2010年2月17日水曜日

環境資本主義や行動ファイナンスの講義を聞きました

14日の日曜日は鶴見の公会堂でFP協会主催の2つのセミナーを受講しました。
前半の信州大学の真壁先生の講演は金融危機後の経済動向を行動ファイナンスの立場から解説したもの。合理的でない人間が行う合理的でない投資判断がバブルを発生させ、群衆心理的な発想から大きな損失をもたらす、というもの。3~5年に1回は必ずバブルは発生する、という警鐘でした。
後半は千葉商科大学の伊藤先生による環境資本主義と新ライフプランモデルの解説。
先進各国が従来の金融資本主義ではなく環境との調和をめざす環境資本主義に舵とりをしていることの報告があった。
興味あったのは米国におけるFPの役割が変化してきた、ということで顧客の資産をどう増やすかという投資アドバイザーの役割から「人生の目標」や「健康」「仕事、キャリア、職業」など非ファイナンス的内容についての相談は増大している、とのことであった。
経済環境の悪化がもたらした情勢なのかも知れないが、人生の幸せは決してファイナンスだけではない、むしろもっと大事なものがある、ということにようやく人々が気付いてきた、ということか。
今週19日から六本木の富士フォトサロンで「東大・京大写真部合同写真展」が開催されます。
写真部OBとして私も1枚の作品を出品しました。他のOBのみなさんがどのような作品を出したのか興味あるところです。なにせ現役時代理屈ばかり並べてわけのわからない写真を撮り歩いていた若造たちが年月を経てさてどういう心境に変わってきたのかですね。

2010年2月12日金曜日

厳冬の表情




暖かくなったり寒くなったりですが、真冬の表情を撮影しようと出かけてきました。場所は北八ヶ岳にある蓼科ロープウエイの山頂です。中央線の特急で茅野まで行き、そこから1時間でロープウエイ麓駅です。466mを一気に上った山頂駅は2237m、気温は-10度、強風が吹き荒れ周囲は霧。真っ白です。


あまりの強風のため木々に付着するつららは垂れ下がるヒマもなく横に張り出しています。
飛ばされないように注意しながら1時間ほど夢中で撮影。
終わってみるとなんとつららがすっかりなくなっている。ちょっとした気温の変化であとかたもなくなってしまうとは驚き。
下りた麓の雪はすっかりゆるんでいて春の気配であった。夢のような一瞬であった。


2010年2月5日金曜日

本年度の市民セミナーの企画中

寒い日が続いています。こういう時でも熱い心を持っていれば寒さが気にならないのでしょうね。
先週の土曜日30日でもって「市民後見人養成講座」が終了しました。4日間にもわたるハードなセミナーでしたが、32名の市民のみなさんは最後まで熱心でした。老後の問題についての関心の高さがうかがわれます。
一息つくヒマもなく今年の高津区の市民自主講座企画への募集が始まっています。この1年の実績を踏まえかつ高津区役所側からの期待もあり、今年も応募しようと考えてます。今回のテーマは「高齢者のすまいを考える」に絞り、ここ最近田園都市線沿線に建設ラッシュの有料老人ホームの見学会を軸にしてみようか、と考えました。現場に行くことで参加者自身の将来のイメージ作りに役立てようというわけです。30人ものグループをどう受け入れてくれるか、調整が必要だとは思いますが、施設側も将来のお客さんをそう無碍にはできないだろうと読んでいます。

写真撮影をしばらくお休みしてますが、そろそろ再開しようと考えてます。「霧氷」をテーマに真冬の信州にでも行ってみようか、というわけです。でも寒そうですね。