2016年12月26日月曜日

鶏の丸焼き

24日は鶏肉のオンパレード。普段焼き鳥を売っている店までこの日は焼き鳥ではなくもも肉や丸焼きを並べていました。
かくいう我が家も1羽買ってきてオープンで焼いてみました。
腹の中にタマネギやニンジン、セロリ、きのこなどを炒めて閉じ込め、外側はひもで縛ってオリーブオイルをぬって200度のオーブンレンジで焼くだけですが、15分毎にはけでオイルをぬり、75分かかってで焼き上げました。

もうこれだけで手いっぱいなのでみなひたすらこの焼いた鶏肉にかぶりつくだけです。
腹に詰める野菜を作りすぎたのでチーズを載せてグラタンとしました。
どれも塩味が薄くてやや失敗作でした。
対象的に空けたドイツワインが甘すぎて料理に合わず、残念賞の食卓となりました。

2016年12月23日金曜日

忘年ピアノ発表会

ピアノ演奏を始めて10年ですがけっこうはまっています。仲間はシニアばかり。
毎月2回のレッスンと自宅での練習を積み重ねていくのですが、上達の具合がわかるのでおもしろいものです。
年に3回小さな発表会があるのでそれを目標に各自好きな曲を持ち寄って練習に励むのですが、私は今年5月はルービンシュタインの「ヘ長調のメロデイ」8月はショパンの「ワルツ7番」そして今回12月はシューベルトの「楽興のとき」を選びました。
なにせ若いときから弾いているわけではないので指の動きが硬く、楽譜通りに弾きこなすのがやっとです。
でも指先を目いっぱい使うと終わったあとでの爽快感はたまりませんね。

今回の忘年演奏会は日ごろレッスンをしている田町の福祉会館の中でした。
こんな雰囲気です。
メンバーは白髪のおじさんおばさんばかりです。

脇では先生がはらはらしてスタンバイしています。

そして終了後は1Fのレストランに場所を移しての懇親会。こうして1年が過ぎていく、というわけです。

2016年12月12日月曜日

今年最後の紅葉

関東地方では房総の紅葉が一番最後になります。
今年もまたアクアラインを渡って養老渓谷へ行ってきました。
東京から近いせいもあって大勢の観光客が狭い渓流沿いの道を歩いていましたが、美しい紅葉そのものはどこにもありませんし、色付きもよくありません。今年ははずれです。
 かろうじてみつけた紅葉です。赤と黄、緑の色の中を水が流れているところです。
撮影したのはこのショットのみで早々に退却。
帰途道の駅で千葉県産の野菜を購入して帰りました。

2016年12月4日日曜日

発想を変えてみる

担当している離婚問題での話。
定年退職した夫から専業主婦だった妻への離婚請求。
両者とも相手に不満。夫は妻の浪費。妻は夫の女性問題。両者とも既に別居しており、子供も成人しているのでさほど問題なく離婚に至るかと思いきや、財産分与で大激論。
夫は長年自由に使わせてきた多額の生活費が妻の貯金に化けているはずなのでその使途を明らかにすべし、という主張。
妻は離婚には応じるが、今更なによ、とばかり財産分与として現在住んでいる自宅を譲渡してくれ、という主張。
両者ともに相手に対する積年の不満と今後の老後の生活を考え一歩も譲りません。
家の名義人である夫側は妻が600万円を支払ってくれれば家を譲渡する、という段階まで話は煮詰まったのですが、妻側にはそれだけの現金を用意する手当ができませんし、夫への不満がある妻側は逆に家の無償譲渡を要求してきます。折半が原則の財産分与ですから無償譲渡はバランスを欠くのも確か。

となると財産分与の一点で離婚不成立。現状維持、別居継続となってしまいますが、冷静に考えてみると妻の側としてはこのまま夫が所有する自宅に住み続けていても決して安心できるものでもありません。

こう着状態となったのですが妻の側に発想の転換をはかってみました。
「今の時代600万円で住み慣れた自宅を手に入れることができそれによって安心した生活が保障され、将来は息子さんに渡していけるのであれば、これは安い買物ではないか?。」
「(融資先に困っている)銀行と話をつけてみてはどうだろうか?」

この一言に事態はバタバタと動きだし銀行からの融資話を引き出した妻側の努力もあってあっというまに離婚成立となったわけです。

ともすれば感情がからんで解決に至らない問題も第3者の冷静な視点が役に立つことがあるものだ、と痛感しました。