2013年2月24日日曜日

人前結婚式に驚き

本日は義兄の二女(26歳)の結婚式に参列。
場所はつくばにある白亜の一軒家レストラン。定刻にチャペルに親族、友人たちが参集したところで「人前結婚式」が始まった。
「神前式」かと思いきや「人前式」。新郎と新婦がそれぞれ誓いのことばを述べあった後、参列者一同が結婚に同意する意味のクラッカーを景気よく鳴らして式終了。
神様に誓うのではなく仲間に誓う、という趣向。
その後はパーテイ会場に移っての披露宴でしたが、ここでも驚きの連続。
乾杯の後のケーキカットでは、新郎新婦それぞれがカットしたケーキを相手の口に入れ食べさせる。
次には両家の親が呼ばれてカットしたケーキをこれまた新郎新婦から食べさせてもらう場面。
まだメインの食事が始まってないのにもうケーキ?おまけにケーキのクリームで洋服をよごしやしないかハラハラしました。
その後は格別の来賓祝辞もなく、やたらに写真タイム。そういまどきの若者は各自が携帯カメラやスマホカメラを持っているので新郎新婦の周りに集まってとにかく写真を撮りまくる場面が続く。
スクリーンにビデオが映されそこでは次々に友人たちが登場し祝いの言葉を述べていた。これも現代風か。
もっとも新郎新婦は1年前に入籍を済ませており、新婦の誕生日に合わせて本日の式となったとのこと。順番なんて関係ない、ということ。
そういえば新郎新婦の紹介も最初の受付時にもらったパンフの中にすでに誕生日、趣味、血液型、新家庭への抱負などが書かれてあり、わかりやすい。
花束贈呈の場面があっててっきり両親への贈呈かと思いきや、この結婚式をプロデユースしてくれたブライダルコンサルタントへの感謝の花束でした。
私は車の運転手だったのでひたすらノンアルコールビールを飲み続けておりました。
当日の写真は1週間後にネットに掲載されるのでダウンロードしてみてください、と暗号番号を渡されました。
終始今風の結婚式でした。
でも案内状には 「XX家 OO家」という古風なタイトルになっていたのがちょっと不思議。


2013年2月11日月曜日

海外旅行先で医者にかかる場合の注意事項

日本ならどの病院へ行っても保険がきくし、すぐに処置を開始してくれますが、海外では必ずしもそう簡単ではないようです。

海外の医療機関の場合、国立、公立以外はサービス産業として経営されているところが多いためまずデポジットまたはクレジットカードの提供を要求されます。
私立病院の場合、救急車で運ばれてもデポジットを払わないと治療を開始してくれませんし、病院はまず保険会社と保険の状況についての会話を開始してから、という場合もあります。
この点は日本の医療制度からみると考えられないことですが、海外では治療前にお金の確認から始まることは当たり前なのです。
海外旅行保険のほか、日本で加入している国民健康保険等でも一定の要件を満たせば国内での医療費と同じように保険給付が受けられますのでご安心を。ここでいう一定の要件とは、日本に住民票があることです。
ただし医療費の全額を一時的に自己負担する必要があり、後日本人が日本で保険給付のための請求手続きを行うことによって保険給付金が支払われるわけです。
もちろんこの場合も日本国内で医療機関にかかった場合と同じく自己負担分(3割)がありますし、支給される疾病等の対象範囲は 日本国内で認められている医療行為、保険診療の範囲内での保険給付となります。
なお各国別の病院情報は外務省の「世界の医療事情http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html」に記載されていますので旅行でおでかけの際には参考にしてください。

2013年2月5日火曜日

真空管アンプでの店があった

毎月末の木曜日夜に音楽評論家の館田巌さんの解説でクラッシク音楽を聴く会というのがある。正式名称は新現役ネット音楽同好会クラッシククラブというが、クラッシック音楽好きのシニアが集まって館田さんが持参するCDを聞いている。音楽評論家としてのキャリアが長い館田さんなのでその解説は我々が知らない世界をのぞかせてくれるので楽しい。これまでは有楽町にあるKENWOODのショウルームで通算100回(10年)にもわたって開催されてきたが、今年の1月からは秋葉原にある「秋葉原アムトランス」というオーデイオショップで開催されることになった。
この会社は名前を聞くのも訪問するのも初めてであったが行ってみてびっくり。なんといまどき珍しい真空管アンプや輸入スピーカーなどを販売しているのであった。
さらにはレコードまで販売していた。
http://www.amtrans.co.jp/akihabara/
そこは店そのものがオーデイオ視聴室になっていて応接セットに座りながら真空管アンプや大きなスピーカーから流れる音楽を大音量で聞けるようになっているのである。
以前はこうした視聴室のある音響店はよく存在していたが、昨今こうしたコンポに凝るマニアが少なくなったせいかなかなか見当たらない。おまけに真空管アンプである。
この日の聞きどころはバッハのブランデンブルグ3番、4番、5番、トッカータとフーガ、ウエーベルンの音楽の捧げもの、であった。
最近のデジタル機器から流れるクリアで歯切れのよい音と比較すると、真空管アンプから流れる音は妙に湿っぽくてそれでいて広がりのある落ち着きさを感じさせるものであった。
山手線の内側で化石のような店が元気にしていることを発見してうれしい気がした。
おまけにこの店の向かいには明治13年創業の老舗「神田やぶそば」があって現代を超越した雰囲気でした。
この日はマスコミの取材があり、最近その記事がでましたので、添付します。さすがに記者さんは丁寧な取材をしていました。
http://www.phileweb.com/editor/audio-a/voice.php?archive=1040