2009年7月31日金曜日

ピアノの練習

連日の蒸し暑さにもかかわらず毎日必ずピアノに向かっている。というのも8月24日夕方には日頃レッスンを受けている先生のもとで小さなピアノコンサートが企画されていているためである。
最近になってピアノの練習を始めたシニアの連中10名ほどがこの暑さの中それぞれ自分の弾きたい曲に挑戦しているわけ。わたくしの挑戦曲は「ゴセックのガボット」。リズミカルでコケテッシュな前半部分とゆっくりしたメロデイの後半部分、そして再びテンポの速い前半部分、とけっこう長い曲であるが弾いているとなかなか楽しい。指先を動かすことがこれほど夢中になれるものとは思わなかったが、弾いていると暑さと時間の経つのも忘れる。
今から始めてももちろん小さい時からピアノの練習に励んできた人たちのレベルにはとても達しないことは当然ではあるものの努力すればそれなりに上達していく世界はおもしろいと思う。
コンサートのあとは新亜飯店でビールとしょうろんぽうでの打ち上げが予定されていて待ち遠しい。

2009年7月13日月曜日

新日曜美術館 犬塚勉に衝撃を受けました

毎週日曜日にNHKで放映されている日曜美術館では最近日本人画家を取り上げることが多くなったような気がする。先々週と先週(再放送)は「私は自然になりたい」というテーマで38歳で谷川岳で遭難死した画家犬塚勉であった。
TVをみるまでこの画家のことは全く知らなかった。
彼が描いた自然の風景画を初めて見て衝撃を受けた。
何気ないブナの木々や画面を覆い尽くす原っぱの雑草の群れなどごくごくありふれた対象をたんねんに描いているが、絵全体からは自然のもつ大きな力が感じてくるのである。特に「梅雨の晴れ間」という題の絵では数多くの雑草を描いた緑のグラデュエーションと画面から感じられる空気感とで見る人をこのうえなく幸せな気持ちにしてくれた。
日曜美術館をみて彼のことを初めて知って感動した人は他にも多いらしく、ネット上には絶賛のブログのオンパレードである。
彼の絵の特徴は写真のようでありながら写真では感じられない自然の美しさ、存在感、自然のもつ生命を描いているという評が多いが、なんとか大判カメラを駆使してあのような空気感を感じ取れる風景写真をとりたい、と思いました。
8月末まで奥多摩の「せせらぎの里美術館」で回顧展が開催されているとのこと。

2009年7月11日土曜日

写真展出展作品




6月30日から7月5日まで町田市の版画美術館で開催された写団薬師の写真展には6日間で合計700名もの人が鑑賞に来てくれた。


場所が町田駅から徒歩15分もかかること、期間中梅雨の激しい雨の日があったことなどを考えると驚異的である。


風景写真愛好家の中で写団薬師という写真グループの存在が注目されていることがよくわかる。


ところで私は2点出展した。


1つは「早春のコンチェルト」という題で4月末奥日光の五十里湖(いかりこと呼ぶ大きな人造湖)での作品。湖面のさざなみと夕方の逆光線を受けた新緑の木々を撮影したものであるが、静かな音楽を聴いているような気分での撮影であった。


2つめは「落葉の淵」。秩父の奥にある中津渓谷での撮影。紅葉と落葉を撮影したもの。


自慢の作品数点を提出した中から講師であるプロ写真家前川彰一先生が選定したもの。前川先生自ら現像所に厳しい注文をだしたこともあって作品のできばえには撮影者自身びっくりさせられた。とても35mm判のカメラとは思えないような仕上がりであった。


富士フィルムでもここまでよい焼付けはできないと思った次第。プロの厳しい眼には驚いた。








2009年7月3日金曜日

今週も忙しかった。写真展に出品しています

東京都町田市には版画美術館という珍しい美術館がある。町田駅から歩いて15分、緑豊かな公園の中であるがりっぱな建物の中は版画のほかに音楽会スペースや市民のための展示室がある。
http://www.city.machida.tokyo.jp/shisetsu/cul/cul01hanga/
今週火曜日30日から日曜日5日までの間この市民展示室ではわたくしが所属する風景写真集団「写団薬師(変わった名称だが町田市にある薬師池を中心とした活動グループの意味らしい。東京地区に4つのグループがあり、合計250名近くの会員がいる。そのうち町田グループは30人)の写真展が開催されており、わたくしは2点出品している。木曜日午前中には会場当番だったが、不便な場所でかつ雨模様にもかかわらず連日100名近いお客様が見に来られたのは驚きであった。写団薬師というグループが他から一目置かれていることがよくわかった。
月曜日にはホームページ作成の研修を受講。新しいことを学ぶ緊張感は心地よい。
火曜日は午前中写真展の展示作業をした後、飯田橋でシニアライフ情報センターのセミナーを受講。誰にでもこれから訪れるであろぅ高齢者の家のすみかえの問題である。おそらく今は誰しも現在の住み慣れたわが家を終の棲家にしたい、と思っているはずである。孤独死を覚悟するならそういう選択肢もありうるが、通常は弱った体力に直面してどこかの段階で住み替えを考えざるをえなくなるのである。最終的な目的は介護や看取りの安心を得ることだとしたらこれからは介護施設にたどりつくまでの過程が重要である、という主旨。有料老人ホームの問題点や住み替えの問題点の説明であった。
水曜日午前中は特定健康診断、いわゆるメタボ検診。身長、体重、血液検査、尿検査。この1年半血圧を下げる薬を毎日服用しているためか肝機能の指数が悪いのが気になる。おかげで血圧は上が100と年齢のわりにはまともな数値となっているが・・・。
水曜午後は家庭裁判所での調停委員どうしの勉強会の顔合わせ。財産分与に関する事例研究を学ぶことになる。
こうしたスケジュールの合間をぬってピアノの練習をしたり、アスレチッククラブへ行ったりの1週間でした。