2015年6月7日日曜日

FP協会のセミナーに出席

土曜日は日本FP協会のセミナーに出席。テーマは高齢化社会への対応。
第Ⅰ部は東大で「老年学」を担当している秋山弘子教授による「長寿社会に生きる」でした。

講演の要旨は

人生の区分がかっては第一期 子供、第二期大人、第三期老人 であったのがこれからの時代は
第一期 子供、第二期 大人、第三期 前期高齢者、 第四期 後期高齢者 となり後期高齢者という新人類が出現する、というもの。

若返る高齢者 10年前の高齢者と今の時代の高齢者は歩行速度でみると 11歳若返っている。
すなわち 今の時代の75歳は昔の64歳に相当する。

かっては定年後は余生であったが今はセカンドライフの時代。高齢者が社会の支え手になっていく必要がある。

PPK(ピンピンコロリ)が理想とされているが、そのような幸せな人生が送れるのは男性の場合1割にすぎない。残りの9割はいつかは障害者(自立できない生活)となる人生。

長寿社会に必要な要件は 自立期間(健康寿命)の延長、弱っても安心で快適な生活環境の整備、そして孤立化しない人とのつながりつくり 

第Ⅱ部長谷工総合研究所の吉村直子氏による「医療介護制度激変時代に求められる高齢者住宅」

内容は
1.三大都市圏で顕著な高齢者増、単身・夫婦のみ世帯
2.2015年度改正される介護保険制度の骨子
3.高齢者住宅の体系と現状

なかでも人気のある特養への入所者を要介護度3以上に限定することや、
一定以上所得者の介護保険自己負担割合の引き上げなどが紹介された。

また都市部の高齢者を地方で引き受けてもうらおうという計画がマスコミで紹介されているがこれはかってのシルバーコロンビア計画の焼き直しのようなものでありうまくいくわけがない、とのことであった。

2つのセミナーともたいへん密度の高いものであった。


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