2011年7月30日土曜日

その後の経過

手術を受け退院後2週間経ちました。本日CT検査と主治医の診察を受けてきました。落ちていた体力は回復し、1日1万歩のウオーキングも疲れることなしにできるようになりました。まだ脳の一部に出血らしき跡が残っている模様ですので再手術して完全に取り除くかどうかドクターと話し合ったのですが、特にマヒ等の症状もみられないのでこのまま1カ月後の診察まで様子をみよう、ということになりました。今後は定期的な検査を受けていくことになりますが、ひと安心ですね。
この病気、柱に頭をぶつけただけでも出血して発症する、とか。歳とともに脳みそが小さくなるシニア世代に多い(頭蓋骨との間に血がたまる空間が生じるため)、とかいわれていますがドクターに言わせるときわめてシンプルな病気なのであまりよくわかっていない、のが真相らしい。
脳というと脳梗塞や脳腫瘍が有名ですが、こういうシンプルな病気もあるのだ、ということを今回初めて知ったわけです。

先週は私が所属している風景写真グループ「写団薬師」の定例会でした。テーマは「初夏」ということでしたが7月は撮影に行けなかったので数年前に撮影したもののなかからなんとかセレクションして提出しました。
美ヶ原で撮影したニッコウキスゲの群落を前景とした草原のさわやかな雰囲気のもの1枚と北海道の富良野で撮影した逆光に浮かび上がるルピナスの群生。不気味な雰囲気から題は「宇宙人襲来」としましたが、両方とも入選となりました。今後も写真撮影に力が入ります。


今週は裁判所内の研修会で講師を依頼されてますのでレジメ作成。全国的な写真コンテストの締め切りが2つほどあるので応募に向けた準備などがありますが涼しいので助かります。

2011年7月16日土曜日

人生何が起こるかわかりません

前回のブログで「暑さでバテ気味」と書きました。それから2週間ですが、実は木曜日までなんと1週間も入院していたのです。突然頭蓋骨内に血がたまっている、と診断されそのまま大学病院へ入院。即ちに頭に穴をあけて溜まっていた血液を抜いたわけです。原因は単純で過去に頭をぶつけた(らしい)ことで徐々に血液が頭蓋骨内にたまっていったらしい。本人には全くその記憶もなく前日まで頭痛等の自覚症状もなかったのですが脳のCT画像をみると確かに血の塊が脳みそを圧迫していて左右対称にはなっていなかったのです。そういえば1週間ぐらい前から若干歩行速度が落ちてきていたり、左足を引きずるような歩き方になっていたり、後頭部にコリが発生していたり、と若干の異常はみられていたのですが、暑さによるバテのせいか、と判断していたわけです。昨年11月に専門医でCTチェックをやってもらった時には問題ない、とのお墨付きをもらっていたので安心していたのですがね。入院手術の前日には意識障害がみられた、ということで不審に思った妻が病院に運び込んでくれたので判明したわけで家族さまさまでした。
10分間の部分麻酔手術が終わればあとは安静にしていて退院を待つばかりで暇でした。梅雨明けして猛暑の外界を尻目に完全空調の病室で塩分コントロールされた3食の食事(なんと冷やし中華、ビビンバ、かつ丼、カレーなどまでが提供されてきました。)にありつきましたが6人部屋だったので他人のいびきがうるさかったこと、ベットがやわらかく腰が痛くて眠れなかったこと、PCやインターネットが使えず暇すぎて困ったのが残念。
退院当日さっそくピアノに向かいましたが幸い後遺症もなく弾くことができひと安心。今まで通り料理をすることもできました。TVの料理番組をたくさんみたのでレパートリーが増えたことが怪我の功名といったところでしょうか。
意識障害が起きていたという当日の行動だけは今もって思い出すことができません。松本の病院に入院していた息子を迎えに一人で車を運転して向かったことまでは覚えているのですが、その後どこをどう走って途中で引き返して家まで辿り着いたのかは全く不明。途中まで妻が迎えに行った、とのことですが、恐ろし恐ろし、の話でした
まったく人生何が起きるかわからないですね。元気なうちにやりたいことをやっておいたほうがいい、ということでしょうか。

2011年7月3日日曜日

猛暑・真夏日にバテ気味ですが・・・

急に暑くなって体がついていきません。健康維持のためにできるだけ歩くことにしているのですが、さすがにこれまでのようなスピードでは歩けません。睡眠時間ばかりが増えており、生産性の低下は目を覆うばかりです。
といいながらも仕事は順調にこなしております。
先週は裁判所で離婚をめぐる案件を精力的にこなしました。急に夫から離婚を要求された専業主婦のあわてぶりには同情しますが、復縁不可能な関係であれば次の新しい生活に向けた準備を始めるべきですが、当事者の人間の感情はそう簡単には切り替わらないところが事態を複雑にします。愁嘆場に立ち会っているわけです。
就職のための「就活」、結婚をめざす「婚活」、に加え近年は離婚をスムーズにして次の人生をスタートするための「離活」の重要性がクローズアップされる時代です。
「離活」の第一歩は「経済力」「自立力」の確保です。これは男性側にも女性側にもいえる内容で女性なら当面を暮らしていけるだけの資金力(へそくりでしょうか)や安定した仕事、男性なら家事料理力ですね。
これは何も離婚にむけた準備というよりもシニアなら誰にでもいつかくる(それも突然のことが多い)であろう「おひとりさま」生活への準備でもあるはずですね。
「就活力」「婚活力」「離活力」に加え「終活準備」がいわれています。この場合のキーは「身辺整理」や「エンデイングノート」「遺言作成」でしょうか。