2011年9月25日日曜日

もう秋景色

夏に戻ったかのような残暑に続いての台風の上陸に振り回されました。
でももう9月の下旬です。都会にいると気がつきませんが周囲の田畑の景色はすっかり秋色にそまっていました。
厚木の近辺で撮影した秋らしい風景をご紹介します。

たわわに実って頭をたれた黄金色の稲とそれを鳥から守るネットやもぐらから守る真っ赤な彼岸花が織りなす美しい日本の田園風景の一こまです。

2011年9月15日木曜日

いつまで続くこの残暑

9月も15日なのに真夏のような残暑が続いています。昨年の記録をみると13日は猛暑だったが14日からは涼しくなったようです。1昨年は9月の3日から涼しくなっていたので今年は異常ですね。
花の美しい写真をアップします。栃木県の山の中に渓流沿いに「しゅうかいどう」が咲き乱れているところがあります。8月下旬から満開になっていました。

もう1枚は夏の旅行の際に滞在した北イタリアのボルツアーノの町でみかけた夾竹桃です。
この花は夏の高温乾燥につよいので日本でもよくみかけますがこれだけ多彩な色の街路樹は見事です。さすがイタリアですね。この町はインスブルグからイタリア各都市に通じる街道の途中にあるのでかってはイタリアに向かうゲーテやモーツアルトも滞在したことがあるようです。周辺はワインの産地なのでおいしいワインが楽しめました。氷河の中から発見された5000年前のミイラが展示されている考古学博物館は必見です。

2011年9月5日月曜日

NHKTV「もしも明日 離婚の危機を迎えたら」を見て

先週の土曜日 夜10時10分から NHKTVで表題の番組(73分)が放映されていた。番組は離婚問題に直面した若い夫婦をめぐるドラマを中心に、離婚経験豊富なゲスト(石田純一や室井佑月など)が火花をちらす、というふれこみであった。
仕事で日々離婚夫婦の問題に深くかかわっていることもあり視聴してみた。
ドラマでは会社の仕事にのめりこんでいた妻が帰宅してみると夫と子供が行方不明、夫がサインした離婚届けが置いてある、ということから始まり、裁判所の離婚調停でのやりとり、久しぶりに面会できた妻と子供とのやりとりがあり、最後は3人が手をつないで浜辺を歩いていく、というなんとなくハッピーエンドを予測させるインパクトのうすいドラマであった。ドラマの合間には 子供の親権をめぐる問題や離活の重要性とくに証拠を掴むことの重要性(探偵社の話)が流されていたが、離婚の現場ではこの部分が一番もめることが多いだけにもう少し掘り下げて紹介してほしかったと思う。
離婚の問題は相手がからむ極めて個人的な事情が多いこと、当人たちも思い出したくない話でもあること、かゲストの発言もいつになく穏やかであった。

親権問題については欧米では共同親権となっているが日本ではまだ単独親権。そのためにいろいろな問題が発生しており、共同親権化にむけて国会で議論が行われているはずだがなかなか進展していない。新しい法務大臣に期待したいところ。もっとも別れた親どうしが離婚後大人にならなければどんな制度にしても問題が残るのでそのあたりを掘り下げてほしかったと思う。
探偵を使っての証拠集めは不倫が原因の場合は重要だけど、離婚原因で一番多い「性格の不一致」の場合は関係ない話ですね。離活としてはそれよりも経済力や家事力をつけることがより重要ですね。

離婚が普通のことになりつつありどんな夫婦にも突然沸き起こる可能性がある時代、マスコミが正面からこの問題を取り上げることが多くなってきたようですが、断片的な知識に終わることが多く、悩んでいる当事者が冷静に判断できるような情報提供ができていない、と思っています。