2015年12月31日木曜日

いよいよ2015年も終わり

大晦日でもあるので派手な写真でしめくくりましょう。
最初は東京ドイツ村(場所は東京ではなく千葉にありますが)の夜景です。
ドイツ村とはいうもののドイツらしさはまったくありません。子供向けの御遊び広場みたいなところでした。
 銚子の南に飯岡展望台というところがあって眼下に太平洋が一望。雄大な景色でたいへん気持ちがいいところ。雲の切れ目から夕日の光芒が海に注いていた。
年末にガラ携にこんなSMSが飛び込んできた。
「有料サイト利用履歴があり料金未納状態です。本日ご連絡ない場合法的手段に移行します。至急料金窓口までご連絡ください。 036633XXX9」
あきらかに振り込め詐欺MAILですね。ご用心。

2015年12月23日水曜日

鶏丸焼き

この時期デパートの地下食料品売り場は鶏のももの丸焼き売り場が大賑わい。
でもいつ焼いたかわからない硬くなった丸焼きじゃとても満足できない我が家ではガスオープンが大活躍します。
まず鶏肉屋さんで1匹まるのままで鶏肉購入。約2KGぐらいの大きさです。
鶏のおなかに小さく刻んだいろいろな野菜を詰めます。今回はたまねぎ、セロリ、じゃがいもなどに、エシャロットも加えました。
鶏挽肉もいれればよかった、と後から後悔。
そしてあとはオープンで1時間ほど焼くだけ。均一に焼けるように途中で何回もひっくり返したり、きれいな焼き色がつくようにオリーブオイルをぬったりはちみつをたらしたり、といった細工もしながらひたすら焼きました。
できあがった姿が写真。
ちょっとグロテスクですがとてもやわらかい丸焼きができあがりました。
イギリスのステイルトンブルーチーズとカルフォルニアの赤ワインで乾杯となりました。

子供たちももう大きくなって特別なことのないクリスマスシーズンですが何かうきうきしていて楽しい休日でした。

2015年12月13日日曜日

ブロードウエイミュージカル「シカゴ」

今月ニューヨークからのミュージカル「シカゴ」が渋谷で上演されています。クラッシックフアンの私ですがふだん仕事に忙殺されている息子を誘って家族で見に行ったのです。
本場のミュージカルですがもっぱらの話題は徹底的な悪女のロキシーハート役を演ずるマッサンの主演女優シャーロットです。
マッサンを通じて日本人に最も愛されたアメリカ人俳優のシャーロットでしたが、ミュージカルの舞台上でも大活躍でダイナミックな踊りも含めなかなかおもしろいミュージカルでした。

以下新聞の劇評です。

見違えるほど色っぽく進化した「マッサン」の女房/芸能ショナイ業務話

サンケイスポーツ 12月6日(日)14時2分配信
 よくぞ短期間のうちに、ここまで進化したものだと正直、感心した。今年3月で終了したNHK連続テレビ小説「マッサン」のヒロインを演じた米女優、シャーロット・ケイト・フォックス(30)である。

 今月4日から東京・渋谷の東急シアターオーブで、先月末に米ブロードウェーデビューを飾った主演ミュージカル「CHICAGO」を上演中。ミニのセクシーなドレスと黒いタイツで歌い踊り、殺人を犯しながらもスターにのし上がろうとする不倫人妻の悪女、ロキシー・ハートを演じている。

 何が進化したかと言うと、歌唱力と体全体の身のこなしだ。ブロードウェーで記者が現地取材したときは正直、緊張からか顔も体もほっそりしていた。歌声もどこか自信なさげでダンスも少々、心もとなかった。ところが、2週間以上、現地で満員の客席を満足させたからか。

 表情が豊かになったし、歌声も格段に幅が出た。伸び伸びとよく通るし、ジャズナンバーの数々を安心して聴ける。しかも、愛人をピストルで殺害した後に「おしっこ、もれそう!」と叫ぶ姿にはもう、「マッサン」で演じた良妻賢母エリーの面影はない。

 それにブロードウェー初日より太ももをはじめ体全体の肉付きがよくなった印象で、他紙の記者も「ロキシー・ハートというか、セクシー・ハートだね」とうなった。関係者も「発声練習などを重ねた努力はもちろん、ブロードウェーで自信がついたのでは。それが歌にも体全体にも出てきた」と太鼓判を押す。

 全編英語だが、日本語の字幕スーパー付き。同所で23日まで、26、27日には大阪・梅田芸術劇場でも上演される。寒さが募る季節だが、シャーロットのステージは大人の心を揺さぶる熱気に満ちている。(M)

2015年12月4日金曜日

いよいよ紅葉も最後

関東地方で最も遅い紅葉、房総半島の南にある養老渓谷に行ってきました。
アクアラインを つかえば2時間の近さです。
渓谷を覆う紅葉の美しさで有名なのですが今年は暖かくまだ十分に色付いていませんでした。
過去の写真はこちらです。https://www.google.co.jp/search?q=%E9%A4%8A%E8%80%81%E6%B8%93%E8%B0%B7&biw=1438&bih=708&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwj17Y-09b_JAhWEUZQKHcG8CWkQsAQIOg&dpr=0.95




今年の様子は







次から次に観光バスが着いて狭い渓谷は大混雑。


私が撮影した写真は
渓谷の流れの淀みを美しく撮影してみました。

2015年11月27日金曜日

雨模様の中の紅葉

紅葉が一番美しく映えのはやはり快晴で青空を背景とした時ですが、今年はどういうわけか休の日の天気が悪く、曇天だったり雨ったりでインパクトのある美しい写真にはならなかったのですが、そういう中でみつけてきた秋の光景です。






2015年11月23日月曜日

個人向け国債の裏技

預金金利がどんどん低下していっています。でも今更株や投資信託のようなリスクのある商品(元本が保障されていない金融商品)には手を出す気がしないというかたも多いのでは?

そこで国が毎月発行している個人向け国債を活用した余裕資金の増やし方をひとつ。
現在国債そのものの金利は3年もので年0.05%という超低金利ですが、証券会社が実施している国債購入時のボーナスキャンペーン(たとえば国債1000万購入すると5万円の現金がもらえる)と合わせて考えると、けっこうな金利になってくるのです。

1000万円の購入で5万円の現金、ということは年利になおせば0.5%ですからすべての定期預金の中で最高の金利になります。

これは個人向け国債を新規に購入した場合の話ですが、すでに1年以上前に購入した個人向け国債があればそれを即解約して別の証券会社であらたに個人向け国債を購入しても十分高い金利にはなります。 
解約には手数料(1年間に受け取った利息のほぼ80%相当)が取られますが超低金利の今はこれは微々たるもの。ボーナスキャンペーンで受け取る現金を考えると十分高い金利となる計算です。

この裏技のコツは今までとは違う証券会社で新たに国債を購入する、ということ。1年間は解約できませんから余剰の資金で実施する、という点です。
いってみれば国債ころがしでしょうか。



2015年11月12日木曜日

紅葉写真

今週の紅葉は山梨県の南アルプス市にある伊那湖です。東京から中央高速でほぼ2時間、これほどの近さのところにすばらしい場所がありました。
http://www.minami-alpskankou.jp/inagako-kouyou.html

さっそく写真をどうぞ。


緑色の湖面に周囲の紅葉が映えて美しいですね。
実は今頃になって35mmのデジタル一眼カメラを購入したのです。
これまでフィルムカメラのほうが不便な面はあるものの色合いでデジタルカメラにまさっているということでフィルムカメラしか使ってこなかったのでしたが、フィルム代の大幅値上げやデジタルカメラの表現力の高さ(フィルムの露出許容幅をはるかに超える露出許容能力)などからもはやこれまで、と観念しての高級デジタル一眼カメラの購入となったわけです。
そして今回の紅葉写真はデジタルカメラによるものとなりました。毎日ネットで探して底値での購入となりましたので、フィルム代2年分と同じです。
それに今まで露出差の大きい被写体撮影に苦労してきたことがなんなくできる、のですからもう手放せなくなるのでしょうね。

2015年10月31日土曜日

紅葉めぐり

毎年10月の最終週には福島県下郷にある観音沼というところで紅葉撮影をしています。
関東地方との気温の違いからか東北の紅葉は実に美しい。
観音沼は東北道白河ICから約1時間で到着しますし、途中の山も一面の紅葉ですので楽しいドライブを満喫できます。
今年は10月28日に行きました。朝6時に自宅を出ると10時現地到着、日帰りはハードですが美しい眺めですのでさほど疲れません。
残念ながら今年はもう落葉していて晩秋の雰囲気でした。ハデな紅葉が終わった後も渋くてなかなか素敵です。





さていよいよ11月は関東地方の紅葉です。どこに行こうかワクワクしますね。

2015年10月10日土曜日

振込詐欺MAILがきました

通勤途中に交番があります。そこには掲示版がかかっていて管内で発生した交通事故や犯罪の件数が記入されているのですが、多くはほとんど0かたまに1とか2くらいの数字なのですが、唯一連日2ケタの数字が記入されている犯罪があります。なにかというと「振り込め詐欺」。驚きますね。
でも私には関係ない、と思っているのですが先日来ました。それも電話ではなくMAILです。

それは会社時代の知り合いからのMAILでした。

内容は
「今マニラを旅行中なのだけど泥棒にあって現金、カードすべて盗まれた。警察や大使館にいったのだけどらちが明かない。帰国便はすでに出発し、ホテルからは宿泊代XXXドルの支払いを迫られている。助けてくれ。」
という文言が流暢な英文で書かれていた。
発信元は確かに知人のアドレスでしたのであわてました。
返信しようと思ってふと気になったのですが、妙にうまい英文だし、おまけに出だしが[HI、」で始まって私宛てでもなさそう。友人宛だったらこんなにじょうずな英文で送ってくるはずがないし、こりゃ変だ、と気が付きました。
でもほっておけないのでその知人からの過去のMAILを探し出し、電話番号をみつけて電話をしてみました。
案の定知人本人が出て、くだんのMAILはその知人を装った詐欺MAILであることがわかりました。
その日は朝から問い合わせの電話が殺到していたようです。

ではなぜそのような詐欺MAILが流れたのか、ということですが、プロバイダーのAOLからパスワードを入力してくれ、というリクエストMAILがきたので何の疑問ももたず入力したところそのMAILは実はAOLを語った詐欺団からのものだったので彼のMAILが乗っ取られアドレス帳を盗まれた、とのことでした。

マニラの日本大使館のホームページをみるとでていました。すでにかなり前から蔓延している詐欺MAILのようです。
以下大使館のホームページの内容です。

平成24年11月8日
在フィリピン日本国大使館

*本お知らせにつきましては,ご本人はもとより,家族内,組織内で共有されると共に,お知り
合いの方にもお伝えいただけますよう御協力をよろしくお願いいたします。

1 本年夏以降,当地,日本及びアメリカ在住の日本人から大使館に対し,被害には遭っていないものの,実際に存在する個人(多くが知人・友人)のメールアドレス( Yahoo などの Web メール)を用いて本人になりすまし,家族及び知人等に対して(外国)送金を依頼するといった振り込め詐欺と思われる事案につき報告が寄せられています。

2 メールの内容は,概ね,旅行先,その多くがフィリピンで強盗被害に遭い,所持金を盗られてしまい困っていると切り出した上で,帰国旅費,ホテル等の支払いにお金が必要であるとして,(外国)送金サービスや指定した口座に至急振り込みをして欲しいとするものです。

3 実際,フィリピンにおいて,外国人が強盗等の被害に遭遇するケースはありますが,万が一,この種の内容のメールを受信された際には,まず電話などにより,送信者が本人であることを必ず確認するようにしてください。
 また,携帯電話も一緒に盗られてしまったことなどを理由に,相手側が直接電話連絡することを避ける場合も想定されますが,いずれにせよ,メール内容を鵜呑みにせず慎重に対応するようお願いいたします。

なお,疑わしいと思われる事案に遭遇した際には,当館までご連絡ください。

(了)





2015年10月5日月曜日

気温が下がると夕日がきれいに見えます

この夏から始めた夕日撮影シリーズ。気温が高い夏の間は水蒸気が多いせいか夕方には雲が出ることが多くなかなか西の空にきれいな夕日がみられませんでした。
秋になって空気が乾燥し、上空の気温がさがったせいか真っ赤な夕日が見える日が多くなりました。
赤くなるといっても尋常な赤さではありません。地表面はもう薄暗いのに空は一面の赤です。
そうした時に撮影したある日の夕方の写真をごらんください。
赤い空だけでは単調なので地表の畑(秋植えブロッコリーです)を入れてみました。この白いシートは「除草シート」です。シートに赤い空が写りこんでいますね。
正面の三角形は家の屋根ですがちょうど数分前にこのあたりに太陽が沈みました。沈んだ太陽からの光が雲に反射して空一面の赤さになるわけです。
ちょとインパクト強すぎましたか?

2015年9月26日土曜日

神聖なる日の出

朝日を見に行こうと思い、真夜中(午前2時出発)に車を走らせました。
行き先は茨城の大洗海岸。
午前5時に現地到着し、まだ真っ暗の中懐中電灯を頼りに海岸に出ました。
前日まで太平洋沖を台風が移動していたことも計算のうち。相当高い波が押し寄せてくるはず、とみました。
そして5時半の日の出の時刻。
まず空を覆っていた雲が赤く焼け始めます。次に太陽。光芒が空にでてきました。
どんどん明るくなってくるので写真の露出が難しくなり、画面の半分が黒いハーフNDフィルターが大活躍となります。
波の動きをみながらシャッターを押し続けました、
実はこの場所、陸側の丘の上には大きな神社があり、海の中には鳥居がたっているのです。
日の出のドラマはわずか10分ほどで終了でしたがその間なんと鳥居のてっぺんには海鳥がとまっていたのです。まるで神が鳥の姿に身を変えて天から降りてきた(ちょっとオーバーな表現ではありますが)、といった神々しい情景でした。
こういう感動的な光景に巡りあえることも風景写真撮影の楽しみですね。


2015年9月23日水曜日

医療保険の必要性をデータからみると?

寿命の延び(健康への不安)を背景に医療保険に関心が集まっており、TVCMがたくさん流れていて加入を誘っています。
FP仲間と議論しているとリスクに対する備えとしての医療保険についてこの必要性を否定するFPはどこにもいません。
ところが私の意見は皆と異なり「ある程度のまとまったお金があるのであれば医療保険に加入する必要はないのではないか」と主張するもんですからいつも座がしらけます。

さて最近の日経新聞に「医療保険データで検証」という記事が大きく掲載されました。

この中での結論は
「100万円超の自由に使える貯金ができれば保険は卒業してもいい」
「保険が有効なのはめったに起きないが起きると経済的な損害が大きく自力では対応できない場合であり、この場合は発生確率を度外視しても保険は必要」ではあるが、
「医療・がん保険はもらえる給付金は数十万円から100万円程度が多いので、それなら保険料を払い続けるよりも用途が限られない貯蓄で備えるほうが合理的」
というものでした。実にわが意を得たり、です。

データによれば

1.医療保険は入院日数に応じて給付金が支払われるが、入院日数の平均は医療費抑制で5年間で1割短縮している。医療保険の効用は小さくなりつつある。
がん患者の2人に一人は9日未満、心筋梗塞は3日未満で退院している。
2.脳梗塞で30日以上入院する人は45%いるが、入院日数が長期化するのは70歳代後半から。40歳代前半の男性なら入院する確率は0.1%程度に過ぎない。
3.50歳の男性が今後10年でがんにかかる確率は6%。診断給付金100万円のがん保険の保険料総額(安い保険でも)は約21万円もあり、がんにかかれば100万円受け取れるがその確率は6%にしか過ぎない。

何事も冷静に考えてみることが必要ですね。




2015年9月10日木曜日

親の自宅を相続できるためには

330㎡以下の自宅敷地については一定の条件さえ満たせば相続税評価額が80%引きになるので相続が可能となってきます。そのためその条件が適用できるのかどうかがきわめて重要になってきます。

①配偶者が相続する場合←必ず適用できる。ただし戸籍上の配偶者であること。

②同居していた親族が相続する場合→相続税の申告期限まで住み続けかつ保有していれば適用できる。申告期限後は賃貸にしようが売却しようが自由。親と同居していたことが条件になるので嫁いだ娘が親の介護のために一時的に実家に帰ってきたような場合は同居親族にはならない。

③別居親族が相続する場合→①の配偶者や②の同居親族がいない場合に限って別居親族でも適用が可能となる。ただし相続前の3年間、自分または自分の配偶者名義のマイホームに住んでいなかったことが条件

④相続人以外の親族が相続する場合(たとえば孫)→②③の条件を満たす親族であれば必ずしも相続人にとらわれることなく相続は可。

相続人に関する条件は以上ですが、さらに相続の対象となる自宅土地についてそれが相続の対象となりうるのかという条件が加わります。

たとえば親が自宅から老人ホームに移ってそこで亡くなった場合、介護の必要性から老人ホームに移ったのであれば空家になった元の自宅を自宅とみなしてくれますが、それには条件があります。要支援、要介護、または障害支援区分の認定を受けていることが条件となります。
また空家であった元自宅を誰かに貸していたらもう自宅とはみなされません。
ということは親がいなくなった空家は親が存命中はそのままにしておけ、ということになりますね。
こんなところにも空家が減らないわけがありそうですね。

いったん親を子の家に引き取って介護しその後ホームに入所したような場合、空家の親の自宅が残っていても親がいったん居を移したということになるのでそれはもはや自宅とはみなされないようです。要注意ですね。



2015年9月5日土曜日

アメリカで一番売れているという2$ワイン

ロスで生活している娘が一時帰国し、みやげにカルフォルニアワインをもってきました。
飲んみるとバランスとれたけっこういける味。
ウーンさすがカルフォリニアワインだと思ったのですが、調べてびっくり。

アメリカではなんと2$で販売されていることが判明。
TRADERJAWSという全米のスーパーチェーンでのみの販売のようだが、CHARLES SHAWというナパのワイナリーで醸造しており、720mlの1瓶2ドル半という安さ。
先日ソービニオンブラン、そして昨日はピノグリージョというブドウからの白ワインを飲んだのですがワインの味にうるさい私でもこれは合格。

たしかに高級ワインと比べると味の重みやフルーテイな香りには欠けるものの安いワインにありがちな水っぽさ、味の薄さはなく楽しい気持ちで飲めるのがうれしい。

飲み残したボトル内の空気を抜いて保存し、翌日飲んでみましたが翌日でもアルコールも味も十分残っていたのが驚き。

アメリカという国の奥深さを痛感しました。

2015年8月30日日曜日

20分で標高3842mへ

ヨーロッパアルプスの最高峰モンブラン4810mを間近にみることができる展望台がフランスにあります。スイスのジュネーブから車で1時間余でシャモニーの町に到着。そこからロープウエイを乗り継いで20分でもうエギュイミデイという展望台です。展望台の眼の前の山がモンブラン。展望台の標高はなんと3842m、つまり富士山よりも高いところに汗もかかずにいとも簡単にいけてしまう、というのだから驚きです。
難行苦行の末にたどり着く日本の山々に比べ、とヨーロッパ人の山に対する発想はまったく異なっているような気がします。
最初の写真はエギュイミデイの展望台とはるか下に見えるはシャモニーの町です。
なんと展望台からエレベータでさらに上に行けるのです。尖がった山の狭い頂に城塞のような展望台を築き上げ、下界とロープウエイで連絡する、その構想力とそれを実現した土木技術はすごい。

次も展望台から見下ろした風景です。とがった稜線を互いを命綱で結びながら中腰になりながらもそろりそろりと下りていく登山者たちです。相棒が足を滑らしたらもう命はない世界ですが、写真のように続々と下りていくのですからこの勇気もすごい。



2015年8月24日月曜日

スイスにあるモルジュという町が気に入りました

猛暑の日本を脱出してスイスへ行ってきました。
日差しは強いものの湿気がないので快適でした。
これまでスイスには何度か行っていたのですが、今回宿泊したモルジュ(MORGE)という小さな町の美しさ、静けさには感動しました。
場所はレマン湖畔にあり、ジュネーブとローザンヌの中間というかローザンヌから10KMほどジュネーブ寄りにあります。

宿泊したホテルのベランダからモルジュの町がみえました。一日中ぼんやりと眺めていたい風景です。湖畔の遊歩道ではジョギングや犬の散歩をする人たちがひっきりなしでした。

土曜日午前中は目抜き通りで朝市でした。のんびりした雰囲気で人々の服装がハイカラです。
教会前の広場ではお祭りでした。民族衣装を着た人々がダンスを踊っていました。
女優のオードリーヘップバーンが引退後この町に居を構えた、とのことです。私も住みたくなりましたがなにせスイスは物価が高いのでそれは無理だと思いました。
ちなみにごく普通のレストランで食べたどうということのないピザが3000円、サラダが2000円という具合です。

2015年8月2日日曜日

巨大夕焼け雲

猛暑続きですのでさすがに写真撮影に遠出することはあきらめているのですが、夕方6時半には西の空を眺め晴れている(連日晴れてはいます)ときにはカメラ一式を持って近所の小高い丘まで車を飛ばしています。
何を狙っているかといえば夕焼け雲です。
西の空に黒い雨雲がなくて北の空に白い雲が薄くかかっているという条件だと沈む太陽の光を受けて北の空に赤い夕焼け雲が出現しますのでそれを狙うわけです。

といってもなかなかよい条件にめぐり合うことはめったにありません。むなしく帰宅することが多いのですが、この1週間は1日だけよい夕焼け雲に出あうことができました。
わずか5分という短い時間でしたが夢中でシャッターを切りました。

この雲は色合いに変化が出ており、かつ雄大な形でよかったのですが、これに味をしめると次はもっとよい形の雲を撮影したくなりました。
次なる目標は右側が黒くなくかつ大きな丸い楕円形の夕焼け雲の撮影です。


2015年7月30日木曜日

専業主婦のへそくりは誰のもの?

離婚の相談を受けていると必ず話はお金の問題になります。特に専業主婦だった女性にとっては死活問題です。
結婚後夫婦が築き上げた預金とか不動産、掛け金を支払ってきた保険などは夫婦共有の財産として折半となるのが一般的です。
そこで問題となるのが家計のやりくりをしてきた主婦がため込んできた貯金すなわちへそくりはどうなんだろうか?これって妻の努力のたまものなので妻の財産?

答えは貯金の原資となる収入を稼いだ人のものになる、すなわち夫の収入の一部をため込んできたのであればその貯金の名義がだれであろうと夫のものになる、ということです。夫婦であっても夫の稼ぎは「夫のもの」ということです。
この点を誤解している主婦が実に多いのですが、では主婦の内助の功は考慮されないのか、というと離婚時の財産分与や相続時の相続権として財産の半分程度を贈与税や相続税の負担なしにもらえる、ということで考慮されているということでしょう。

「夫のものは私のもの」「私のものは私のもの」という慾の張った奥様が多い今日この頃です。

2015年7月19日日曜日

梅雨空に残照を求めて

この1週間は雨の日を除き毎日夕方になると撮影機材をもって近所の畑通いでした。
ねらっていたのは「残照」。西の空に沈む太陽からの赤い光が空に浮かぶ白い雲を赤く染める現象です。赤くなった雲と地上に咲く満開の花のコラボです。
地上はすっかり光がなくなっているので暗いのですが、空にはまだ明るさが残っているため露出差が大きく1枚の写真の中に空と地上の花とを同時に写しこむのはなかなか難しい世界です。
昨年まで2年間百合の花と夕日をねらったのですが空が赤くならない、とか花の形が完璧でない、とか露出が的確でないとか今いち満足できていません。
昨年秋には柿の木と残照に挑戦してみました。

雲はよかったのですが、柿の実に光がなく大きく引き伸ばすとねぼけた雰囲気でした。
今年の挑戦結果は7月13日から本日までで赤い残照がとれたのはわずか1日のみ。
梅雨があけた本日なんぞは昼間は晴れていたのですが日が沈む時間には黒い雲がでてきて空を覆い写真は撮れず。
昨日にいたってはカメラを構えている西の方向ではなくて東の空に大きな虹が出現。しまった、と思った時はすでに遅し。
雲ひとつない快晴の空の日もあったのでしたが、夕日の光を受ける雲がないとただ明るい空だけになるので残照写真にはなりません。


自然相手の撮影では効率悪いこと限りないのですが、うまくいった時の期待と喜びの大きさや陶酔感があるのでやめられません。
さてそのうまくいった1日だけの写真です。
手前の黄色の花はヒメヒマワリ。空の部分は光を抑えるフィルターを使い、花のところは暗くて露出が不足するのでストロボの光で補いました。
青い空と残照で赤くなった雲がうまく出たと思っています。奥行き感も出ましたし大満足です。



2015年7月10日金曜日

梅雨の長雨にもめげず

ようやく快晴の空になりました。
いつもは空梅雨で雨がふることが少ない6月下旬から7月ですが今年はまさしく梅雨の天気でした。でも雨の中傘をさしながらの被写体探しと写真撮影をやりましたのでその成果をごらんください。
着目したのは町の街路樹。連日の雨の湿気のせいか木の樹皮が緑のカビにおおわれていてその光景がなんともいえずアーテイスチックに見えました。
雨で濡れたため木肌もしっとりしていて妙になまめかしく年老いた生き物のようでしたね。

こちらの木肌にはなにやら絵のようなものが生じていました。ひよこの絵でしょうか?不思議なことに眼とか足までが見えます。
激しい雨のなかカメラが濡れないように守りながらの撮影でしたが住んでいる町のなかにもおもしろい被写体があるものですね。
最後はこれ。なんだかわかりますか。これでも木の肌です。いろいろな色のカビに覆われています。抽象絵画のようですね。

2015年6月28日日曜日

事例から

このままいくとホームレスが一人増える、の事例です。

60代の妻から70代の夫に対する離婚要求。
子供たちはすでに独立、夫婦ふたりは自宅住まい、二人とも年金収入のみ、既に長年にわたっての家庭内別居状態。原因は若い時の夫の専横的態度。娘の結婚を機に妻は夫に対して離婚要求、という形で復讐に出たわけです。
現在二人が住んでいる自宅の所有関係は土地は妻のもの、建物は夫婦で折半となっていました。ほかに二人に財産はありません。(これはこれで問題ではあるのですが)
離婚を要求された夫はもはや妻と争う気力もなく妻がその気なら仕方がない、とあきらめ離婚に応じようとしました。

ここでちょっと待った!です。
この夫、離婚後どこに住むのか?無職の70代の男やもめにはどこも部屋を貸してくれません。
現在住んでいる自宅建物はさほどの財産分与額にはならないので結局夫は無一文の状態で離婚することになるのです。

制度上離婚そのものは両者が合意して届を出せば成立してしまう世界ですが、今それをするとホームレスが一人発生することになるわけです。

県や市に相談し夫の住宅問題の見通しがつくまで離婚を思いとどまるように妻の側を説得した次第です。
個人的には今のまま家庭内別居を続けていってほしい、と思いましたが妻の側は親からもらった土地を夫には渡したくない、夫の介護に関わりたくない、という思惑もあるように見受けました。

妻の側に財産があって夫の側にない場合で家族関係が崩壊しているとこういった事例がよくあるので男性はご注意、ですね。

2015年6月21日日曜日

あじさい屋敷にて

この時期の被写体といえば「あじさいの花」ですね。
町のあちこちに咲いていて格別めずらしい風景ではないのですが、山一面を満開のあじさいで埋め尽くしているという場所が千葉県の茂原にあります。俗に「あじさい屋敷」といわれ農家の人が所有する山と畑をあじさいで埋め尽くし壮観な風景を見せてくれています。
先週の曇天の日、花の状態もよかったのですが右も左もあじさいでかえって写真としてまとめるのには苦労しました。

珍しいあじさいの花があったのでマクロレンズを使用してアップで撮影してみました。
手前にはぼかした別のあじさいの花をいれてみました。
雨上がりの雰囲気を出すために霧吹きで水滴をふりかけてみたのですがあまり効果はなかったですね。

2015年6月15日月曜日

空家の自宅どうする?

最近多い話題ですが、「実家の親がサービス付き高齢者住宅に移ってしまいあとに空家になった自宅が残ってしまった。この空家をどうしたらいいのだろうか?」という相談。

問題は多くの場合 こうした空家を子供たちが相続することになると相続税の支払いが発生してくることです。
今年から相続税の基礎控除額が大幅縮小されたことや、相続する子供たちも既に自宅を所有していることが多いので「小規模宅地等の特例」という節税方法を使うことができないことなどが影響し多額の相続税支払いが必要となるのです。

対策として考えられるのは
1.空家のままほっておくよりも賃貸物件としておけば相続税を軽減することができる。すなわち貸せる立地条件、貸せるような優良物件であれば改装費をかけてでも貸したほうがいい。

2.この場合 かける改装費用と賃貸物件化によって得られる利益の見通しが重要。空家を賃貸物件化する場合、5~6年で回収できる程度の改装費ならリスクは少ない、といわれています。
その空家で可能と思われる賃料水準から賃貸事業にかかるランニングコスト(管理費、水道光熱費、修繕費、公租公課等)を控除した後の利益の5~6倍が投資額の上限となること、というわけです。

3.改装による賃借物件化が困難であれば売却を検討したほうがいい。

空家のまま放置しておくことのマイナス面が問題視されてきている昨今です。空家問題は他人事ではなくなりつつあります。


2015年6月7日日曜日

FP協会のセミナーに出席

土曜日は日本FP協会のセミナーに出席。テーマは高齢化社会への対応。
第Ⅰ部は東大で「老年学」を担当している秋山弘子教授による「長寿社会に生きる」でした。

講演の要旨は

人生の区分がかっては第一期 子供、第二期大人、第三期老人 であったのがこれからの時代は
第一期 子供、第二期 大人、第三期 前期高齢者、 第四期 後期高齢者 となり後期高齢者という新人類が出現する、というもの。

若返る高齢者 10年前の高齢者と今の時代の高齢者は歩行速度でみると 11歳若返っている。
すなわち 今の時代の75歳は昔の64歳に相当する。

かっては定年後は余生であったが今はセカンドライフの時代。高齢者が社会の支え手になっていく必要がある。

PPK(ピンピンコロリ)が理想とされているが、そのような幸せな人生が送れるのは男性の場合1割にすぎない。残りの9割はいつかは障害者(自立できない生活)となる人生。

長寿社会に必要な要件は 自立期間(健康寿命)の延長、弱っても安心で快適な生活環境の整備、そして孤立化しない人とのつながりつくり 

第Ⅱ部長谷工総合研究所の吉村直子氏による「医療介護制度激変時代に求められる高齢者住宅」

内容は
1.三大都市圏で顕著な高齢者増、単身・夫婦のみ世帯
2.2015年度改正される介護保険制度の骨子
3.高齢者住宅の体系と現状

なかでも人気のある特養への入所者を要介護度3以上に限定することや、
一定以上所得者の介護保険自己負担割合の引き上げなどが紹介された。

また都市部の高齢者を地方で引き受けてもうらおうという計画がマスコミで紹介されているがこれはかってのシルバーコロンビア計画の焼き直しのようなものでありうまくいくわけがない、とのことであった。

2つのセミナーともたいへん密度の高いものであった。


2015年6月5日金曜日

さめ肌

小田急線相模大野駅前にあるユニコムプラザの3階で私が所属している写真クラブ「写団薬師」の写真展が開催されています。アクセスがいい場所のためか大勢の人がみにきてくれています。(7日まで開催中)
会員22名が2枚ずつ作品を出品しているのですが、話題となっているのが私の1枚。タイトルが「さめはだ」というもの。

「これはいったい何の写真?」「さめはだって何?」というわけです。
「さめはだ」の本来の意味は

「サメ肌というのは、アトピー性皮膚炎とよく似た肌症状であることが多く、鳥肌のように毛穴が隆起して、肌がザラザラとした感触になり、サメの皮のようであることから、サメ肌と呼ばれるものです。(ネットから抽出)」

この写真は俗に「しぶき氷」といわれるものです。箱根の山の中にある滝つぼで撮影しました。
写真の左奥には滝があって勢いよく水が飛び跳ねています。そのしぶきが岩場に飛び散るのですが、真冬だと零下の風にあおられて岩肌につくと同時に凍るわけです。その氷が徐々に成長したものが写真のようなでこぼこというわけです。
この場所は写真家にも有名な滝ですが、ほとんどのカメラマンは滝の写真ばかりを撮影して帰るのですが私は人が目を向けないこの岩肌だけを撮影してこの日は終わりました。
後から考えると「さめはだ」というタイトルはいささかオーバーだったようですが。

だれが見てもわかる写真ではなく「いったい何?」「どうやって写した?」と疑問を持たせるような写真がいいのだ、と日頃から私は思っています。

2015年5月28日木曜日

梅の実の収穫

5月なのに真夏日、しかも雨が少ない、ということの余波でしょうか、我が家にある1本の梅の木にたわわに実がつきました。
調べてみると例年は6月の10日前後が収穫日でしたが今年は昨日5月27日に収穫をしてみました。
こんな具合でした。なんとバケツ1杯、150粒ほどの収穫です。雨に降られていなかったのでどの実もきれいな状態でした。
さっそく梅酒つくりです。洗った梅の実2KGとブランデー1.8L、氷砂糖0.5KGとを大きな瓶に入れるだけです。
どんな味になるのか楽しみです。もっとも梅の木には肥料をあげてなかったし、あのような大量の実がついたので梅の実そのものがおいしい実になったのかはいささか自信はありませんが。

2015年5月24日日曜日

ピアノそして写真と

先週はピアノの発表会。新現役ネット ピアノクラブというシニアのピアノ愛好者のグループの集まりです。18名のシニアが日曜日の午後グランドピアノで日頃の練習の成果を発表しました。
私が弾いたのはドビッシーのユーモレスク。なんとか立ち往生することなく弾きとおすことができました。3カ月の間ほぼ毎日練習した成果でした。
土曜日は写真クラブの例会。一人2作品を提出しプロの講師に批評をしてもらいます。
私は提出した写真は次の2作品
最初の写真は霧の中赤い梅の花とピンクの桜、新緑の緑の饗宴です。雰囲気といい花の配置のバランス、枝の自由な伸び具合といい個人的には満足していた写真でしたが、入選には入ったものの講師の指摘はぐるっと曲がった梅の枝ぶりが特徴的なのでそこだけをねらって作品にしたほうがいい、というものでした。思いもかけない指摘でした。
 次の作品は墓地。これも入選には入ったのですが、プロにいわせると墓を題材とするのはタブー、とのことでした。これも思ってもみなかったコメントでした。
来週6月1日から7日はこの写真クラブの写真展開催です。小田急線相模大野にあるユニコムプラザの会場で私は2点出展します。
案内用のDMを添付します。



2015年5月16日土曜日

最近の事例から

最近の事例からお金の話。
ご夫婦がマンションを購入する場合、通常は頭金を用意しますよね。(最近は頭金なしでもローンを融資してくれる銀行もあるようですが、購入金額の2割とか3割の頭金を用意し不足する金額を住宅ローンで充当するのが一般的です)
そこでたとえば4000万円の物件を購入するとして頭金を1000万用意しのこり3000万円をローンとしたとしましょう。
頭金1000万は800万円をご主人が、200万円を奥様が自分の預金から提供したとします。
そして住宅ローンが組めて何年か返済していきます。

ところがこのご夫婦の仲が悪化してとうとう離婚の話になり財産分与の話になりました。
結婚後つくりあげた財産は基本的には夫婦で折半となります。
住宅ローンを返済中のマンションも分与(折半)の対象になります。(登記上ご主人の名義となっていてもです)
そうなると必要となるのは①マンションの価値 ②ローン残高 ③頭金の取り扱い です。
①マンションの価値は推定売却価格ですので不動産会社に頼めば評価額を算出してくれます。
②ローン残高はローンを組んだときに銀行が発行してくれたはずです。
実はいちばんやっかいなのは ③頭金 をどうするか、という点なのです。

購入時に出資した 800万と200万 がそのまま返却の対象となるか、というとそうではないのです。
特に ①のマンション価値が購入時より値下がりしている場合に問題となります。
仮に 4000万で購入したマンションの価値が現在半分の2000万となっていたような場合頭金についても現在その価値が半分(目減り)になった、とみなされます。

ですからこのような場合 財産分与額というのは
1.現在価値2000万からローンの残高相当分を銀行に返済し(銀行からの借金は目減りさせずにそのまま、ということです)
2.残りの金額から目減りさせた頭金を夫婦それぞれに返却し
3.最終的な残りの金額を折半する、ということになります。

もちろん1.の段階でマイナスになれば夫婦に分与される財産はなくなり、逆に残ったローンを誰がどのようにして返済していくのか、という問題になってきます。

簡単に離婚している現代の世の中ですが、不動産の取り扱い問題が入ってくると一筋縄ではいかないようです。

2015年5月9日土曜日

今年の桜

今年もいろいろな場所で桜の写真を撮りましたのでご披露しましょう。
この写真どこだかわかりますか?満開の桜並木の手前にあるのは墓地です。写真に題名をつけるとしたら「過密時代」でしょうか?

雪を抱いた北アルプスをバックに凛として佇む一本桜です。夜中の1時に自宅を出発して白馬まで片道4時間かけて桜を撮りにいってきました。
こちらは湖畔の桜。桜のピンクの色が水面に写りこんでいます。水面には強風で散った桜の花びらが漂っていて美しい光景でした。

2015年4月30日木曜日

妻が子供を連れて実家へ別居したらもう最後

離婚話の現場にいて思うこと。

夫婦仲が悪化するとまず妻は別居を考えます。経済力のない妻は通常子供を連れて実家へもどるケースが多いのですが、冷却期間としての別居が多くの場合そのまま離婚にいくことが多いようです。
しばらくすると妻の側から離婚要求がでるのですが、ここで問題となるのは夫です。
多くの場合 夫は離婚までは考えておらずそのうち妻は自分のもとに戻ってくると思っているのです。
かっては「子はかすがい」でしたが今は「夫婦仲が悪いことは子供の教育上よくないこと」と妻は堂々と主張してきます。
実家の親がまだ元気で、経済力もあるならば、娘の出戻りは大歓迎。娘も子育てしてくれる親には大助かり。夫には気を使いたくないのです。実に快適な三世代同居が待っていることになります。

そうした状況を理解できない夫はみじめですね。妻に逃げられたあげく子ともが成人になるまで養育費が要求され子供とは満足に面会もできず(多くて月1回程度が相場)さびしい味気ない毎日が続くことになります。

ですから現代の夫たちはひたすら妻に逃げられないように妻の顔色をうかがいながらの毎日を送っているといっても過言でないようですね。


2015年4月23日木曜日

相続ブームです

今年の1月から相続税の基礎控除額が引き下げられました。相続税の納税対象者が増えることから相続税に関するいろいろなセミナーが盛況となっているようです。
もっとも増えるといっても相続件数全体のなかで数パーセント程度だけなのでまだ一部の人だけが対象となる、といってもいいのですがね。
税理士法人が主催するセミナーでの主な相談としては
 1. 相続税の納税額を知りたい。
 2. 土地の評価額を知りたい。
 3. 生前にできる相続税対策はないのか。
 4. 相続に関する親族間の話し合いがうまくいかない。
 5. 遺言の書き方をしりたい。
などがベストファイブのようです。

こうした質問のうち 1と2は税理士が得意とする分野ですが毎年春に税務署から送付されてくるs固定資産税の通知書をじっくりみればおおよその見当はつきます。4は家庭裁判所への調停申し立て、5は公証人事務所 での遺言作成 となるのですが、一番の問題は 3です。
私はFPとしてこの部分については日頃から情報収集はしているのであわてることはないのですが、多くの人にとっては長い人生でほとんど経験することがない分野なのでいざそのときになるとあわてるものです。

相続対策といっても解決策はそうたくさんあるわけではなく、相続財産の減少(課税評価額を少なくするということ。)と現金化が可能な相続財産を多く持つ、保険で用意する、ということでしょうか?


一番大事なことは関係する人と日頃から相続についての話をしておくことですね。

さて関東地方の桜は終盤戦ですが、先日信州に山桜を見に行ってきました。
遠くにみえる雪の山並みは北アルプスです。ちょとわかりにくいのですが、近くの山の山肌にぽつぽつと白く見えるのが山桜です。ここは「西の吉野」「東の陸郷」といわれる長野県陸郷地区です。
のどかで素敵な場所でした。

2015年4月13日月曜日

霧の中

本日は真冬に逆戻り。冷たい雨が降っていました。
先週の火曜日。同じような寒い雨模様だったのですが、風景写真を撮るカメラマンには絶好の撮影日和となりました。
横浜から1時間ほど丹沢山系の山の中に小さな池があってこうした悪天候の日は霧が発生します。
何はともあれ写真を見てください。
 左はピンクのしだれ桜。右奥にぼんやり見えるのは紅梅です。
静かな山奥の湖畔の情景ですね。
次の写真はつばきの木です。冬の花ですがまだ咲いていました。そうとう霧が濃い様子がわかります。奥の黄色い花は山吹の花です。
白梅もまだまだ元気でした。霧が余分なものを隠してくれるので晴れた日よりも雰囲気や空気感がでます。


2015年4月6日月曜日

リバーダンス

アイルランドで生まれたリバーダンスが来日しています。先日渋谷で公演をみました。
メンバーは上半身は直立姿勢のままで、上下に飛び跳ねます。一糸乱れぬその素早い動きと軽快なタップの音、バックの音楽はアイルランドの民族音楽を奏でるバイオリンと笛の音。
そして真っ赤なコスチュームをまとった一人の踊り手がスペインのフラメンコ風の激しい踊りを繰り広げます。
単調な踊りといえばそうなんですが、迫力満点、抒情に満ちた音楽で飽きさせません。あっというまの2時間でした。
普段ダンスの舞台を見ることはなかったのですが、その臨場感には引きずり込まれますね。
世界各国でも話題になっていて、
http://www.hipjpn.co.jp/live/riverdanceに解説が出ています。




2015年3月28日土曜日

近所の畑の花桃と桜が満開になりました

毎年この時期には花桃が満開になり突如として桃源郷が出現します。連日大勢の見物客でにぎわうのですが、かくいう私も連日の日参です。撮影できる場所が限られるため毎年同じような写真になってしまうのですが、美しい風景を見ることができるのはうれしいですね。
今年の写真をアップします。
赤いのが花桃、前後の桜は花が小さい豆桜です。
 今年挑戦したのは夕日の写真。日が落ちて暗くなった桃の木とまだ明るい空の露出差が大きくてなかなかうまく撮れません。しかしこの日は夕日の光芒が撮れ、雲にも色がついて立体的な写真に仕上がりました。
連日撮影してようやくものになった1枚です。

本日は写真クラブ(「写団薬師」といいます)の例会がありました。
3月12日のこのブログ(最近の写真から)に掲載した梅と月の写真を提出しました。
撮影した本人としては満月の月と満開の梅、というめったにないチャンスでかつ難しい露出にもかかわらずよくぞ作品にできたと思っていたのですが、前川彰一プロは酷評。「空の色が不自然。フィルターの使い方に研究が必要。失敗作である。」
そう指摘されてみればまったくその通り、単なる自己満足に過ぎない作品でしたね。おかげで一皮むけたような気になりました。

2015年3月21日土曜日

いよいよ春です

「おかめ桜」ご存じですか。早咲きの桜としては河津桜が有名ですが、おかめ桜は寒桜と豆桜からできた小さな花の桜で、3月に咲きます。
小田原の近くの山の中にピンクの「おかめ桜」が咲いていました。
次は山梨県の公園に咲き誇っている紅梅です。
遠くに見える雪山は南アルプスの山々です。雄大ですがすがしい風景ですね。

2015年3月12日木曜日

最近の写真から

まずは満開になった梅とほぼ満月の月のコラボです。
西の空に沈みかける夕日が照らす残照がまだ東の空に残っているところに月が出てきました。
ピンク色の白梅とあすかに赤みが残る空と月、なかなか風情がありました。

次は海の表情。
今週台風並みの低気圧が関東地方の沖合を通過しました。すかさずカメラをもって三浦半島の先端に行ってみました。ふだんはおとなしい海が轟音とともに荒れ狂っていました。
飛び散る潮の花です。
なにげない海の風景ですが、沖合から続々と押し寄せてくる波のリズミカルな様子と、沖に行くに従って濃くなっている海の色の微妙な変化に見ていてあきない写真です。