2011年8月27日土曜日

ドロミーテ旅行記(その3)

山に取り囲まれたコルチナの町は多くの人々で賑わっていた。

どの山々にもロープウエイが動いていて頂上まで楽に登れる。

時間のない我々は1日に3つの山を往復した。写真に赤や黄色に見えるのが2人乗りのロープウエイで、2932mのクリスタロ山頂付近まで一気である。険しいが美しいスイスアルプスに比べ強烈なインパクトある眺めであった。

ホテルのベランダからは朝焼けで赤くなる山肌をゆっくり見ることができた。
真っ青な 朝の空を自在に飛び交う飛行機雲が印象的であった。

ドロミーテ旅行記(その2)

ドロミーテを旅行する場合に起点となるのは西はボルツアーノ、東は冬季オリンピックで有名なコルチナ・ダンペツチオとなる。その他ベネチアやトレントからの日帰りツアーもある。
私はミュンヘン空港でレンタカーをしてボルツアーノまで行き、そこからさらにコルチナまで行くこととした。
ボルツアーノから1時間のところにカレッツア湖がある。ここはドロミーテの岩山群をバックとした静かな湖であるが、太陽の光を受けて湖面の色が緑、青と変化する様がとてつもなく美しい。日本にはない光景であった。
コルチナまでは2つの峠を越える。曲がりくねった峠道のドライブは変化する雄大な風景もあいまって運転好きの身には楽しいものであった。念のため妻には車酔いの薬を用意しておいたが不要であった。急なカーブをまがろうとして突然バスが目の前に現れたり、スリルは満点でしたが。
右の写真はセツラ峠の頂上からこれまで上ってきた道を写したものです。圧倒されるような風景ですね。

ドロミーテ旅行記です(その1)

8月中旬夏休み休暇ということで妻と二人で北イタリアのドロミーテ地方へ行ってきました。今年は正月からTVでのイタリアキャンペーンもあってイタリア各地の観光地が放映されガイドブックにも詳細な案内が載っていますが、どういうわけかドロミーテについては情報が少なくガイドブック探しにも苦労しました。
アルプスの南側地方のことでイタリアにたくさんある世界遺産のうち本土にある唯一の自然遺産であること、太古の時代海底だった地域が隆起しその後の風雨による浸食の結果石灰岩からなる奇岩だらけの3000mの山岳地帯となったもの、だそうです。
まずは圧巻ともいえる山々の写真をどうぞ。目の前に2000mから3000m級のこうした山々がそびえており、かつどれもロープウエイを乗り継いで1時間以内に頂上近くまで上がれるのです。人々は整備された遊歩道での下りのピクニックを楽しんでいました。




2011年8月7日日曜日

景気の動向が不透明になってきました

米国の経済の先行きが不透明になってきました。この波は今後全世界に波及してくるでしょうし、為替の不安定さも加わって世界的な不景気が始まる可能性が大ということです。リスク資産への投資は控えたほうがいいと思います。現在経済成長している新興国とて米国経済が弱体化すれば影響大となるはずです。
さて先週は財産分与問題の勉強会を裁判所内で行いました。私のほうからいろいろなテーマを提供したのですが、その中ではサラリーマン夫婦にとっての関心事大である退職金問題について議論をしてみました。
まだ退職金の支給がされていない段階での離婚協議では将来の退職金は財産分与の対象とできるかどうか、という点です。
結論としては、退職金の支給がほぼ確定的であるならば可能。(特に退職まであと数年の場合)
いろいろな算定方法があるのですが、離婚時点で自己都合退職したとして支給される額をベースとするケースが多いようです。懲戒免職とか会社倒産だと退職金は支給されないのですが、そのあたりをどうみるかは当事者間の協議次第でしょうね。
当然のことながらこれまで築いてきたその他の資産もすべて財産分与の対象となるわけですからシニアになってからの離婚は当事者にとって厳しいものがあるわけです。
それでもシニアの離婚は増え続けているんですよね。