2010年12月26日日曜日

落葉の輝き

とうとう今年もあとわずか。今週は特別な週でした。ワインをしこたま飲んだり(火曜日のワイン会では3種類のイタリアワイン、昨晩もイタリアワインをボトル1本、ひさかたぶりの痛飲でした。おかげで本日昼は職場の忘年会にもかかわらずジュースで自重。)、毎食ケーキのデザート付だったり(家族用にデコレーションを買ったらおなじ日に娘がエクレアを買ってきてしまったというわけ)、鶏肉つづき(鶏もの肉のロール焼きや鶏ヒキ肉団子の煮物をつくったり)でした。

さて風景も寒々としてきて写真撮影も御休み。
紅葉した葉も散ってしまったのですが、カメラマンは落葉の中にも美をみつけようとします。

添付写真は熱海と箱根で撮影したものです。落葉後まもない葉の色はまだあざやかですね。水の色や動きとからめて変化をつけてみました。

2010年12月17日金曜日

オートソックスを買いました

急に寒くなってきましたね。12月も半ばですので当然ですが。
8月に購入したホンダストリームの雪対策をしておこうと思ってオートバックスへ行きました。冬の間はスタッドレスタイヤにしておけば突然の雪にも安心かと思って値段をみると今年の新モデルでなく旧型タイヤであってもホイールをつけると7万円を超える値段。タイヤの専門家に聞くと都会の道路で冬の間だけ使用する場合、3シーズン程度で寿命とのこと。スタッドレスはタイヤのゴムが硬化してしまうと効果がなくなるらしい。これは驚きであった。
では形がしっかりしていて装着がしやすいタイヤチェーンにしたらとみるとこれが4万円を超える値段。簡単とはいっても寒い外での作業が必要だし収納には場所をとるし。
と迷っていて見つけたのがオートソックスという製品。名前の通りタイヤにはかせる「靴下」。ノルウエー製で装着簡単。効果はスタッドレス以上とのこと。値段も安く通常は1万円程度
寿命が気になるところですが、繊維部分が破れてくるまで(走行距離50km程度)は大丈夫らしい。
収納場所もとらない、といいことずくめ。
http://www.clg-sv.com/autosocks.htm
すでにトヨタやホンダなどで冬場の非常用として取り扱いをしており冬場の都会で走り回るには手ごろな製品と思った。オートバックスではさらに安く6980円で購入できました。大成功。
これじゃあ今後タイヤチェーンは売れなくなるような気がしました。

2010年12月3日金曜日

最近銀行のATMコーナーで目立つこと

荒れた天気の1日でした。道路に散っていた枯葉が一気に吹き飛ばされ、いよいよ冬景色の到来でしょうか?
さて表題のテーマですが、みなさんお気づきでしょうか?「XX銀行カードローン」の宣伝です。
その背景を説明します。
いわゆるサラ金による過剰貸し付け問題を解消するために貸金業法が改正されました。上限とする金利が20%とされ、借入残高が年収の3分の1を超える場合新たな貸付を行うことができなくなりました。(総量規制といわれています)
貸金業者による消費者への貸付残高は14兆円を超えており、利用者は何と1400万人もいます。国民の8.5人に1人の割合です。そのうち5件以上借入しているのは230万人、一人あたり平均借入残高は230万円にのぼっているのです。
こうした多重債務者の増加に歯止めをかけるべく貸金業法が改正されたわけです。
先日朝のNHK特集でこの規制のおかげで主婦がサラ金から借りることができなくなって困っている、というようなレポートがありました。サラ金も経営が成り立たなくなって倒産が増えています(武富士もその一例)
しかしながら実はこの総量規制には多くの例外があるのです。そのひとつが本題の銀行カードローンなのです。銀行、信用金庫等貸金業者以外の金融機関による貸し付けや銀行のカードローンが総量規制の対象外となりました。銀行は総量規制によって借金先をうしなった人たちを取り込もうとしてATMコーナーに堂々と派手な宣伝を打っているわけです。
結局規制を強化してサラ金たたきはしたけど本来の目的である多重債務者問題は解消されないのではないでしょうか?
もっともそうした人については現在の生活そのもの改善、意識の改善を図らないかぎり問題の解決にはならないのかもしれませんが。

2010年11月19日金曜日

紅葉の写真を添付します

最近は紅葉の話ばかりですがご勘弁を。わが街たまプラーザの木々も冬目前でカラフルに色づいてうっとりさせてくれます。
ブログ上でみるとやや鮮やかさに欠けるのが残念ですが、
1.午後の斜光を受けて不思議なオブジェとなっている紅葉した山肌
2.全山紅葉
3.道端の普通の草・木でも眼がひきつけられます。
4.空を仰げば真っ青な空に赤い紅葉が映えます



2010年11月17日水曜日

紅葉情報

私のような風景写真カメラマンは秋から冬にかけては日々落ち着かないのです。紅葉前線がどん。どん南下していて今週あたりはもう東京をとりまいているからです。先週撮影に行ったのは山梨県の日川渓谷。中央道を勝沼で降りて30分。そこは全山紅葉の世界でした。
紅葉撮影のポイントは、紅葉のピークの時期をねらうこと(色の勢いが違います)、常緑樹の緑色は避けて赤色・黄色を主体とすること(赤が入る、とはなやかさが増す)、太陽光をどう扱うかでインパクトがでる(曇天はメリハリがなくなる。逆光に輝く紅葉がベスト)、画面がごちゃごちゃにならないようにポイントを絞ってシンプルな構成とする(一般的に風景に感動のあまりなんでもいれたがる傾向あり。要注意)、でしようか。
日川渓谷そのものは既に紅葉が終わっていて冬の雰囲気でしたがが周辺の山や雑木林や谷川の中には被写体がたくさんあって結局先週は2回も同じ場所に撮影行をすることになりました。
行くたびに感動があるのですから止まりません。
作品を添付しますのでご覧ください。
今週は連日仕事があるので撮影はお休み。次は箱根の紅葉が満開なのでそれをねらいます。

2010年11月5日金曜日

卒業50年後の母校小学校に行ってみて

先週の土曜日、台風の雨でしたが母校中野区立大和小学校の開校70周年記念の祝賀会に行ってきました。場所は中央線高円寺から歩いて15分の住宅街の中にあります。私は高校の時に小学校の近くの家から離れた場所に引っ越しをしたので母校を訪問するのは40数年ぶりになります。
不思議なことに道路の様子や町の雰囲気は当時とまったく変わっていませんでした。
祝賀会には同窓生や先生方、現役の父兄など300名近くが集まって盛会でした。4名いたクラスメート、担任の先生も50年前と顔つきはまったく当時のままで、不思議な気持ちでした。
余興に高円寺阿波踊りの花菱連の踊りがありましたが統制のとれた動き、巧みな扇子のあやつりに感心。ぜひ本番の高円寺阿波踊りをみたくなりました。
レストランからのケータリングもなかなかの味、量でよくぞここまで完璧な準備ができた、と感心。
大和小学校の学区域となっている大和町は住民の出入りがあまりなく、卒業生がそのまま住み続け、何代にもわたって大和小学校に入学させるケースが多いとか。いってみれば公立学校というよりも私立学校のようなまとまりのよさとエネルギーがあり、それが祝賀会の盛況さにも表れているのだと思いました。地域が変わらない、ということも大事なことかもしれませんね。
紅葉と初雪が同時にみられた谷川岳の写真をUPしてみました。木々の葉がまだ赤みをおびているのがわかります。

2010年10月30日土曜日

初雪と紅葉。

今週水曜日は日本海側は雪だったが、関東地方は快晴となった。こうした天気をみてすかさず車を走らせた。行き先は上越国境の谷川岳。
9時に自宅を出発して渋滞の都内を抜け、関越をひたすら飛ばし水上インターでおりるともう山道。12時前には真っ白の初雪に覆われて聳え立つ谷川岳をバックに黄色、赤色、茶色と彩られた紅葉の山々が突然正面に現れたのであった。
直立する谷川岳は普段でも迫力あるが、雪をかぶるといっそう凄みを増している。紅葉している木々も思わぬ寒さで明日は落葉してしまうことだろうし、まさしく今一時だけの雪と紅葉の世界がそこにあった。
夢中でカメラ操作していると寒さで右指の感覚がなくなってきた。
フィルム2本を瞬く間に消費して3時には帰途につき、8時前には自宅到着。
フィルムは現在現像中(ここがデジタルカメラでないフィルムカメラの不便なところであるが、画質のよさには代えられない)なので写真は次回のブログに掲載予定です。
木曜日は2カ月ぶりに心臓の主治医の診察。血液検査の結果がでていて うれしいことにγGTPの値(肝臓の損傷度合いのバロメーター)が大幅に改善されていた。この数カ月アルコール摂取を控えた成果か。とはいってもまったく飲まなくなったわけでなく(私にはそれは絶対に無理)ワインやビールの摂取量を以前より減らしただけ(一人でワインひとビンを空けることはなくなった)であるが。この夏はドイツ製のノンアルコールビール(クラウストハーラーという銘柄だが日本のものに比べかなり味がいい。ビールにひけをとらない味)でしのいだことも大きい。
夜は横浜市が主催する市民法律セミナーへ。毎回違うテーマを弁護士が解説するセミナーであるが、この日のテーマはDV。
事例を聞くと唖然とする話である。妻を椅子に縛り付けて子供とともに暴力を働く夫。DVを受けた妻子が逃げ込むシェルターの話。暴力をふるう夫に限って普段は紳士的な言動をしているとか。人間の深い闇をみたような気がした。

2010年10月25日月曜日

とうとう3年DIARYにしました。

月曜日は裁判所で教育受講。子供の親権をめぐる争いのケーススタデイ。親権と監護権を分離して父親、母親双方でめんどうをみる形。ちょっと聞くと当たり前のような話ですが、一般的には夫婦仲が悪くなって離婚して他人となった夫婦が離婚後も共同して子供のめんどうをみる、というのはうまくいかないことが多いのですが、条件さえそろえばこういう形もある、ということです。もうひとつは婚約破棄された女性からの損害賠償請求のケース。そもそも婚約が両者の間で契約行為として成立していたかどうか微妙な話でしたが、この場合はたまたま男が女性の親戚の結婚式に出席して婚約者として紹介された事実があったために本人も認識していた、ということになったわけでした。
火曜日は紅葉を求めて先週に引き続き志賀高原へ日帰りドライブ。朝7時に出発して紅葉真っ盛りの現地で3時間撮影し、夜8時には帰宅、というハードスケジュールで走行距離は500km。でも途中どこも紅葉が美しく、フィルム2本に写し取っての大満足でしたので疲れ知らずでした。
水曜日は昼間チリのワイン醸造者によるワイン試飲会。居酒屋で飲むような安いチリワインでなく1本のブドウの木からぶどうひと房、ワイン1本、というように品質管理されたチリワインはまろやかな味で認識を新たにするものでした。夜はファイナンシャルプランナー仲間の勉強会。今回は私が講師をつとめ、6つの事例をもとにFPはどうアドバイスをすべきか、20名の仲間とデスカッションをしました。
木曜日は1日オフでのんびりし、金曜日は終日裁判所で離婚問題の案件処理。
土曜日は写真クラブの例会出席。2点提出したうちの1点、日光の草紅葉(ブログにのせた写真)が入選しました。
早くも忘年会のアポが続々です。
来年用のDAIARYを購入しました。昨年はB5サイズ、今年はA4サイズのものでしたが、来年はA4サイズの3年DIARYにしました。先の予定がどんどん入ってくるので単年度だけでは間に合いませんし、写真撮影スケジュールをたてるにはそれくらいのスパンは必要というわけです。鞄がますます重くなりますね。

2010年10月9日土曜日

草紅葉をみてきました

この時期着実に進行しているのが、日本列島を南下している紅葉前線(今は東北地方南下中)、円高の流れ、南米チリでの救出活動のドリル、でしょうか。
先週は月曜日は家裁で離婚関連に仕事、水曜日はスポーツクラブで汗を流した後、所属するFPグループの幹事会での司会、木曜日はピアノのレッスン(少しずつ上達していくのが心地よいですね)、
金曜日は横浜市の交流ラウンジでの仕事、という具合でした。
快晴だった火曜日は1日スケジュールが空いたので、日光へ草紅葉の写真撮影に行ってきました。
高速道路で3時間も走ればもう戦場ヶ原の入り口です。
本格的な紅葉の前哨としてこの時期は湿原に生えているさまざまな草が紅葉します。赤、黄色、紫、緑の色が縞摸様となり湿原に高貴な雰囲気がみなぎります。
1本の白樺の木と草紅葉の取り合わせの写真をご覧ください。

なお10月20日のFPSG川崎例会(事例にもとづいたFP研究会)の案内をSG川崎のホームページに掲載しました。会員の他にビジター参加も可能ですのでご興味あるかたは連絡ください。私が担当講師をつとめます。
なおFPSG川崎の活動の様子は
http://blog.goo.ne.jp/sgkawasakiをご参照ください。

2010年9月25日土曜日

秋景色

都会では猛暑の夏が終わってひと息ついたところですが、近郊ではもう秋本番です。
秋の風景を求めて走り回ってみました。
御殿場では既に稲刈りが終わっていました。夏の暑さは稲作には好条件だった様子がうかがえます。
南足柄へ行くとこちらはたわわに実った稲がこうべを垂れ、こちらも豊作のようです。秋の青空をバックにして満ち足りた気分にさせてくれます。
10月になると紅葉が始まります。写真撮影にはもっとも楽しみな月となります。

2010年9月23日木曜日

ようやく猛暑終了。9月も終盤で慌てます

暑さにかまけていましたが、時間だけはどんどん過ぎていきます。
10月20日に所属している溝の口のFPグループの勉強会が開催されますが、10月はFPによる市民相談会の予行演習をやることになり私が幹事となりました。
2時間の勉強会の冒頭では相談会の心得のような話をし、その後グループに分かれて事例に基づいたロールプレイをやることにしました。現在ふさわしい事例のとりまとめをしている最中です。
たとえばこんな感じ。

事例 相続


55歳のサラリーマンです。80歳の父の相続の件で教えてください。
父は現在住んでいる自宅の土地の他に近くに車10台分ぐらいの広さの駐車場用の土地を所有しています。
私は弟2人と妹1人の四人兄弟でそれぞれ独立した生計を営んでいます。
父は自分にもしものことがあった場合には兄弟仲良く暮らしていくように、土地は共有名義にしていったらいい、としきりに言っていますが特に遺言は残していくつもりはなさそうです。
私は兄弟同士で「争族」になることは避けたいと思っておりますが、今のうちからどのような対策をとっていけばスムーズな相続を実現できるのかアドバイス願います。

30分ぐらいこうしたさまざまな事例について小グループで相談者役とFP役にわかれて個別のやりとりをし、その後私の司会のもとで全員でFP役側の回答について議論をすることを考えています。
事例としてはこの他に ライフプラン(離婚)、(老後資金)、保険、住宅取得、資産形成、教育資金計画を考えています。FPによってさまざまな回答のしかたがあるのでおもしろそうな議論が期待できそうです。

2010年9月12日日曜日

ワインで世界旅行

異常な暑さが続いています
仕事の合間をぬって水曜日には埼玉県のときがわ町に季節の花「しゅうかいどう」の撮影に行きました。例年この時期に山の斜面いっぱいに可憐なピンクの花を咲かせます。昨年行った時の写真はこのブログに掲載しました。今年は日照りがつづいたこともあり、花は精彩を欠き、ぱっとしませんでしたね。それでもフィルム1本撮影してきたのですが本日現像からあがったのをみても印象的なものは1コマもなかったでした。自然相手ですからやもうえません。来年再度挑戦です。
ピアノはベートーベンの19番ソナタの練習が順調です。
ワインの集まりが2つありました。
火曜日はフランスのベルジュラック地方(南部のボルドー地方の東隣の地域)のプロモーションの試飲会、土曜日は旧ユーゴスラビアにあったスロベニア共和国のワインを飲む会でした。
ベルジュラックのワインはボルドーと違って小さなワイナリーが多いためかまだ日本でも名が知られていないのですが、味はあっさりしたものでした。土壌と風土の違いでボルドーワインとは味が大きく異なるのが不思議です。
スロベニアワインも日本ではまだ知名度は高くありませんが、紀元前からワイン作りが盛んです。23種類ものスロベニアワインを飲めましたが、どれも水準が高く中でもスチューレックという白ワインはボリューム感もあって秀逸でした。隣国のイタリアに樽ごと買われてイタリアワインとして販売されることもあるとか。知名度の低い地域は積極的にワインプロモーションを仕掛けてきます。ワインで世界旅行していくのも楽しいものです。

2010年8月30日月曜日

猛暑の日本を脱出しましたが帰国してみたらまだ猛暑でした

夏休みをとってオーストリアチロル地方を旅行してきました。インスブルグの近く、ドイツとの国境近くにアッヘンゼーという大きな湖があって湖岸の村のホテルに5泊してきました。毎日日の出前に起きて真っ赤な朝焼けに染まる山々と朝の光を受けて変化していく水面の写真を撮りまくりました。
晴れた日中は暑いのですが、湿気がないのでさわやかです。
家族連れが多いリゾート地なので夕食時の他の家族の様子、特に子どものしつけをみるのもおもしろかったですね。1日中湖岸の温水プールにつかってのんびりしているカップルもたくさんいました。
途中では今年もまたボーデン湖畔のLINDAUまで足をのばし、ブリゲンツ湖上オペラ「アイーダ」を鑑賞してきました。オペラは夏の間ほぼ毎日上演されているのですが、2年間まったく同じ演出であるにもかかわらす客席が満席なのが驚きでした。夕日をみながらLINDAUから船で会場へ行き、終演後は星をみながら船でホテルへ戻るのです。いい雰囲気ですね。
LINDAUのホテルで食べた夕食の味がすばらしかったのですが、実はチロルの食事がいまいちだったのが唯一残念でした。アルプスを挟んですぐ隣がイタリアなので期待していたのですが、まったくもって田舎の味、塩味のみで深みがない味でした。チーズは濃厚で満足でしたが。
撮影してきた写真を添付します。

2010年8月13日金曜日

もう8月も半ば

猛暑にかまけて何もしないでいるうちにお盆休暇。街の中が静かになってきました。
夏は写真撮影も一休み。暑い中歩き回るのもいやですし光が強すぎて作品作りも困難です。
車を買い替えたり、眼鏡を新調したり(突然フレームがこわれてしまった)と内需拡大に貢献してます。
アメリカの景気悪化予想で長期金利の低迷、円高の進展、株安進行、と当分投資環境はよくありません。でもエネルギーコストの低下や輸入品価格の低下なども期待できるので消費者にとっては決して悪い話ではないはず。
来週は夏休みでオーストリアに行ってきます。
インスブルグの近くにアッヘン湖というオーストリア最大の湖があります。その湖畔のホテルに滞在です。周囲は高い山に囲まれているのでノルウエーのフィヨルドにいるような静かなリゾート地のようです。100年以上前の蒸気機関車がまだ走っています。
中日では昨年行ったブリゲンツの湖上オペラに今年も行きます。出し物は同じアイーダですが、屋外オペラの雰囲気に浸ることが楽しみです。
子どもたちは残るので(親がいないほうがうれしいようです)、夫婦と83歳の元気なおばあさんの3人旅です。
帰国後写真で報告します。

2010年8月1日日曜日

ノリピーの離婚

あいかわらずの猛暑の連続。私は相変わらずの元気なのですが、27歳の娘が熱を出してしまってごろごろしています。
さて芸能関係のニュースですが、酒井法子ことノリピーがようやく離婚できた、とのこと。てっきりもう離婚して更生中なのかと思っていたので意外。
なんでも彼女のほうはあの事件以来離婚を望んでいたのだが夫が認めようとしなかったとのこと。そうなると協議離婚が成立しないので調停離婚となる。先日双方代理人出席のもとで(調停は当事者でなく代理人だけでも可能)東京家裁での第1回調停が行われた。ところが最近になって第二回目の調停直前に夫の側から離婚承諾の話がでて急遽離婚が成立したらしい。(調停は取り下げ)
子供の親権はノリピーがとるが、慰謝料はなかったとのこと。養育費の約束があったのかどうかは不明だが、たとえわずかでも養育費の支払いはしておいたほうが子供の成長にとっても重要(親に見捨てられたと子供が解釈する可能性あり)なのですけどね。
結局この夫婦の場合あきらかに夫が有責配偶者(破たんの原因となった薬の問題をつくった)なので慰謝料の支払いがあってしかるべきだと思うのですが、なんとしても離婚して更生していきたいノリピーの側が離婚を認めてもらう条件として慰謝料請求は下りたのでしょうね。
まあ夫の側もこのまま離婚反対でつっぱっていても(合意形成を前提とする調停は不成立になりますが)次の裁判段階では間違いなく離婚成立の判決となる可能性が高い、ということを代理人から説得されたのだと思います。
このあたりたとえ夫婦間の問題といえども双方の思惑と打算の駆け引きの勝負だといえます。

2010年7月25日日曜日

連日の猛暑ですが

暑さにうだっています。コンクリートつくりの我が家は特に熱がこもりがちです。
にもかかわらず、先週も忙しくしていました。
月曜日は新車購入の件でホンダへ。今乗っているアコードワゴンが購入後13年になるのですが、9月までにこれをエコカーの新車に替えると30万円以上の補助金と減税効果が出るということ。それでは、と決心した次第。
夕方には海外旅行中の妹の家の庭の植木の水まきに都内まで片道1時間の往復。これは木曜日と本日も実施。
火曜日はNPO法人市民後見人の会のメンバーと打ち合わせ。8月3日午後会員向けの市民セミナー「市民後見人の役割を考える」を企画中。その後秋葉原まで行ってノートパソコンを購入。
水曜日は午後から三浦半島の突端にある荒崎海岸まで車を飛ばし、写真撮影。前日真っ赤な夕焼けだったのでこの日もそれを期待。残念ながらこの日の夕焼けは真っ赤とは言いがたかった。
木曜日はピアノレッスン。この日から新しい曲ベートーベンのソナタ19番に挑戦。今回の曲は全8ページの大曲だが、来年4月の発表会に向けての活動がスタート。
金曜日は国際交流ラウンジでの仕事。
土、日はいつもの通り家事、料理。本日は30本もの春巻きを揚げ、さらには油のついでに16本もの小鯵のマリネも。今の時期アジがうまい。
こうしてみると先週は裁判所の仕事が入っていなかったけどけっこう忙しかった週でしたね。

2010年7月17日土曜日

梅雨明けです。


いよいよ夏本番です。まだ大雨に苦しんでいる地域もあるようですが、関東地方には夏の強い日差しがまぶしいですね。明日は先月漬けた梅干3kgを日に干す作業をやらなければなりません。

7月らしい写真を添付します。この時期は暑いこととなかなか被写体が少なく撮影もさぼりがちですが、
各地の池には蓮の花が咲いています。昼ごろには閉じてしまうので午前中の撮影となります。
添付の写真は町田の薬師池公園で撮影したもの。前景の花が左に寄りすぎているのが難ですが、花の美しさをご堪能ください。
24日から1週間六本木の富士フォトサロンで私が所属している写真集団「写団薬師」の写真展が開催されます。この写真グループは東京地区に6つの教室をもっており(私は町田に所属)その会員200名からの選抜展です(私は入会してまだ1年なので出展見送り)。見ごたえがある風景写真が多く刺激になります。

2010年7月5日月曜日

ピアノ発表会

昨日は私が属している「新現役ネット音楽同好会」の発表会でした。
この会にはピアノ演奏を楽しむシニア20数名とウクレレ演奏を楽しむシニア30数名が集い、毎年発表会をやっています。今年は大久保にある音楽スタジオを借り切り、スタインウエイのグランドピアノを使いました。さすが世界のスタインウエイ、ピアノの音色がすばらしく、へたな演奏でも聞いていて苦痛でない、という効果がありました。
私は今回初めて原曲に挑戦、ということでベートーベンのピアノソナタ20番、楽譜は6ページにもわたるものでしたが、この半年間の毎日1時間の練習の成果もあって無事最後まで弾きとおすことができました。(もちろん途中でキータッチミスはたくさんありましたが)
地道な繰り返し練習をやればなんとかなるものだ、ということで自信をつけたわけです。
早くも来年2月の演奏会にむけて今度は19番のソナタ(楽譜は今回よりも多い8ページになります)が決まっており、明日から練習スタートです。

2010年6月19日土曜日

新設された特別養護老人ホームの見学

火曜日には成年後見制度を勉強するFPサークルの仲間と近所に新設された特養「潮見台みどりの丘」の見学に行ってきました。先日の介護付有料老人ホーム見学に次ぐ第2弾です。
ゴルフ練習場跡地を再開発して5月に出来あがったばかりのピカピカの施設ですが120名の募集に対して1000名以上の応募があったとかで現在順次入居がはじまっているところでした。
幼稚園が経営母体ということ、ゆったりとした館内、斜面を利用したながめのいい立地、入居者に配慮した施設であると感じました。

ご承知のように特養は施設が極端に不足している現状です。
入居のプライオリテイとしては
1.介護度 3か4が多い、要支援者は対象外
2.めんどうをみてくれる人がいない場合(おひとりさま)
3.自宅での介護が困難であること
4.入居を何年待ったか
についてポイント化して決定しているとのことでした。
高齢者を抱える家族にとってはこれは厳しいですね。

多くの人が同時に多くの施設を掛け持ちで予約しているとのことですので実需は待機者の何分の一とのこと。

部屋の見学をしましたが4人部屋といってもベットの周囲はスペースがあり、隣との間は衝立で仕切られていることもあって病院の4人部屋のような狭苦しさはなく、個室よりもかえって周囲の動きがわかる4人部屋を希望する人が多い、とのことでした。

こうした見学会を通じて高齢化の現実のイメージつくりをしていくことが重要なのでしょうね。

2010年6月13日日曜日

写真展に出品した写真です。







5月17日から22日まで銀座で開催した「新現役ネット写真同好会 第1回写真展」に出品した写真のポジが戻ってきましたのでブログにアップします。



出品作品は3点。



1点目は昨年6月秩父で撮影した満開の花菱草のお花畑、



2点目は昨年3月近所で撮影した花桃と桜の競宴



3点目は数年前北海道で撮影した紅葉の写真です。



それぞれ色彩豊かな写真となりましたが、翌年の同じ時期に同じ場所に行ってみたところまったく光景が変わっていたことが印象的でした。同じ自然は二度と見られない、ということでしょうか。



風景写真が一期一会の世界だといわれる所以ですね。
今週は町田の版画美術館で所属しているもうひとつの写真グループ「写団薬師」の写真展が開催されています。
こちらには2点出品しています。
これも後日アップします。



2010年6月7日月曜日

離婚する場合に決めておくこと

離婚することが決して珍しいことではなくなってきたきた今日です。特に協議離婚の場合は離婚届けに印を押して役所に提出すれば離婚成立(証人2名は必要ですが)です。
けんか状態をリセットし一刻も早く相手と別れたいがために何も取りきめないまま安易に別れてしまうとあとあとやっかいなことになることがあります。
1.未成年の子供がいる場合の養育費の扱い。若い夫婦に多い例です。特に子供が幼い場合たいして生活費がかからないこともあって養育費のことを取り決めないことがあります。あとになって請求することは可能なのですが、別れてしまった相手がとりあわないことが多いようです。
2.子供との面会交流。夫婦が別れても親子のつながりは一生続きますし、子供の精神的成長にとって親と会うことは絶対必要なことです。離婚時に子供が要求していないからといって相手ときちんと取り決めておかないとさきざき子供が親を必要とした時に実現ができなくなる(連絡もとれない)ケースも起こります。
3.財産分与。結婚していた間に築き上げた財産は夫婦の共有財産です。通常は離婚時に精算することになりますが、離婚時に経済的に余裕があってめんどうなことを避けてしまうと、経済状況があとになって悪化しても後の祭りとなります。
4.慰謝料。婚姻期間中精神的、肉体的、経済的な損害を受けた場合には相手に請求できます。ただし過去の判例をみると金額的にはさほど大きなものではありませんし、そもそも相手に支払い能力がないと取れないことが多いようです。
それぞれの項目についてきちんと自分の考えをまとめ、かつ根拠となる資料を準備して離婚協議に臨むことが必要なのですが、当然相手からの反論も想定されることから骨の折れる交渉となるわけです。
弁護士等の代理人を立てる手もありますがお金がかかります。家庭裁判所の調停を活用することも一法かと思います。

2010年5月31日月曜日

婚費の算出、養育費の算出

不幸にも夫婦の関係がうまくいかなくなってしまった場合の話。
冷却期間をおこうということで別居を選んだ場合には「婚費」が発生します。これは義務者(通常は稼ぎの多い夫)から権利者(稼ぎの少ない妻が多い)に対して毎月の婚姻継続費用として支払うものです。
たとえば夫婦(夫の年収は500万円と仮定)に14歳以下の子供が一人いた場合、妻(年収100万円以下と仮定)がその子供を引き取って別居をするとすると夫は妻に対して毎月10~12万円の婚費支払いが必要となります。
では別居ではなくて離婚となった場合どうなるでしょうか?この場合に発生するのは「婚費」ではなく子供に対する「養育費」です。上の例だと子供に対して毎月4~6万円となります。。
子供が20歳になるまで必要となります。
生活にかかる費用というのは現実には夫婦それぞれの生活様式、子供の数、年齢、や住居の状態、地域などに応じて異なってきますが、インターネット上には双方の収入と子供の数、年齢を基礎にしたひとつの目安として「算定表」というものが掲示され相場つくりとなっています。ご興味ある向きはご参照あれ。
このほか離婚に伴い場合によっては慰謝料が発生します。これには相場というものはありません。


最近では「離婚プア」という言葉もあるくらい離婚にともなう出費もばかにならないものがあり、養育費を捻出するためにウイークデイに加えて土日も働かなければならない男性もいるようです。

2010年5月23日日曜日

早くも梅雨のような天気ですが

今週火曜日にはFP仲間とあざみ野にある介護付き有料老人ホーム「コンフォートガーデンあざみの」の見学に行きました。ここは警備のセコムが経営する「超高級」ホームで、ゆったりとした施設はまるでホテルの雰囲気、介護スタッフも多く、壁には名画(それも複製でなく)がいたるところにかかり、5000坪もの広大な敷地内には季節の草花が咲き乱れ、談話室、サークル室等の共有施設も落ち着いた雰囲気で従来の老人ホームの概念を大きく変えるものであった。「老いていくことが不安でない社会の実現」をめざす理想の施設ではあるが、個人が負担する費用も想像を超える額であった。105室が今現在すべてふさがっているというのだからこれも驚きであった。
火曜夜は昼間に続いてFPの勉強会。こちらはライフネット生命保険の出口社長によるセミナー。ライフネット社はインターネットだけで商売をしている生命保険会社で、発足2年ではあるものの、その効率的な営業体制(生保レデイはいない)、経営の透明性、シンプルな商品内容で格安な保険料(既存大手の半分)を実現し業績は急成長を上げている。「入りたい保険ランキング第一位」との評判があるらしい。
社長の話では損保の世界ではすでにネット保険が主流になっているが、生保では知名度が低いこと、大量の生保レデイを抱える既存大手側の抵抗も強くまだネット保険が主流にはなってきていないようではあるが、今後多いに期待できる会社のようであった。
木曜日は銀座で開催中の新現役ネット写真同好会の写真展の会場当番。この日だけでも100名近い人が見にきてくれた。土曜日までの6日間で600名近い人がきてくれて大成功であった。

2010年5月14日金曜日

5月は忙しい

今週は裁判所での仕事が4日間、横浜市の仕事が1日あり、その間をぬって多摩川源流まで新緑の写真を撮影にいったり、ピアノのレッスンを受けたり、と目いっぱいの活動でした。
来週の写真展開催については前回のブログにご紹介しましたが、7月4日にはピアノの発表会を予定しています。今回挑戦しているのはベートーベンのピアノソナタ20番第一楽章。初めて原曲への挑戦です。楽譜は6ページにもなりますが、昨年秋から始めたこともありいまではいちおう最後まで弾きこなすところまで行きました。もちろんこの年になって始めたため指の動きにスピード感はないもののなんとかなったところです。ベートーベンを弾いていると不思議に気持ちが落ち着くのです。楽譜の暗譜もできるということはまだぼけていないということでしょうか。初心者用の簡易バージョンでなく原曲を弾いているということで妙な自信がつきました。
時間をかけてコツコツやればなんとかなるものですね。

2010年5月8日土曜日

17日からの写真展のお知らせ


初夏のような陽気が続きますね。あわてて冬物の洋服を夏物に入れ替えました。今年のGWは83歳の義母が4月末に大腸がんの手術をしたため家内と交替での病院通いをしました。

がんの程度が軽かったこともあって手術は成功し義母は元気な姿で退院してきましたのでひと安心です。

さて今月は17日(月)から22日(土)まで銀座のギャラリーアートグラフでの写真展に作品を出展します。数年前から「新現役ネット」という元気なシニアの集まり(会員は1万人を超す。)の写真サークルに参加してました。毎月プロ講師を呼んでの作品講評会や撮影会、懇親会などをわいわいやってきたのですが、今回はじめて写真展をやろうということになりようやく開催にこぎつけたわけです。

10名程度の小さな写真サークルですから会場を埋めるために一人3枚もの写真を出展することになりました。

案内状を添付します。

20日(木)には会場当番のため1日会場に詰めることになっています。

6月になると8日から13日までは所属しているもうひとつ別の写真サークル「写団薬師」での写真展が開催されます。

結局今年は2月、5月、6月とつごう3回もの写真展に作品出展することになりました。出展料だけでもけっこうな額になりましたね。
なお「新現役ネット」はさまざまなサークル活動やイベントを常時開催しています。会員の粒がそろっていてなかなか楽しい仲間たちの集まりです。詳細はホームページを参照ください。

2010年4月25日日曜日

春うらら




暖かくなったり、真冬の寒さになったり今年の天候は安定しませんが、春の風情を求めて近郊を廻ってみましたのでそのご報告。


1枚目の写真は三島大社での1コマ。首をいっぱいに伸ばして甲羅干しをしている亀ですが、満開のしだれ桜の下ではまるで花見を楽しんでいるかのようです。のどかな昼下がりの雰囲気ですね。
もう1枚は東秩父の山里。ここは春になると「花桃の里」として山一面がピンク色に染まって見事な景色がみられるのですが、この日はあいにくの雨。真っ白な梅の花、黄色い連翹の花、そしてピンク色の桃の花が霧に煙る山々をバックとして咲き乱れ息を呑む光景でした。
春は着実に進んでいました。


2010年4月16日金曜日

最近の離婚の特徴

家裁での離婚調停の現場に立ち会っていて驚くことのひとつが「親子べったり離婚」の増加である。
「自分の実家の意向ばかりを気にする(親離れができていない若夫婦)」「金も口も出す元気な親」「不況で収入が少なく将来の見込みがない夫婦」という条件がそろうと即離婚話がでてくる(「いきなり離婚」というらしい)のが現代である。
いつの時代でも若夫婦と実家の親との距離の保ち方はたいへん難しいもの。ものわかりのいい分別のある親であれば未熟な若夫婦をやさしく見守っていくのだろうがそれは理想論。
「子はかすがい」といわれ子供が接着剤の役目を果たしていることをいわれた時代もあったが、それは過去の話。今の親は経済力も体力もヒマあるので子供のめんどうをみるのは平気である。むしろ娘と孫を自分のもとに「取り戻し」、女3世帯で暮らすことが快適ですらあるようである。
そうかと思えば息子の嫁の言動が気に入らなくて息子に離婚を迫る親もいる。それに唯々諾々と従う男も問題ではあるが。
離婚そのものは夫婦のどちらかが反対すれば成立しないが、周囲との人間関係が悪化したままではあかるい家庭を築いていくのは至難の業であろう。
結局は夫婦お互いが成長して周囲の雑音を気にしなくなるのを待つしかないのであるが、現代における価値観の混乱、若夫婦の経済的苦境が家庭のありかたにまで影響を及ぼしているのである。

2010年4月11日日曜日

本日は墓参り

本日は家内の実家のお墓参り。場所は東名高速御殿場インターを下りて30分、富士の裾野にある富士霊園。前日の天気予報では今日は曇り、午後雨とのことでしたがこれがおおはずれ。快晴の暖かい日となった。広々とした富士霊園の園内は桜の名所でもあり、例年この時期はたいへん混みあう。
早めに出発して9時ごろには到着だったので花見客もまだ少なく、ほぼ満開の桜をゆったりと満喫しての墓参となった。雪を抱いた富士山の山頂部分は雲に隠れていたもののよく見渡せた。
墓参後はそのまま東京へ帰るのではなく沼津に向かうのが我が家の行動。
沼津港にある双葉寿司へ行ってうまい寿司を食べるのである。
港の一帯には寿司をはじめ海鮮を食べさせる店が集まっており、地元の人はもとより我々のようにわざわざ東京から食べに来る人も多い。
双葉寿司とはもう25年以上のつきあい。なんといってもその日とれたばかりの新鮮な魚を食べさせてくれる、新鮮な魚本来のもつ甘さを味わえるところである。ここの寿司の味を知ってからはもはや東京の刺身や寿司が食べられなくなった。
カウンターに座って「本日のお薦め」と黒板に書いてあるものを一通り注文。今日は鯛と貝類、げそがおいしかった。
たらふく食べて一人6000円。決して安くはないけど、満足度は最高だった。
沼津の人がうらやましい。

2010年4月5日月曜日

桜満開


私の住んでいるたまプラーザは道路の両側が桜並木になっています。昨日には満開となり大勢の人々でにぎわいました。みなさんカメラ持参で美しい花を収めていました。

かくいう私もこれまで桜はたくさん撮影してきたのですが、美しい花をただきれいに撮るだけでなく最近は自然と人との係わりにおもしろさを発見しています。

添付の写真は有名な靖国神社での夜景ですが、ライトに照らし出された桜と屋台のコントラストをねらってみました。屋台の看板やうごめいている人々の人間くささ(猥雑さ)が美しい桜と対照的だと思いました。
話は変わりますが、部屋を片付けたところ大量の書籍が不要となりました。少年少女世界文学全集全50巻や日本文学全集全50巻、ドリトル先生シリーズ全5巻など処分してしまうには惜しいものばかりです。古本屋にもっていっても今の時代引き取ってくれるかわからないし、困ってネットを探したところなんと日本財団が其の手の書籍を引き取っていて、中国の日本語の学習者用に大学や図書館に送っているということがわかりました。さっそく電話して確かめたところ宅急便で送付してもらえればたいへんありがたい、との返事。部屋が整理されたうえに文化交流の役にもたてて万々歳。


2010年3月29日月曜日

離婚問題

先日離婚についての興味深いデータが厚労省から発表された。(人口動態統計特殊報告)
特に今回は結婚した人と離婚した人の割合を初めて算出したことが特徴である。(従来は全国民に対する離婚者の割合を離婚率として発表してきたが、これでは未婚者や子供も母数に含まれるため現実的ではなかった)。それによれば平成17年における結婚した人に対する離婚者の割合はなんと30%にも達するとのことで、この数値は年々増加している。(昭和45年は6%、平成2年は15%)
それでもロシアや米国など他の西欧諸国に比べると日本はまだ離婚率は低いし、離婚しない夫婦がまだ7割もいる、ということのほうが不思議、と思われる人もいるかもしれませんね。
人生にはいろいろなリスクファクター(負債要因)があってそれらを想定したうえで適切な対応策をとることをアドバイスするのがFPの役割。 家族の死や病気、教育費負担、住宅ローン負担、火災・事故、老後それぞれについて対策があるわけですが、これまであまり問題にされてこなかったのが「離婚によるリスク」なのです。ライフプランの破綻ですね。
離婚を経済的側面からとらえると、問題になるのが「離婚プア」の発生です。未成年の子供がいる場合は養育費の支払いがおきます。離婚に至らなくても別居状態となった場合には相手方へ婚費の支払いが発生してきます。離婚して経済的に楽になるケースはほとんどありません。(精神的には楽になる場合もありますが)サラリーマンの場合これらの費用捻出のために土、日もアルバイトしているというケースがあるくらいです。
今後は離婚まで想定したファイナンシャルプランニングが必要でしょうね。

2010年3月15日月曜日

FPとしてのコンサル力

昨日は日本FP協会の研修に参加。午前中は講義であったが午後はロールプレイン演習であった。
参加者を2つに分けて相談者役とFP役に分け、本番さながらでコンサルテーション演習をおこなった。
テーマのひとつは「保険の見直しの相談」。
40歳と35歳の共稼ぎの夫婦に5歳の子供一人という相談者に対してどのようなコンサルを行うか、というものであった。
経済状態の悪化で余裕資金による資産運用を行う余地がすくなくなったこともあって、最近の家計相談は「保険の見直し」「住宅ローンの見直し」「老後の生活相談」などの守りが主流である。
相談者のご主人は10年満期の定期保険、奥さまは終身保険という設定であったが、多くのFP役が出した回答は大黒柱のご主人の保険はそのまま維持して、奥さまの保険を解約して家計のコスト減を図る、というものであった。
私はそれに対して次の観点からただ一人異議をとなえてみた。
1.家計の見直しにあたって保険だけをみるのは片手落ち。これからお金がかかってくる子供の教育費、これから考えねばならない住宅問題などの中期的なライフプランまでを考慮にいれたうえでのコストと収支を考えていくべきではないか?
2.主人と同等に働いて家計を支えている奥さまの役割を軽視したコンサルでは共感を得られないのでは?
3.単に保険費用を減らせばいい、ということだけでなく家計のリスクマネジメントまで配慮する必要。ご主人にもしものことがあった場合の対応、遺族年金まで考慮したコンサルの必要性。
最近はさまざまな情報誌で「保険の見直し」の特集を組んでいるし、ネットからも情報が取れるので相談者も事前にかなりな情報をもっていると思ったほうがいいのであり、対応するFPはより高いレベルのコンサルをしていかないと相手にされなくなってくるのではないか、というのが私の見解です。

2010年3月8日月曜日

ニースのカーニバル







2月末にニースに行ってきました。2月になると世界の各地でカーニバルが開催されます。ベニスのカーニバルやケルンのカーニバルが有名ですが、世界の3大カーニバルといえば、リオのカーニバル、イタリアトスカーナのビアレッジョのカーニバルそしてニースです。



イタリアとの国境南仏マントンではレモン祭り(レモンでできた大きな人形が公園にたくさん陳列してあった)が開催されていた。
なんといってもニースの祭りの規模は大きく、そして人々のどんちゃん騒ぎぶりも群を抜いていました。ここでは大きな山車に乗る人々もそして見物する沿道の人々も自由な仮装で楽しんでいました。誰彼となく色とりどりの紙ふぶきが投げつけられます。



人々のはちゃめちゃな楽しみぶりは写真をご覧ください。無表情な仮面を付けて街を行きかうベニスのすましたカーニバルとはまったく対照的で南仏の明るい人々がそこにいました。
ニースには4泊しただけですが、周辺の美術館巡りやチンクエテツレ日帰り、そしてカーニバル見物と短いながらも楽しい休暇でした。









2010年2月17日水曜日

環境資本主義や行動ファイナンスの講義を聞きました

14日の日曜日は鶴見の公会堂でFP協会主催の2つのセミナーを受講しました。
前半の信州大学の真壁先生の講演は金融危機後の経済動向を行動ファイナンスの立場から解説したもの。合理的でない人間が行う合理的でない投資判断がバブルを発生させ、群衆心理的な発想から大きな損失をもたらす、というもの。3~5年に1回は必ずバブルは発生する、という警鐘でした。
後半は千葉商科大学の伊藤先生による環境資本主義と新ライフプランモデルの解説。
先進各国が従来の金融資本主義ではなく環境との調和をめざす環境資本主義に舵とりをしていることの報告があった。
興味あったのは米国におけるFPの役割が変化してきた、ということで顧客の資産をどう増やすかという投資アドバイザーの役割から「人生の目標」や「健康」「仕事、キャリア、職業」など非ファイナンス的内容についての相談は増大している、とのことであった。
経済環境の悪化がもたらした情勢なのかも知れないが、人生の幸せは決してファイナンスだけではない、むしろもっと大事なものがある、ということにようやく人々が気付いてきた、ということか。
今週19日から六本木の富士フォトサロンで「東大・京大写真部合同写真展」が開催されます。
写真部OBとして私も1枚の作品を出品しました。他のOBのみなさんがどのような作品を出したのか興味あるところです。なにせ現役時代理屈ばかり並べてわけのわからない写真を撮り歩いていた若造たちが年月を経てさてどういう心境に変わってきたのかですね。

2010年2月12日金曜日

厳冬の表情




暖かくなったり寒くなったりですが、真冬の表情を撮影しようと出かけてきました。場所は北八ヶ岳にある蓼科ロープウエイの山頂です。中央線の特急で茅野まで行き、そこから1時間でロープウエイ麓駅です。466mを一気に上った山頂駅は2237m、気温は-10度、強風が吹き荒れ周囲は霧。真っ白です。


あまりの強風のため木々に付着するつららは垂れ下がるヒマもなく横に張り出しています。
飛ばされないように注意しながら1時間ほど夢中で撮影。
終わってみるとなんとつららがすっかりなくなっている。ちょっとした気温の変化であとかたもなくなってしまうとは驚き。
下りた麓の雪はすっかりゆるんでいて春の気配であった。夢のような一瞬であった。


2010年2月5日金曜日

本年度の市民セミナーの企画中

寒い日が続いています。こういう時でも熱い心を持っていれば寒さが気にならないのでしょうね。
先週の土曜日30日でもって「市民後見人養成講座」が終了しました。4日間にもわたるハードなセミナーでしたが、32名の市民のみなさんは最後まで熱心でした。老後の問題についての関心の高さがうかがわれます。
一息つくヒマもなく今年の高津区の市民自主講座企画への募集が始まっています。この1年の実績を踏まえかつ高津区役所側からの期待もあり、今年も応募しようと考えてます。今回のテーマは「高齢者のすまいを考える」に絞り、ここ最近田園都市線沿線に建設ラッシュの有料老人ホームの見学会を軸にしてみようか、と考えました。現場に行くことで参加者自身の将来のイメージ作りに役立てようというわけです。30人ものグループをどう受け入れてくれるか、調整が必要だとは思いますが、施設側も将来のお客さんをそう無碍にはできないだろうと読んでいます。

写真撮影をしばらくお休みしてますが、そろそろ再開しようと考えてます。「霧氷」をテーマに真冬の信州にでも行ってみようか、というわけです。でも寒そうですね。

2010年1月22日金曜日

本日から市民後見人養成講座を開講しました

今後認知症になる高齢者が増加していくことが確実視されているにもかかわらず彼らの財産管理・身上監護をする後見人が不足していくことが想定されている。専門後見人(弁護士とか司法書士等)だけではとても対応できないことから一般市民によってこの制度を担ってもらおうという趣旨で「市民後見人養成講座」を開講することになっている。今回初めて川崎地区での開講となり、本日がその初日。ちらしで募集したところ32名もの市民が応募してきた。本日から3日間連続と来週土曜日の半日というけっこうきついスケジュールであるにもかかわらず多数の市民が応募してきたことは驚きであった。(会費は3千円)
初日の今日は認知症についての理解を深める講座と高齢者の権利擁護に関するセミナー。私は司会を勤めた。日曜日の午後はパネルデスカッションを計画しており、ここでも司会を担当しているので今日はこれから話をどう展開させるか検討していくつもり。
ところで認知症は早期に発見すれば進行を遅らせることができる病気。
そのめやすは
1.もの忘れがひどい。2.日常作業にミスが多くなった。3.話のつじつまが合わない。
4.約束の日時や場所を間違えるようになった。5.些細なことでも怒りっぽくなった。6.自分の失敗を人のせいにする。7.不安感が強い。8.意欲がなくなった。
などがみられたら専門医と相談することが重要。
あなたの周りの人にいませんか、こんな人。

2010年1月8日金曜日

コートダジュールの写真です。

南仏の海岸は「紺碧海岸」といわれているそうですが、たしかに、快晴の日の海の青い色の美しさは格別でした。海岸が砂浜でないこと(小さな石ころで覆われている)や深さがあることからか、海の青さが空の光を受けて幾重にも変化していて日本で見る海の青さよりあざやかであった。


写真は宿泊していたホテルの部屋のベランダからのもの。毎日こんなすばらしい景色がみられるのですから世界中から観光客が集まってくるのもわかります。ちなみに1部屋200ユーロ(約27000円)でした。夏場だと1泊500ユーロ以上するようです。
もう1枚はニースの町を上から眺めたもの。公園に大きな観覧車があったので乗ってみました。そこからみおろした夕方の町です。右奥に海岸が見えます。イタリアに近いせいか町の雰囲気はイタリアですがイタリアよりも建物はきれいな色をしています。広場の右側が旧市街、左側は公園になっていて明りのついたところには小さな掘立小屋が立ち並んでいてクリスマスマーケットでした。こちらでは日本と違って新年の1月6日あたりまでクリスマスの雰囲気いっぱいです。
最後の写真はニースの近郊エズで撮影した写真です。この町はその昔サラセン人の攻撃から町を守るために険しい山頂に石畳の町をつくったもの。雲海を抜けると海抜420mの絶壁の下には地中海が見えます。


2010年1月6日水曜日

フランスへ行ってきました

あけましておめでとうございます。といってももう正月3が日はとうに過ぎてしまっていささかピントはずれの挨拶ですね。
こうなったのも実は年末から正月5日まで家族旅行でフランスへ行ってきたのです。
この冬のヨーロッパは寒く各地で大雪となっているのですが、私が行ったのは南仏のニースでした。夏場は世界中からバカンス客が押し掛けてくるのですがこの時期はさすがにここも寒く海沿いの高級ホテルが夏場の半値以下で宿泊できるのです。砂浜が少ないせいか冬場のニースの波はけっこう荒く毎晩波の音を聞いていました。波打ち際には「英国人のプロムナード」といわれる広くて長い長い遊歩道があって人々は、真っ暗なうちから(朝は7時半になってもまだ暗い)せっせと歩いていました。解放感抜群の遊歩道です。
今回は往復ともエールフランスを利用しました。ネットを利用して航空機もホテルも手配したのですが、一番安かったのがエールフランスでしたが、これがすばらしかった。
これまでいろいろな航空会社のエコノミークラスを利用してきましたが、最近のYクラスはどこも「運賃が安いのだからサービスは期待できない」「食事はひどい」「我慢我慢」でしたが、この航空会社のサービス哲学はまったくそれを感じさせず「Yクラスでも最高のサービスを提供する」というのがあきらかであった。
食事についていえば、ソースの味がしっかりしている、おいしいチーズを提供している、デザートに手を抜かない、ワインは決して水ぽい安いものではなくしっかり味のある食事にふさわしいレベルであった。
機内エンターテインメントは驚くほど豊富でしかも航空会社側で中途半端に編集したものではなくCDそのままが聞ける。オペラは最初から最後まで聴けるのである。
webを通じて自宅のpcから前日にチェックインをしたのだが、Yクラスの運賃に30ユーロ(約5千円)上乗せすれば扉のそばの広い場所の座席を提供します、というので喜んでその座席にしたらこれがなんと広い。前に座席がないので実に広々としているのである。お客を喜ばす術を心得た航空会社である、と思った。
唯一の問題点はパリドゴール空港の巨大さである。ターミナル間の移動に30分も歩かされるのにはまいった。