2016年12月26日月曜日

鶏の丸焼き

24日は鶏肉のオンパレード。普段焼き鳥を売っている店までこの日は焼き鳥ではなくもも肉や丸焼きを並べていました。
かくいう我が家も1羽買ってきてオープンで焼いてみました。
腹の中にタマネギやニンジン、セロリ、きのこなどを炒めて閉じ込め、外側はひもで縛ってオリーブオイルをぬって200度のオーブンレンジで焼くだけですが、15分毎にはけでオイルをぬり、75分かかってで焼き上げました。

もうこれだけで手いっぱいなのでみなひたすらこの焼いた鶏肉にかぶりつくだけです。
腹に詰める野菜を作りすぎたのでチーズを載せてグラタンとしました。
どれも塩味が薄くてやや失敗作でした。
対象的に空けたドイツワインが甘すぎて料理に合わず、残念賞の食卓となりました。

2016年12月23日金曜日

忘年ピアノ発表会

ピアノ演奏を始めて10年ですがけっこうはまっています。仲間はシニアばかり。
毎月2回のレッスンと自宅での練習を積み重ねていくのですが、上達の具合がわかるのでおもしろいものです。
年に3回小さな発表会があるのでそれを目標に各自好きな曲を持ち寄って練習に励むのですが、私は今年5月はルービンシュタインの「ヘ長調のメロデイ」8月はショパンの「ワルツ7番」そして今回12月はシューベルトの「楽興のとき」を選びました。
なにせ若いときから弾いているわけではないので指の動きが硬く、楽譜通りに弾きこなすのがやっとです。
でも指先を目いっぱい使うと終わったあとでの爽快感はたまりませんね。

今回の忘年演奏会は日ごろレッスンをしている田町の福祉会館の中でした。
こんな雰囲気です。
メンバーは白髪のおじさんおばさんばかりです。

脇では先生がはらはらしてスタンバイしています。

そして終了後は1Fのレストランに場所を移しての懇親会。こうして1年が過ぎていく、というわけです。

2016年12月12日月曜日

今年最後の紅葉

関東地方では房総の紅葉が一番最後になります。
今年もまたアクアラインを渡って養老渓谷へ行ってきました。
東京から近いせいもあって大勢の観光客が狭い渓流沿いの道を歩いていましたが、美しい紅葉そのものはどこにもありませんし、色付きもよくありません。今年ははずれです。
 かろうじてみつけた紅葉です。赤と黄、緑の色の中を水が流れているところです。
撮影したのはこのショットのみで早々に退却。
帰途道の駅で千葉県産の野菜を購入して帰りました。

2016年12月4日日曜日

発想を変えてみる

担当している離婚問題での話。
定年退職した夫から専業主婦だった妻への離婚請求。
両者とも相手に不満。夫は妻の浪費。妻は夫の女性問題。両者とも既に別居しており、子供も成人しているのでさほど問題なく離婚に至るかと思いきや、財産分与で大激論。
夫は長年自由に使わせてきた多額の生活費が妻の貯金に化けているはずなのでその使途を明らかにすべし、という主張。
妻は離婚には応じるが、今更なによ、とばかり財産分与として現在住んでいる自宅を譲渡してくれ、という主張。
両者ともに相手に対する積年の不満と今後の老後の生活を考え一歩も譲りません。
家の名義人である夫側は妻が600万円を支払ってくれれば家を譲渡する、という段階まで話は煮詰まったのですが、妻側にはそれだけの現金を用意する手当ができませんし、夫への不満がある妻側は逆に家の無償譲渡を要求してきます。折半が原則の財産分与ですから無償譲渡はバランスを欠くのも確か。

となると財産分与の一点で離婚不成立。現状維持、別居継続となってしまいますが、冷静に考えてみると妻の側としてはこのまま夫が所有する自宅に住み続けていても決して安心できるものでもありません。

こう着状態となったのですが妻の側に発想の転換をはかってみました。
「今の時代600万円で住み慣れた自宅を手に入れることができそれによって安心した生活が保障され、将来は息子さんに渡していけるのであれば、これは安い買物ではないか?。」
「(融資先に困っている)銀行と話をつけてみてはどうだろうか?」

この一言に事態はバタバタと動きだし銀行からの融資話を引き出した妻側の努力もあってあっというまに離婚成立となったわけです。

ともすれば感情がからんで解決に至らない問題も第3者の冷静な視点が役に立つことがあるものだ、と痛感しました。



2016年11月25日金曜日

54年ぶり千載一遇の光景に

11月に初雪。それも激しい吹雪でした。
晩秋の秋の光景と冬景色が同居ですので、逃すわけにはいきません。
すかさずカメラを用意しての撮影です。
まだ真っ赤な紅葉が残っている所に真っ白な雪です。こんな景色は関東地方ではそうめったやたらに出合えるものではないのです。
というわけで撮影してきた写真をご覧ください。



2016年11月21日月曜日

冬直前、秋の一瞬の輝きを写す

ようやく紅葉前線が都会にも下りてきました。でも今年は秋の長雨や台風襲来の影響で色付きがよくありません。鮮やかさに欠けているようですね。茶色っぽい葉が多いようです。
美しい紅葉景色を探した結果をご覧ください。
最初の写真は山梨県の南アルプス近く伊那湖で撮影。着物の柄のような美しさです。


2枚目は自宅近くでの撮影。下の道路は駅に向かうこの街のバス通りです。


3枚目は神奈川県の水源宮が瀬湖の近くでの撮影。立ち上るキリが画面に動きを与えています。







2016年11月10日木曜日

芸術の秋だもんで・・

いろいろな趣味の会に属しているのですが、今回は「オペラの会」の話とデトロイト美術館展の話題。
2か月に1回オペラが好きなメンバー10名余が集まってオペラDVDを鑑賞しています。
11月のテーマはドニゼッテイのオペラ「アンナ・ボレーナ」
https://www.shingeneki.com/group/details/40
オペラ歌手をやっていた講師がポイントの解説をしてくれます。この日は同じ場面を違う歌手が歌うとどう違いがでるのか、という話。
1本目はミラノカルカノ劇場。ソプラノのアンナボレーナをマルタ・トルビドーニが歌います。
2本目はウイーン国立歌劇場。アンナ・ネトレプコがうたいます。これは圧巻でした。
3本目はカナデイアンオペラカンパニーでのライブ録音。ジョーンサザーランドが歌いました。
講師に言わせると最後の第3場ボレーナ狂乱の場でのアリアの部分はきついのでどの歌手も半音下げて歌っていた、とのこと(素人にはわかりませんでしたが)
普段なかなか上演される機会がないドニゼッテイのオペラですが、じっくり聴くとなかなか感動的でした。

先日上野の森美術館で開催されている「デトロイト美術館展」へ。
この美術館はなかなかの逸品がそろっているので話題です。おまけに月曜と火曜は写真撮影が自由。帰宅後撮影してきた作品をPCでじっくりみる楽しみがあります。
http://www.detroit2016.com/news/index.html
ルノワールやセザンヌ、モネ、ピカソ、モジリアニなどに加えてココシェンカやキルヒナーなどの絵もあり傑作ぞろいでした。






2016年10月28日金曜日

欧州でダイナースカードが使えなかった

クレジットカードについてちょっと調べてみました。最近の潮流は「ICチップ付きカード」
欧州ではクレジットカードの不正利用が多く、スキミングやハッキングによって手に入れたカード番号情報によるカードの不正使用が頻発していました。
この対策としてカード会社が導入したのが偽造が難しいICカードであり、顧客の眼の前で端末に暗証番号(PIN)の入力することで決済額を確認する、という方式だったのです。

今では欧州のレストランや小売店でカード決済をするときにはやおら店員が奥から端末をもってきてそこにPINコードを入力して決済完了、というわけです。

さてこれまで私が主に活用してきたのはダイナースカード。カードを提示するとサインを要求されるのでサインをして終了でした。
ところが最近欧州内でダーナースカードをだすとどういうわけか端末からはエラー表示となり、店員から「別のカードありませんか?」と言われることが多くなりました。
他のカードに比べてダーナースカードはコミッションが高いので店側が取り扱いをやめたのかな?と思ってきました。VISAなら決してエラーにはならないのです。

勝手にそんな解釈をしてきたのですが、最近ダーナースカードから「ようやくICカード化が完了しました」という知らせが届いたのです。
そうか、そういうことだったのか、と納得となりました。
VISAカードはとっくにIC対応ができていたためにPINコードの入力で済んだのですがダイナースではIC対応していなかったので端末利用ができなかったのです。

これまではクレジットカード取引といえば売上伝票にサインすることが通例でした。
ところが現在ではICチップ付きカードなのにサイン取引で処理した場合その利用が不正利用だった場合には国際的なルールとしてその加盟店に責任があるとされているのです。
そのため店側は防衛策として磁気カードでのサイン取引を嫌がり取り扱わないことが一般的となってしまったのです。VISAは使えるがダーナースはダメ、という背景はこれだったのですね。

2016年10月20日木曜日

久しぶりの快晴 日没からの30分の光景

雨や曇りの天気が続いた9月10月でしたが久しぶりの快晴となった先週の土曜日、南足柄へ行ってきました。
車を飛ばして1時間、既に稲刈りが終わってのどかな田園風景が広がっていました。
ここで私がねらっていたのは箱根の山々に沈む夕日の写真です。
まだ酔芙蓉の花が咲いていたので花と夕日がテーマとなりました。
3時すぎに到着して待つこと2時間、上空にあったまぶしい太陽がどんどん低くなってきました。
花の形がいい酔芙蓉を探してカメラを近づけ、バックに沈みゆく太陽を入れてシャッターを押し続けます。
ほんの10分ほどの間に撮り続けるわけです。
出来上がりはこんな具合。
日没の撮影が終わってあたりが暗くなったころ、東の空に月が昇ってきました。まんまるい満月です。
これも写真に撮ってみようとあぜ道に三脚を立て月明かりだけを頼りに撮影してみました。
驚いたことに最近のデジタルカメラは性能がよくなってきたのでわずかな月の光だけでも撮影ができるのです。
酔芙蓉の白い花が闇の中に浮き出て不思議な世界です。でもこの写真ちょっと明るく現像しすぎたためか昼間のような明るさになりました。もう少し暗いほうがよかったですね。

次は星空をねらってみようと思っています。

2016年10月13日木曜日

収穫が終わった田んぼには

ようやく秋らしい天候になりました。
稲刈りが終わってすっきりした田んぼにやってきたのは真っ白な鷺。落ち穂や虫をねらっているのでしょうか?
遠くでは焚火の煙、酔芙蓉の花が咲き乱れています。
実にのどかで平和な秋の農村風景をカメラに収めてみました。
ところでこの酔芙蓉という花。晴れた日の夕方になると花の色が変わります。
なんとピンク色に変わるのです。青い空をバックに花のピンクの色がなんともいえず上品ですね。

2016年9月29日木曜日

豊穣の秋

9月はいつになく台風が多かったのですが、田畑には美しい色どりにあふれていて撮影も楽しいものでした。
写真はすべて神奈川県で撮影したもの。身近に自然の美があふれていました。




2016年9月26日月曜日

両親は日本人、だけど日本国籍がない子供

そんなことあるのか?と思えるかもしれませんが、事実いるのです。

世界人権宣言第15条には、「すべての人は、国籍をもつ権利を有する」と明記されています。
いっぽう日本の民法では「離婚後300日以内に生まれた子は前の夫の子供と推定される」

となると離婚後300日以内に前の夫でなく現夫の子供が誕生した場合(現代ではこういうことはよくあるようです)その子供は自動的に離婚した前夫のこどもとして戸籍に登録されてしまうことになります。

前夫が協力的で「嫡出否認」の届け出をし、かつ現夫が「認知」の手続きをとってくれれば子供は現夫を親とする戸籍に登録されるので何も問題とはならないのですが、今回取り扱ったケースは前夫が全く非協力的で何も「嫡出否認」の手続きを取ってくれないために子供の戸籍がつくれずに宙にういた状態となっていました。
戸籍は日本国民であることの証明で、戸籍がなければ住民票がない、ということなので義務教育が受けられない、運転免許証が取れない、パスポートが取れない、銀行口座を開こうとしても携帯の契約をしたくても確認書類がないからできない、保険にもはいれないので医療費は全額自己負担のまま、ということになってしまう。

子供の将来のためになんとかしなければならない、ということでこの両親は家庭裁判所に駆け込んできました。
まず母親に代わり裁判所が前夫と連絡をとり(母親に対しては感情的反発があり母親との直接の会話は無理であった前夫でしたが)事実関係を確認したところ「自分との間の子供ではない。でも嫡出否認には協力しない」、現夫からは「DNA鑑定によって自分の子である確率がかなり高い、という結果がでれば認知する」という証言が得られました。

このケースについてはこれから裁判官がどのような決定を下すか、ということになりますがとりあえず解決の方向が見えてきた、ということで当事者は安心したようです。

日本の法律では戸籍は「血統主義(誰の子供であるか、家系が明らかでないと決められない)」であすが諸外国では「出生主義(どこで生まれたかで決める」が多いようです。こんなところにもまだ「家制度」のなごりがあるのですね。


2016年9月15日木曜日

酔芙蓉の花

ようやく秋の到来です。神奈川県の南足柄地域の水田の稲も豊作で重い頭を垂れています。
その周囲を真っ赤な彼岸花の花や白やピンクの色の酔芙蓉の花が取り囲んで、見ているだけでも幸せな気持ちになります。

 この酔芙蓉の花は朝は白、午後はピンク、夕方は赤と1日に3回色変わりするとか、されていますが、次の写真のように白とピンクが同時に咲いていたりするのでなんだか不思議です。

2016年8月30日火曜日

フランスのアルザス地方でみたもの

フランス東部ドイツとの境一帯はアルザス地方とよばれています。ここの中心都市ストラースブルグへ行ってきました。
周囲を運河で囲まれた旧市街で撮影した写真をアップしてみます。

街は観光客であふれかえっています。水門をくぐる観光船。何かこっけいです。

こんな場所でCM撮影でしょうか?下着姿の女性がポーズをとっていました。ちょっと驚き。

のみの市。どうみてもがらくたばかりです。

 夜明けの街。車も人通りもなくて美しい。大聖堂がみえました。

楽器入れに犬が入ってチップを守っている?





2016年8月20日土曜日

スイスでレンタカーをしてみたら

スイスに行ってきました。チューリッヒ空港のハーツ営業所でレンタカーをして各地を回ったのですが最終日空港で車を返却するにあたって思わぬ事態が発生しました。

なんと車の前のバンパーに小さなスクラッチ傷がある、というのです。
車を借りる時の確認ではそのようなものは何もなかったし、その後運転中に他車との接触事故は何もなかったし、駐車は屋根付きの有料公共駐車場にしたはずですし全く身に覚えがないことでした。
添付の写真がそのスクラッチです。
でも確かに黒い引っかき傷が数か所見られます。でもこのスクラッチはその周囲に傷やへこみはみられないし場所もバラバラですしどうみても他車との接触や建造物とのこすりでできたものとは考えられません。借りた車はなんと日本車のスバルのワゴン(LEVORG)ですので欧州車に比べ塗装面が弱い(?)のかな?とも思ってしましました。これまで多くのレンタカーの経験がありますが日本車は今回初めてだったので。


この程度のスクラッチなら普通ならタッチペイントでカバーしてしまう程度のスクラッチですが、ハーツ側の修理請求額というのがなんと830スイスフラン(約9万円)という驚く額です。

ヨーロッパでレンタカーをしたところあとから法外な料金を請求された、という話題を聞いたことがありますがおそらくこれですね。

通常のレンタカー料金に含まれている車両保険は2000スイスフラン以上の事故のみが免責(つまり2000フランまでは支払いが発生)ということですので830フランの修理については全額自己負担となってしまいます。(日本での車両保険は通常免責5万円程度ですので免責額そのものも割高です)
ハーツ側の言い分としては貸出の時に手渡した記録には何もそのような傷の存在はないのであくまでも今回の走行中にできたものだ、ということです。そこまで細部にわたって確認して使用開始したわけではないし帰国間際の空港でのやりとりではこちらに勝ち目はありません。

でもラッキーだったのは今回のレンタカーに関してはスーパーセーバー保障という自己負担額を0とするフルカバー保険に加入していたことです。そのための追加の保険料が300フラン(約3万円超)もかかったのですが、この保険のおかげで結果的には830フランもの修理費支払いを免除できたわけです。

スーパーセイバー保険はそれをつけなくても車のレンタルは可能ですし安上がりです(レンタカー料金は5万円程度で済んでしまう)のでこれまでは付けてきませんた。今回初めてつけてみたわけですがさっそくその恩恵を受けた形になりました。
あたり前といえばそうなのですが、自分が注意していてもどこでどう車両の損害事故が発生し費用を請求されるかわからない、のでレンタカー契約に際してはケチをしてはならない、という念を強くしました。





2016年8月3日水曜日

女性の再婚禁止期間

これまで離婚した女性は離婚後6か月を過ぎないと再婚できなかったのですが、これを100日に短縮しようという民法の改正案が検討されていることはすでに新聞等で報道されています。
ところが前夫との法的な離婚が成立する前に新しい夫との間に子供ができてしまった場合どうなるでしょうか?

前夫が協力的で「嫡出否認」の届け出に応じてくれれば問題はないのですが、それができない場合(というか喧嘩別れした場合話も持ち出せない)ということ多いですね

生まれてしまった子供を戸籍に入れようとすると自動的に前夫の子供として登録されてしまいます。それも困る、となるとその子供は無戸籍のまま育っていくことになります。

私が経験した事例でも無戸籍なのでなんとかしてほしい、というのがありました。

前夫も自分の子供でもないのに戸籍上自分の子供とされてしまうことは困るはずですが、感情的になると話し合いもできません。

当事者同士の話し合いができない場合は裁判所が間にはいって前夫の意思確認(「嫡出否認」)を行い、場合によってはDNA鑑定に協力してもらうのですが、それもてきなかった場合には困りますね。
なにせ生まれた子供も未来にまで影響する話ですので事は重大です。

本事例もまだ最終結論がでていない段階ですが、現実はもう法律改正の先を行ってしまっているようです。

2016年7月29日金曜日

関越道の嵐山(らんざん)でみたヤマユリ

関越道を練馬から1時間弱、嵐山(らんざん)でおりてすぐのところに埼玉県嵐山史跡博物館がある。史跡あとに博物館があって(現在修復中とのことで閲覧はできない)そのまわりが広い緑地になっている。http://www.ranzan-shiseki.spec.ed.jp/?page_id=375

その緑地にやまゆりがたくさん咲いている、というので行ってみた。
たしかにりっぱなユリの花があちこちに咲いていた。




ごらんのように個々の花はすばらしいのですが、写真作品として仕上げるには散発的で何かが足りないのが残念でした。

2016年7月20日水曜日

新しい「離縁」のかたち

「不倫」だとか「暴力」が「離婚」の原因としては多いのですが、最近では「相続問題」に端をはっした「離婚」や「離縁」がでてくるようになりました。
1.70代後半の妻から3歳年下の70代の夫への離婚話。
二人とも年金暮らし。子供はもう独立。夫婦ふたりきりで老後を仲良く、とはいかなかった.
その理由は相続問題。
妻には先祖代々受け継いできた土地があり、万一自分が夫より先に死んでしまった場合はその土地が夫のものになってしまうことを心配。遺言や生前贈与ではなく長年連れ添ってはきたものの最近夫婦仲があまりよくない夫と「離婚」することで解決したいというもの。
残された遺族の生活保障のための相続制度が逆に家族関係を破壊することになってしまったわけ。

2.子供のいない資産家夫婦が身寄りのない親戚の子供と養子縁組してわが子のようにめんどうをみてきたものの、成人して自立したその養子が最近自分たちのところに寄りつかなくなってきたことに不安を感じ始めた資産家夫婦の話。
自分の財産が養子にわたってしまうことに危機感を感じた資産家夫婦はもう十分にめんどうをみてきたのだからそろそろ養子縁組を解消しようとしたところ養子から拒否された話。
一方的な「離縁」は認められませんのでさあたいへん。円満解決むずかしそうです。




2016年7月10日日曜日

初夏の夕方

夏になって近所の畑には色とりどりの花が咲き乱れています。
なかでも私が注目しているのが「百合」の花。
切り花用に農家の人が育てているのですが、私は純白の百合の花と沈みゆく夕日のコラボの写真をねらってきました。
今年は雨や曇りの日が多く目的を達成したのはわずか1日だけ。まさしく千載一遇のチャンスとなりました。
地平に沈んだ太陽の光芒が映し出されています。
 こちらは2年前同じ場所で撮影したもの。夕日の赤みで厚い雲の一角が色ついています。
百合畑の形はこちらのほうがいいようでした。
同じ場所、同じ時期でも気候条件の違いから出来上がる作品には違いがでて同じものは2度と撮れないものです。

2016年6月29日水曜日

6月の表情

もう6月も終了。今年も半分過ぎ去った。
あっというまの6月でしたがしっかり6月の表情を写し取りましたのでご披露しましょう。
この月の代表はあじさいです。花だけではつまらないのでマクロレンズを使って普段みられない光景を撮影してみました。

 2枚とも雨上がり直後の撮影です。6月は周囲にあじさいはたくさん咲いているけどこうした光景はなかなかみられるものではありません。なかなか美しい世界ですね。
たくさん撮影しましたが決まったのはこの2枚くらいでした。

2016年6月17日金曜日

本日より六本木で写真展開催です

所属している風景写真のグループ「写団薬師」では3年毎に六本木にあるフジフィルムのフォトサロンで写真展を開催しています。これは講師のプロ写真家が各個人が3年間に撮影した中で最も優れた写真を選んで展示するものです。
http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/s12/160617012.html

本日会場へ行ってみてきましたが、プリントの美しさもあってたいへん好評でした。

私の作品は

北八ヶ岳山麓で撮影した霧の中の紅葉樹です。
明日土曜日の午前中と月曜日、木曜日の午後から夕方にかけて会場に行くことにしています。


2016年6月11日土曜日

「小江戸」といわれる川越の町ですが

川越に行ってきました。
「蔵の町」といわれる一角が有名でよくTVで紹介されるのですが、
その街並みは長さにして500Mぐらい、道路にはひっきりなしに車が通っていて落ち着かない。有名な場所だけに歩行者天国にはできないのだろうか?狭い歩道には観光客があふれていた。
中国人の観光客が多く、浴衣姿の女性が多いのはなぜだか不思議。
和菓子屋でおいしそうな菓子を買ったのだけど調べてみるとなにもそこだけではなく都内でも同じ菓子が売られていた。
「時の鐘」というシンボル的な鐘の塔が旧市街の中心にあるのだけど修復中ということですっぽりと白い布で覆われていて何もわからない。しらけた。
 正面の白い布に包まれた塔が有名な「時の鐘」だそうだ。
 旧市街といえるのはこの一角だけ。なぜここがそんなに有名な観光地なのかわからなかった。



2016年5月30日月曜日

ピアノ発表会

「新現役ネット」というシニアばかりの会員1万人余のグループがあってさまざまな活動を行っています。そのうちの1つのサークルにピアノクラブという趣味の会があって私はもう10年以上前からピアノ演奏を楽しんでいます。
先日の日曜日にはシニアの仲間14名でピアノの発表会を開催しました。発表会といっても新宿御苑にある小さなスタジオを借りての仲間内だけの演奏会です。

私が演奏したのはショパンの「ワルツ19番」とルービンシュタインの「へ調のメロデイ」の2曲。
今年の1月からスタートして5カ月かかりでようやく、といったところです。

演奏会とは不思議なもので、直前までの家での練習がどんなにうまく弾けていても緊張のあまり本番では必ず途中でプッツン、立ち往生してしまうものです。
どうやってその場をごまかして演奏を続けていくか、がコツですね。

記憶力の劣化が激しいシニアたちですから指導する先生は演奏者のところへ応援に行ったり戻ったりの連続で大忙し。
毎回反省点の多いピアノ発表会ですが終わったあとのビールの味は格別なものでした。

2016年5月21日土曜日

竹林でのショット

5月の被写体は竹林。
どんどん成長するタケノコを林の中でとらえてみました。
朝の光を受けて輝く木々を背景にまっすぐ伸びたタケノコです。
次なるタケノコは竹林の仲ではなく外で真っ青な空に向かって一直線に伸びるタケノコです。

 こちらは林の中。なぜか曲がって伸びるタケノコです。

2016年5月14日土曜日

婚姻費用支払いに関する大いなる誤解

法律上の夫婦であれば収入の多いパートナーには生活費(法律は婚姻費用といいます)の支払い義務が生じます。一般的には夫のほうが収入が多いのでそのような夫婦については夫は妻に対して生活費を支払うことになります。
ところが夫婦仲が悪化し、家庭内別居状態になった、とか離婚話が持ち上がってきた、とか別居状態になった、とかなると感情的な対立が発生するのでこの婚姻費用支払いに問題が発生します。

私がこれまで担当してきた案件のなかで夫の側からのよくある話としては、
1.食事の準備とか何もしてくれない妻には婚姻費用は支払いたくない
2.実家に戻ってしまった妻は実家に世話になっているのだから婚姻費用は不要なはず。
3.離婚の話をしているのだからもう婚姻費用は不要ではないか。
4.子供に対して生活費としての婚姻費用を払うのは納得できるが妻には払いたくない。
5.仕事をしている妻にはある程度の収入はあるのだから生活できているはず。夫からの婚姻費用は不要ではないか。
6.これまで夫の収入をすべて管理してきた妻には相当のへそくりがあるはずだから、これ以上の婚姻費用の支払いは不要である。
7.離婚話の中での財産分与の話とあわせて婚姻費用の精算をしたい。
8.別居は妻の勝手な行動だから夫側は支払いたくない。

これらの夫側の理屈については一見もっともそうですが、法律的にはすべて×です。
たとえ夫婦の実態がどうであれ、あるいは妻に貯金があろうとなかろうと 婚姻費用は日々の生活費ですので(収入の多い)夫はただちに支払う義務を生じるのです。
ですから後払いや他の費用との相殺などは認められません。

上のような主張を展開する夫側に対して私がよくする話としては

1.婚姻費用支払いという夫の義務を誠実に果たさないと離婚裁判において夫側に不法行為があった認定されて不利になる可能性がある。
2.決定された婚姻費用についてはそれを支払わないでいると強制執行の対象となって給与の差し押さえになる可能性がある。

ということで感情的にはどうであれおとなしく支払いに応じたほうがいい、ということです。

2016年5月3日火曜日

南会津の山桜の里

桜というとソメイヨシノが超人気ですが、山桜もなかなかいいもの。ソメイヨシノより遅れて咲いてけっこう花の時期は長い。赤い芽がでて新緑の山に彩りをそえています。
吉野の山桜が有名ですが関東地方にもないかな?と探してみました。

南会津 下郷町に戸赤という部落があってそこの山並みには100本ほどの山桜が咲き誇るらしい。http://www.aizu-concierge.com/map/spot/10535
開花時期は4月下旬から5月上旬というのでさっそく連休の初日、朝5時半に家を出発。
東北道をひた走り白河で降りてそこから1時間一般道を走り、つごう5時間かけて戸赤につきました。
ところが山桜はすでに終了。売店の横で村民たちがもちつきをしているだけでした。
今年はどこも雪が少なく暖かだったので季節の巡りが早いのでした。

でも3時間戸赤の村落に滞在して写真を撮りましたのでUPしてみます。

山の斜面では花びらが終わって赤い芽を出した山桜が目立っています。これもなかなか美しい。
 唯一 村で開花していた桜です。のどかな田舎風景。何もないこの木のまわりで3時間もの写真撮影をしたわけです。
 帰り道 会津田島の道路わきに咲いていた紅梅。のびのびと花をつけていました。

そして夜7時帰宅。ロングドライブでしたが東北の道は快適でした。

2016年4月23日土曜日

新聞の映画評ではよかったのですが・・・

空いた時間ができたので渋谷に映画を見に行きました。東急文化村で上映されていた「グランドフィナーレ」。
「スイスアルプスの高級ホテルでバカンスを過ごす有名な老作家を主人公に「老いる」ことを通じて「生きる」ことの意味を映像美で描き出している。」ということで日経新聞の映画評では4つ星(見逃せない)ランクとなっていたもの。
でもネットでみる感想としては「美しい、感動した」というのと「つまらない」が半々で「大丈夫かな?」という半信半疑で映画館に行きました。
鑑賞した私の結果は「退屈。場面に変化がない。会話が長すぎる。脚本が単純・」ということでとても4つ星には思えないものでした。
よくよくみると新聞評も映画のちらしをそのままコピーしたような新鮮味のないもので記者はこの映画を鑑賞しないまま執筆したような気がしました。
こういうこともあるので新聞の映画評とてとても信用できない、ということがわかりました。

今週もうひとつ行ってみたのが同じく東急文化村で開催されている「国貞国芳展」
http://www.fashion-press.net/news/20540
こちらは文句なくおもしろい。大感激。どの版画にも夢中で見入ってしまいます。
評判がいいだけにもちろん大混雑でしたが発想の大胆さ、描写のおもしろさに飽きませんでした。