2011年7月16日土曜日

人生何が起こるかわかりません

前回のブログで「暑さでバテ気味」と書きました。それから2週間ですが、実は木曜日までなんと1週間も入院していたのです。突然頭蓋骨内に血がたまっている、と診断されそのまま大学病院へ入院。即ちに頭に穴をあけて溜まっていた血液を抜いたわけです。原因は単純で過去に頭をぶつけた(らしい)ことで徐々に血液が頭蓋骨内にたまっていったらしい。本人には全くその記憶もなく前日まで頭痛等の自覚症状もなかったのですが脳のCT画像をみると確かに血の塊が脳みそを圧迫していて左右対称にはなっていなかったのです。そういえば1週間ぐらい前から若干歩行速度が落ちてきていたり、左足を引きずるような歩き方になっていたり、後頭部にコリが発生していたり、と若干の異常はみられていたのですが、暑さによるバテのせいか、と判断していたわけです。昨年11月に専門医でCTチェックをやってもらった時には問題ない、とのお墨付きをもらっていたので安心していたのですがね。入院手術の前日には意識障害がみられた、ということで不審に思った妻が病院に運び込んでくれたので判明したわけで家族さまさまでした。
10分間の部分麻酔手術が終わればあとは安静にしていて退院を待つばかりで暇でした。梅雨明けして猛暑の外界を尻目に完全空調の病室で塩分コントロールされた3食の食事(なんと冷やし中華、ビビンバ、かつ丼、カレーなどまでが提供されてきました。)にありつきましたが6人部屋だったので他人のいびきがうるさかったこと、ベットがやわらかく腰が痛くて眠れなかったこと、PCやインターネットが使えず暇すぎて困ったのが残念。
退院当日さっそくピアノに向かいましたが幸い後遺症もなく弾くことができひと安心。今まで通り料理をすることもできました。TVの料理番組をたくさんみたのでレパートリーが増えたことが怪我の功名といったところでしょうか。
意識障害が起きていたという当日の行動だけは今もって思い出すことができません。松本の病院に入院していた息子を迎えに一人で車を運転して向かったことまでは覚えているのですが、その後どこをどう走って途中で引き返して家まで辿り着いたのかは全く不明。途中まで妻が迎えに行った、とのことですが、恐ろし恐ろし、の話でした
まったく人生何が起きるかわからないですね。元気なうちにやりたいことをやっておいたほうがいい、ということでしょうか。

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