった。)なによりもホテル全体のスタッフがきびきびしているのが印象的でした。
わが家族の旅行は足の悪い義母のことを考えて常にレストラン、エレベーター完備で一流といわれる4つ星ホテルを使ってきたのですが、このホテルはそうしたホテルよりもさすがにすべてにおいて格が上であるという気がしました。オフシーズン価格だったのでお買い得だったのですがこれほどまでの完璧さとには驚き。もちろん同行した家人は大喜び。(次回以降のホテル選びがたいへんそうです)
調べてみると世界のリーデイングホテルの1つであって、カンヌ映画祭のときは有名人の宿泊処であるようです。館内にはレストランは2つあってミッシェラン4つ星のレストランもあったのですがさすがに家族4人で10万円のDINNERというわけにはいかないのでこちらはパスしました。
新年1月1日の午前0時になるとフランス各地では花火が打ち上げられます。ライトアップされたカンヌの古城(右下あたり)と花火の饗宴の写真を添付します。赤、緑、黄色の花火の光が海に写ってきれいでした。(フランスの花火は日本のような大仕掛けのはないかわりに色がカラフルでした)私は外に出て海沿いの公園から写真撮影でしたが家族は部屋から眺めていたようです。花火の撮影は構図、花火の色、形、露出、シャッターのタイミングなどむずかしいものがあるのですが、まあまあ形よい(流れずに丸く映すことが重要)はなやかな花火が撮影できました。

カンヌの後はニースへ移動。定宿の海沿いのMERIDIENホテルに宿泊(ここは4つ星ホテルですが、さすがにMARIENZの後となるとギャップにびっくり。隣室の音に悩まされました)。毎朝6時に起きて海岸沿いを1時間のウオーキングをしましたが、ここで撮影した地中海の新年の朝焼けをご覧ください。写真では臨場感がないのですが実に神々しい光景でした。1週間の旅行中朝焼けに立ち会えたのはこの日だけでした。