2009年9月27日日曜日

秋の花 しゅうかいどう




9月になるとさまざまな花が咲き出す。埼玉県の山中には秋海棠(しゅうかいどう)というベコニアに似たピンクの花が一面に咲く場所がある。このしゅうかいどうという花は1株2株から自生してあっというまに斜面を覆いつくすほどの繁殖力であるが、まとまって群生しているのは埼玉県ときがわ町が有名である。


「秋海棠西瓜の色に咲きにけり」とは芭蕉の句。わりと昔から親しまれていた花らしい。


今年は2回撮影に行ってみた。


1枚はかわいらしい妖精のような花をアップで撮ったもの。もう1枚は林の中に咲き乱れる花の様子を撮影したもの。


犬の散歩をしていた村の人の話では、これから道路工事が始まるのでこの場所の花は今年が最後とのこと。すでに舗装されていて日中ほとんど車が通らないようなこんな山の中までも道路工事とはまったく驚き。不況対策の名のもとで自然破壊と税金の無駄使いは辞めて欲しい。


2009年9月18日金曜日

人生百年時代をあなたらしく生きるコツ




1年ほど前から準備してきた川崎市高津区との共同企画の標題の市民セミナーがいよいよ実現です。


セミナーの内容、講師との調整、チラシ作成は私を含む5人のFP仲間が担当し、高津区は予算提供、会場提供、区の広報誌を通じたPR活動、申込の窓口を担当しました。


市民の反応はものすごく区役所の担当者のところには電話が鳴りっぱなし。昨日からの申込受付開始と同時に目標としていた40名に達したそうです。これには区の担当もびっくりで、これまでさまざまな自主セミナーを企画してきたけどこれほどの反応はなかったそうです。


10月8日(木)の2時が第一回でシニア情報センターの池田事務局長が高齢者の住まいの問題を講演してくれます。私は当日は司会を担当します。


合計5回のセミナーでは高齢者がこれから考えておかなければならないさまざまな問題について多角的に解説していくことになっています。チラシを添付しますのでご参照ください。




最終回の第5回では私が1時間ほど全体的なまとめの話をすることになっています。


今後このブログで報告をしていきます。




ところでこのブログを立ち上げて1年経ちました。なんとか継続していけたこともあり、今後はもっとさまざまな話題についての情報発信をしていきたいと思います。先日ホームページビルダーの勉強をしましたので次のステップとしてホームページの立ち上げを考えています。




2009年9月4日金曜日

外国人の苦労

神奈川県には多数の外国人が住んでおりその数はほぼ全県民の2%となっている。
私は青葉区の国際交流ラウンジで週1日ラウンジが実施しているさまざまな国際交流業務のサポートに携わっている。
火曜日には神奈川県による「外国籍県民相談員研修」というセミナーを受講する機会があった。
各地の国際交流ラウンジや横浜市外国人向けコールセンター、すまいサポートセンター、難民救援センターなど日頃外国人の相談に接しているスタッフが多数参加していた。
セミナーの前半は「外国人の社会保険について」であった。基本的には現在の法律は属地主義をとっているので日本人も外国人も制度上の差はない。
後半は参加者相互の事例披露、質問であった。この不況下で外国人がいかに苦労しているかショッキングな話が多かった。
1.突然の解雇。賃借している住宅の保証人に会社がなっているため保証人がいなくなり家主から立ち退きを迫られている。(こうした外国人をカモにする保証人ビジネスがあるとか)
2.労災認定を受けているにもかかわらず解雇を言い渡された。(法的には違法であるにもかかわらず)
3.住む家がないので3か月間車中で生活を続けている。
4.賃借契約が終了した際敷金が戻ってこないどころか追加の費用支払いを要求された。(外国人の無知につけこんでいる)
5.国民健康保険に加入しようとしたらさかのぼって2か月分の保険料を要求された。
等々
こうしたあくどい仕打ちから当事者たちを救済していくのには各所との調整や手間ひまがかかることであるが各地の相談員たちは日々粘り強く活動しているのである。