2015年1月29日木曜日

プリンタートラブル

キャノンのインクジェット複合機MG6230を2年半前から快適に使用していました。もちろん純正インクではなく安い互換インクですが写真はきれいに印刷できていますので何も問題はありませんでした。
ところが突然急に罫線が直線に印刷されなくなり、文字が二重に出力されるようになったのです。

インクヘッドのクリーニングやプリントヘッドの位置調整をやっても治りませんでした。

さて故障、ということで修理に出すとなんと13000円もかかることがわかりました。
新しく買い替えるとネットで一番安くて14500円、近所のパソコン専門店で15000円で同等クラスの新品が買えます。プリンター本体が安くなっていることも驚きでしたが、最近の新品はメーカー保証を受けるためには安い互換インク(純正より40%安い)ではなく高い純正インクを使うことが義務付けられていることのには腹が立ちました。(メーカーもしっかりしている)

今まで使用していた機種のインクはまだ大量にストックがあるし、買い替えて純正インクを使うとなるとコストがばかになりません。

一般論としては値段がさほど変わらないのであれば新品を購入したほうがいい、ということですが、ランニングコストの違いが大きいので(1年で修理費のもとはとれる、とみました)
思い切って修理を依頼することにしました。

先日キャノンのサービスセンターまで重いプリンターをかついで持っていったのです。

係員がチェックしてくれたところ、内部にある透明なエンコーダーフィルムが1か所汚れている、ということでそこを清掃して10分ほどで修理が終わりました。
しかも無料、ということでした。ラッキー。

あとから調べてみるとネットにもエンコーダーフィルムの汚れによる罫線ずれのことがちゃんと載っていたのですね。
http://cweb.canon.jp/e-support/faq/answer/inkjetmfp/64165-1.html

OA機器の故障にはじっくり調べてから対応する必要がありそうです。



2015年1月18日日曜日

厳冬の風景

今日はこの時期には珍しい暖かい1日でした。昨年に比べて今年は暖かいようです。
丹沢山系の山中にある滝の撮影に行ってきました。
昨年の同じころ(1月中旬)に撮影した写真と今年の写真を比べてみるとはっきり差が出ています。
まずは昨年の写真。
滝つぼに近い岩に飛び散るしぶきが寒さのために一瞬に凍っている様子がわかります。
ところが同じ岩が今年は
凍ったしぶきがみられません。ゆっくりと氷になった様子がわかります。紅葉の葉が1枚中に閉じ込められていました。
これが同じ時期に同じ岩を撮影したものです。
毎回撮影できる光景が異なる、これが風景写真撮影のだいご味ですね。

2015年1月9日金曜日

若い写真家の作品展にて

カメラというのはシャッターさせ押せばだれでも撮れるものですが、それは単なる記録に過ぎないのでカメラマンたるものなんとか作品と呼べるものを作りたいと願っているわけです。
そこで重要なのは他人では撮れない自分なりの個性のある写真でしょうね。

最近2人の若い写真家の作品展をみました。
ひとりは「林ナツミ」という32歳の女性写真家の作品展「本日の浮遊」。
この写真家のフィールドは大都会の中。バックは誰しもが見たことあるような風景なのですが、個性的なのはその中で本人自身がモデルとなって「浮遊」まさに空中に浮いている、のです。
http://matome.naver.jp/odai/2131427705185402601

驚くような写真ですね。アイデアがおもしろいし、それを作品に仕立て上げた腕も確かです。
自分のブログで発表していたら海外からの反響が大きく話題の写真家となりました。
確かにみていると不思議な気持ちになります。リアルな写真の中に非現実なものが入り込むおもしろさでしょうか。

2人目は「GOTO AKI」という写真家の作品展。風景を相手にした写真なのですが、誰もが撮るようないわゆる美しい写真、光をとらえた写真、ではなく大地の大きさ、力強さをストレートに撮影した写真です。
http://gotoaki.com/
そうか、こういう自然の撮り方もあるのか、と目を開かれた感がありました。

若い写真家の作品展は刺激的ですね。
私が撮影している風景写真ももっと個性的に撮る必要があるなと思いました。


2015年1月3日土曜日

新年

あけましておめでとうございます。
年末にうれしい話が飛び込んできました。1年間自宅を離れて司法修習中だった息子に「ようやく」弁護士としての就職が決定したということ。これで2人の子供たちが自立したわけです。
その息子が大晦日に久しぶりに帰宅したのですが、司法修習前と少しも変わらずののんびりやで明るい性格だったのも親としては安心でした。
さっそく正月は酒盛りです(それほど飲むわけではありませんが)
昼は宇部の酒「だっさい」大吟醸。「だっさい」は日本酒の需要が減少しているなかでひとり気を吐いて人気の日本酒です。http://www.nippon.com/ja/features/c00618/
とてもまろやかな日本酒の味でした。
夜はフランスのブルゴーニュの最高級白ワイン「ピュイリーモンラッシュ2004年」。10年の熟成を経ているせいか樽香やスモーキーの香りがするもののフルーテイさやボリューム感に欠けていて明らかにのみ頃が過ぎた、ちょっとがっかりなワインでした。ワインは古ければいいというわけではなくのみ頃が重要だと思いました。(モンラッシュ相手に贅沢な話ですが)
おせち料理は我が家は妻が大活躍で調理しましたが、お隣の義母は伊勢丹からのお取り寄せ。
たくさんの料理がきれいに並んでいますが、どれも味が濃いのが気になりました。
普段薄味に慣れていると外で調理されたものにはなかなかなじめませんね。