「あけおめ」といってももう9日。実は年末から年始にかけてカンヌとニースへ行っていました。家族の休みの関係からこの時期の旅行となったわけですが、今回の旅行は86歳の家内の母が同行。彼女の体力を考慮して比較的暖かい南仏を選んだわけです。
今回の旅の目玉はカンヌの5つ星ホテル「MARIENZ」のオーシャンビュールームでの宿泊です。
海沿いにある高級ホテルということでしたが行ってみてさすがの感あり。乗り付けた車(普通のレンタカーでしたので気が引けましたが)はそのまままドアボーイがケアしてくれ外出時には玄関までもってきてくれる。部屋の広さは申し分なし。じゅうたんの厚さもあってゆったり感抜群。防音もしっかり。窓は機械式のブラインドがおりてくるので昼間でも暗くなるしプライバシー保護も十分、床暖房のきいた洗面所はトイレとは別室となっており、シンクは2つなので同室の人への遠慮は不要。バスタブとシャワーは別々になっているので体を洗った後お湯にゆったりとつかることが可能。海の見えるプールは温水でいつでも水泳可能。朝食ブッフェの品数は驚くほど豊富(これまで宿泊した4つ星ホテルの比ではなかった)。レストランで薦められたワインは味、香りとも申し分なし。(そのわりには値段は格別高くなかった。)なによりもホテル全体のスタッフがきびきびしているのが印象的でした。
わが家族の旅行は足の悪い義母のことを考えて常にレストラン、エレベーター完備で一流といわれる4つ星ホテルを使ってきたのですが、このホテルはそうしたホテルよりもさすがにすべてにおいて格が上であるという気がしました。オフシーズン価格だったのでお買い得だったのですがこれほどまでの完璧さとには驚き。もちろん同行した家人は大喜び。(次回以降のホテル選びがたいへんそうです)
調べてみると世界のリーデイングホテルの1つであって、カンヌ映画祭のときは有名人の宿泊処であるようです。館内にはレストランは2つあってミッシェラン4つ星のレストランもあったのですがさすがに家族4人で10万円のDINNERというわけにはいかないのでこちらはパスしました。
新年1月1日の午前0時になるとフランス各地では花火が打ち上げられます。ライトアップされたカンヌの古城(右下あたり)と花火の饗宴の写真を添付します。赤、緑、黄色の花火の光が海に写ってきれいでした。(フランスの花火は日本のような大仕掛けのはないかわりに色がカラフルでした)私は外に出て海沿いの公園から写真撮影でしたが家族は部屋から眺めていたようです。花火の撮影は構図、花火の色、形、露出、シャッターのタイミングなどむずかしいものがあるのですが、まあまあ形よい(流れずに丸く映すことが重要)はなやかな花火が撮影できました。
カンヌの後はニースへ移動。定宿の海沿いのMERIDIENホテルに宿泊(ここは4つ星ホテルですが、さすがにMARIENZの後となるとギャップにびっくり。隣室の音に悩まされました)。毎朝6時に起きて海岸沿いを1時間のウオーキングをしましたが、ここで撮影した地中海の新年の朝焼けをご覧ください。写真では臨場感がないのですが実に神々しい光景でした。1週間の旅行中朝焼けに立ち会えたのはこの日だけでした。
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