2016年4月23日土曜日

新聞の映画評ではよかったのですが・・・

空いた時間ができたので渋谷に映画を見に行きました。東急文化村で上映されていた「グランドフィナーレ」。
「スイスアルプスの高級ホテルでバカンスを過ごす有名な老作家を主人公に「老いる」ことを通じて「生きる」ことの意味を映像美で描き出している。」ということで日経新聞の映画評では4つ星(見逃せない)ランクとなっていたもの。
でもネットでみる感想としては「美しい、感動した」というのと「つまらない」が半々で「大丈夫かな?」という半信半疑で映画館に行きました。
鑑賞した私の結果は「退屈。場面に変化がない。会話が長すぎる。脚本が単純・」ということでとても4つ星には思えないものでした。
よくよくみると新聞評も映画のちらしをそのままコピーしたような新鮮味のないもので記者はこの映画を鑑賞しないまま執筆したような気がしました。
こういうこともあるので新聞の映画評とてとても信用できない、ということがわかりました。

今週もうひとつ行ってみたのが同じく東急文化村で開催されている「国貞国芳展」
http://www.fashion-press.net/news/20540
こちらは文句なくおもしろい。大感激。どの版画にも夢中で見入ってしまいます。
評判がいいだけにもちろん大混雑でしたが発想の大胆さ、描写のおもしろさに飽きませんでした。



2016年4月16日土曜日

坪なのか平方メートルなのか?

不動産の面積を表す単位として今でも「坪」がよく使われていますね。
でも不動産の表示に関する公正競争規約施行規則ではメートル法が義務付けられています。
それにもかかわらず業界の古くからの慣例として畳約2畳分を表す「坪」表示がわかりやすい、ということで坪がよく使われているようです。

では「坪」と「平方メートル」の関係は?というと
平方メートルから坪への換算は 「0.3025」を掛ける。すなわち 100㎡は 30.25坪。

でも「3.3㎡あたり」という表示(不動産の価格や賃料の広告などで)もよく見かけますね。
これだと 100÷3.3=30.30ですので 100㎡は 30.30坪 になりわずかながら違いが発生します。

いったいどっち? ということですが、
旧計量法施行法には「坪は㎡の121分の400という」と定められているとか。
400を121で割ると3.305785・・・ですのでこれを省略して 1坪=3.3㎡とされているようですが、厳密には実際の数値とは誤差が発生しますのでご用心。

400/121の逆数は121/400=0.3025ですので0.3025を掛ければ正確な数値になります。こちらを覚えておいたほうがよいようです。
すなわち 100㎡=30.25坪 が正解 となります。





2016年4月10日日曜日

駆け足で春が進んでいくのを写真に撮りました

雨の千鳥が淵に桜を撮りに行ってみました。中国人の観光客が多いのにびっくり。記念撮影を撮る際に後ろに写る人たちを大声でどかしていたのには2度びっくりでした。

さて今回は咲き終わって地面に落下した直後の花をテーマにしてみました。

前夜の雨があがった朝、椿の花が地表を埋め尽くしていました。落下して間もないのでどの花もまだ傷んでいません。なかなか壮観。

次の写真は近所の畑。散った桜の花で一面に覆われ白くなっています。地面に引いた線は種まき用ですが不思議な景色です。翌日もう一度この場所に行ってみましたが桜のはなびらは風にとばされなくなっていました。まさに一期一会の風景でした。

 今年の千鳥が淵はねらっていた花筏がみえずごくありふれた光景で撮影する気にもなりませんでした。
2012年に千鳥が淵で撮影した見事な花筏光景をみてください。