小田急線相模大野駅前にあるユニコムプラザの3階で私が所属している写真クラブ「写団薬師」の写真展が開催されています。アクセスがいい場所のためか大勢の人がみにきてくれています。(7日まで開催中)
会員22名が2枚ずつ作品を出品しているのですが、話題となっているのが私の1枚。タイトルが「さめはだ」というもの。
「これはいったい何の写真?」「さめはだって何?」というわけです。
「さめはだ」の本来の意味は
「サメ肌というのは、アトピー性皮膚炎とよく似た肌症状であることが多く、鳥肌のように毛穴が隆起して、肌がザラザラとした感触になり、サメの皮のようであることから、サメ肌と呼ばれるものです。(ネットから抽出)」
この写真は俗に「しぶき氷」といわれるものです。箱根の山の中にある滝つぼで撮影しました。
写真の左奥には滝があって勢いよく水が飛び跳ねています。そのしぶきが岩場に飛び散るのですが、真冬だと零下の風にあおられて岩肌につくと同時に凍るわけです。その氷が徐々に成長したものが写真のようなでこぼこというわけです。
この場所は写真家にも有名な滝ですが、ほとんどのカメラマンは滝の写真ばかりを撮影して帰るのですが私は人が目を向けないこの岩肌だけを撮影してこの日は終わりました。
後から考えると「さめはだ」というタイトルはいささかオーバーだったようですが。
だれが見てもわかる写真ではなく「いったい何?」「どうやって写した?」と疑問を持たせるような写真がいいのだ、と日頃から私は思っています。
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