2015年8月30日日曜日

20分で標高3842mへ

ヨーロッパアルプスの最高峰モンブラン4810mを間近にみることができる展望台がフランスにあります。スイスのジュネーブから車で1時間余でシャモニーの町に到着。そこからロープウエイを乗り継いで20分でもうエギュイミデイという展望台です。展望台の眼の前の山がモンブラン。展望台の標高はなんと3842m、つまり富士山よりも高いところに汗もかかずにいとも簡単にいけてしまう、というのだから驚きです。
難行苦行の末にたどり着く日本の山々に比べ、とヨーロッパ人の山に対する発想はまったく異なっているような気がします。
最初の写真はエギュイミデイの展望台とはるか下に見えるはシャモニーの町です。
なんと展望台からエレベータでさらに上に行けるのです。尖がった山の狭い頂に城塞のような展望台を築き上げ、下界とロープウエイで連絡する、その構想力とそれを実現した土木技術はすごい。

次も展望台から見下ろした風景です。とがった稜線を互いを命綱で結びながら中腰になりながらもそろりそろりと下りていく登山者たちです。相棒が足を滑らしたらもう命はない世界ですが、写真のように続々と下りていくのですからこの勇気もすごい。



2015年8月24日月曜日

スイスにあるモルジュという町が気に入りました

猛暑の日本を脱出してスイスへ行ってきました。
日差しは強いものの湿気がないので快適でした。
これまでスイスには何度か行っていたのですが、今回宿泊したモルジュ(MORGE)という小さな町の美しさ、静けさには感動しました。
場所はレマン湖畔にあり、ジュネーブとローザンヌの中間というかローザンヌから10KMほどジュネーブ寄りにあります。

宿泊したホテルのベランダからモルジュの町がみえました。一日中ぼんやりと眺めていたい風景です。湖畔の遊歩道ではジョギングや犬の散歩をする人たちがひっきりなしでした。

土曜日午前中は目抜き通りで朝市でした。のんびりした雰囲気で人々の服装がハイカラです。
教会前の広場ではお祭りでした。民族衣装を着た人々がダンスを踊っていました。
女優のオードリーヘップバーンが引退後この町に居を構えた、とのことです。私も住みたくなりましたがなにせスイスは物価が高いのでそれは無理だと思いました。
ちなみにごく普通のレストランで食べたどうということのないピザが3000円、サラダが2000円という具合です。

2015年8月2日日曜日

巨大夕焼け雲

猛暑続きですのでさすがに写真撮影に遠出することはあきらめているのですが、夕方6時半には西の空を眺め晴れている(連日晴れてはいます)ときにはカメラ一式を持って近所の小高い丘まで車を飛ばしています。
何を狙っているかといえば夕焼け雲です。
西の空に黒い雨雲がなくて北の空に白い雲が薄くかかっているという条件だと沈む太陽の光を受けて北の空に赤い夕焼け雲が出現しますのでそれを狙うわけです。

といってもなかなかよい条件にめぐり合うことはめったにありません。むなしく帰宅することが多いのですが、この1週間は1日だけよい夕焼け雲に出あうことができました。
わずか5分という短い時間でしたが夢中でシャッターを切りました。

この雲は色合いに変化が出ており、かつ雄大な形でよかったのですが、これに味をしめると次はもっとよい形の雲を撮影したくなりました。
次なる目標は右側が黒くなくかつ大きな丸い楕円形の夕焼け雲の撮影です。