ボジョレヌーボーの騒ぎがひと段落するとそれを待ちかねていたかのようにさまざまなワインキャンペーンが始まります。
本日は都内のホテルで南フランスのプロバンス地方のワインセミナーが開催されました。別のホテルでは同じ時間帯でイタリアワインのセミナーが開催されていたのですが、プロバンスのほうに出席してみました。
フランスのプロバンスワイン委員会(CIVP)から会長がきてプロバンスロゼワインのプレゼンがありました。
1.ワイン全体の消費量が減少している中でロゼワインの消費量は増加している(すごいことです)。赤ワインの市場を侵食している。(それは知りませんでした)
2.プロバンスでのワインの生産量の88%をロゼが占めている。
3.ロゼワインはアペリテイフにもカクテルにも魚料理にもそして中華料理など世界各国の料理にも合わせられるワイン。(昔から肉は赤、魚は白、といわれていますがロゼならなんにでも合わせられるということです)
4.ライフスタイルが変化し、食事にも速く食べられるもの、冷たいもの、軽めのもの、エスニックものなどが求められるようになってきたがロゼワインはそれにふさわしいワイン。(赤ワインのように栓を抜いてから時間をおかないとおいしくならない、ということはありません)
5.白ワインや赤ワインを正しく評価するためにはかなりの知識が必要だがロゼは純粋に楽しむために飲むことができるワイン。(ロゼワインの場合ワインについてのうんちくを聞かされるということがありません)。
ということでしたが4.や5.は確かにロゼワインには有利な新しいワインの飲み方だと思いました。
その後、白1種類、ロゼ3種類、赤2種類のプロバンスワインの試飲のチャンスがありましたが(写真を添付します)、個性的な味の白と赤と同時に比較するとロゼの味はさっぱりしすぎていてやや単調な気がしました。
プロバンスの乾燥した暑い気候のもとで飲むのにふさわしいのでしょうね。
でもおいしいワインを飲みながらのセミナーは楽しいですね。
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