2013年6月21日金曜日

町田で写真展を開催します

蒸し暑くなったり、寒くなったり、雨だったり、と消耗しやすい季節ですね。
今週末から来週にかけてはいろいろイベントがあってがんばらねば、と思っています。
まず23日の日曜日はピアノの発表会。シニアのピアノ愛好家仲間が新宿御苑前のホールを借りきっての年に1度の演奏会です。
今回はバッハのインベンション14番です。練習の成果もあって暗譜はできているのですが、本番になるとどういうわけか突然プッツンしてしまうことがあるので気が抜けません。
25日(火)から30日(日)までは町田市の版画美術館での写真展。所属している写真グループ「写団薬師町田教室」のこの時期恒例の展覧会です。
http://hanga-museum.jp/
火曜日午前には作品の搬入、飾り付け、水曜日午前は会場当番、日曜日夕方は会場片づけ、搬出、とありますので忙しい。
私は2枚の作品を出品しました。ともになかなかみることができない光景でちょっと自信作です。



月、木、金、は裁判所の仕事がはいっていますので気が抜けない1週間となりそうです。
その他6月末期限の写真コンテスト応募作業とかFP関連のテスト締め切りもありました。
まあどれも楽しい忙しさです。

2013年6月11日火曜日

今の相場で個人投資家はどうするの?

株式相場の急騰、急落のありさまをみてこころ穏やかでない個人投資家がたくさんいるようです。
月曜日午後は個人投資家に対して助言を行っている前川貢氏のセミナーでした。満席の聴衆に対して彼のコメントは以下の通り。

「何もしていない」自分に不安・不満があるならば次の方針で臨むこと。
1.近い将来必ずドスンという金融危機が繰り返し起こるので、値段が1/3になる覚悟をしておくこと。分散投資の効果を過信しないこと。
2.リスクを小さくするためには手持ちの量を絞ること。まずはこれまで塩漬けとなっている資産の処分をすること。
3.あなたの土地勘のある投資対象(内容がよくわかっているもの)をみつけそれに投資すること。考えうるリスクの大きさ、リターンの大きさを想像できるものに限ること。
4.おすすめは10年変動型「個人向け国債」。元本確保ながら金利的にも有利となっている。
5.積立投資は相場上昇傾向なら意味があるが、現在はおすすめしない。

きわめて保守的な投資スタンスですが、現在の相場はそれだけ、危険、ということでしょうね。
たしかに長期金利があがってきていますし、今後のインフレを予想するなら今の個人向け国債は悪くないと思います。「長期金利X0.66」という金利の決定方式のおかげですね。

2013年6月8日土曜日

家族間の財産承継に「家族信託」という新しいしくみ

本日はFP協会の研修会に出席。前半は「アベノミックスの市場への影響」がテーマ。
私が興味を引かれたのは後半の「家族信託を活用した相続対策」でした。講師は司法書士の先生。
「信託」による財産承継というと信託銀行の仕事、と考えがちですが実は信託銀行がおこなっているのは「遺言書の作成+保管+遺言執行」サービスのみ。おまけに信託銀行は金融資産は取り扱い対象とするけど不動産は預からないし、少額の金融資産は敬遠しがち。
そこで資産の大小、内容にかかわらず、親族間で利用できる財産承継のしくみとして2007年に登場してきたのが「家族信託」という制度だとか。
この制度の特徴は本人が元気なうちの「生前の財産管理」、判断能力低下後の「後見的財産管理」そして本人死亡後の「資産承継」を当事者間で締結する1本の信託契約で行うことができる、というもの。(死後の財産承継のみを扱う遺言とは別もの)
おまけに本人死亡後の最初の遺言執行だけでなくその後の数次相続まで規定できる契約なのでいわゆる「法定相続」の概念にとらわれない財産承継ができるというわけ。
たとえば高齢の母親がもっている財産を母親が元気なうちから家族信託契約を締結することでその子供や孫にきちんと継承できるように筋道をつけておきたい場合にはたいへん有効な制度のようである。
もっともこれがあったからといっても相続人間で争ういわゆる「争族」発生が回避になるか、というとなかなか微妙ですね。ただこの制度を活用することで被相続人の「想い」を明らかにできる意味はありそうですね。
「家族信託」はまだ制度が発足して間もないこともあって認知度が低く、司法書士のみなさんが積極的に宣伝活動をしている様子であった。
ネットでもいろいろ解説が散見されるので知っていて悪くはない制度だと思いました。http://www.souzoku-rescue.net/others/minjishintaku.html
http://blog.nikkeibp.co.jp/wol/soly/2012/06/post-31.html