2010年6月19日土曜日

新設された特別養護老人ホームの見学

火曜日には成年後見制度を勉強するFPサークルの仲間と近所に新設された特養「潮見台みどりの丘」の見学に行ってきました。先日の介護付有料老人ホーム見学に次ぐ第2弾です。
ゴルフ練習場跡地を再開発して5月に出来あがったばかりのピカピカの施設ですが120名の募集に対して1000名以上の応募があったとかで現在順次入居がはじまっているところでした。
幼稚園が経営母体ということ、ゆったりとした館内、斜面を利用したながめのいい立地、入居者に配慮した施設であると感じました。

ご承知のように特養は施設が極端に不足している現状です。
入居のプライオリテイとしては
1.介護度 3か4が多い、要支援者は対象外
2.めんどうをみてくれる人がいない場合(おひとりさま)
3.自宅での介護が困難であること
4.入居を何年待ったか
についてポイント化して決定しているとのことでした。
高齢者を抱える家族にとってはこれは厳しいですね。

多くの人が同時に多くの施設を掛け持ちで予約しているとのことですので実需は待機者の何分の一とのこと。

部屋の見学をしましたが4人部屋といってもベットの周囲はスペースがあり、隣との間は衝立で仕切られていることもあって病院の4人部屋のような狭苦しさはなく、個室よりもかえって周囲の動きがわかる4人部屋を希望する人が多い、とのことでした。

こうした見学会を通じて高齢化の現実のイメージつくりをしていくことが重要なのでしょうね。

2010年6月13日日曜日

写真展に出品した写真です。







5月17日から22日まで銀座で開催した「新現役ネット写真同好会 第1回写真展」に出品した写真のポジが戻ってきましたのでブログにアップします。



出品作品は3点。



1点目は昨年6月秩父で撮影した満開の花菱草のお花畑、



2点目は昨年3月近所で撮影した花桃と桜の競宴



3点目は数年前北海道で撮影した紅葉の写真です。



それぞれ色彩豊かな写真となりましたが、翌年の同じ時期に同じ場所に行ってみたところまったく光景が変わっていたことが印象的でした。同じ自然は二度と見られない、ということでしょうか。



風景写真が一期一会の世界だといわれる所以ですね。
今週は町田の版画美術館で所属しているもうひとつの写真グループ「写団薬師」の写真展が開催されています。
こちらには2点出品しています。
これも後日アップします。



2010年6月7日月曜日

離婚する場合に決めておくこと

離婚することが決して珍しいことではなくなってきたきた今日です。特に協議離婚の場合は離婚届けに印を押して役所に提出すれば離婚成立(証人2名は必要ですが)です。
けんか状態をリセットし一刻も早く相手と別れたいがために何も取りきめないまま安易に別れてしまうとあとあとやっかいなことになることがあります。
1.未成年の子供がいる場合の養育費の扱い。若い夫婦に多い例です。特に子供が幼い場合たいして生活費がかからないこともあって養育費のことを取り決めないことがあります。あとになって請求することは可能なのですが、別れてしまった相手がとりあわないことが多いようです。
2.子供との面会交流。夫婦が別れても親子のつながりは一生続きますし、子供の精神的成長にとって親と会うことは絶対必要なことです。離婚時に子供が要求していないからといって相手ときちんと取り決めておかないとさきざき子供が親を必要とした時に実現ができなくなる(連絡もとれない)ケースも起こります。
3.財産分与。結婚していた間に築き上げた財産は夫婦の共有財産です。通常は離婚時に精算することになりますが、離婚時に経済的に余裕があってめんどうなことを避けてしまうと、経済状況があとになって悪化しても後の祭りとなります。
4.慰謝料。婚姻期間中精神的、肉体的、経済的な損害を受けた場合には相手に請求できます。ただし過去の判例をみると金額的にはさほど大きなものではありませんし、そもそも相手に支払い能力がないと取れないことが多いようです。
それぞれの項目についてきちんと自分の考えをまとめ、かつ根拠となる資料を準備して離婚協議に臨むことが必要なのですが、当然相手からの反論も想定されることから骨の折れる交渉となるわけです。
弁護士等の代理人を立てる手もありますがお金がかかります。家庭裁判所の調停を活用することも一法かと思います。