2015年8月30日日曜日

20分で標高3842mへ

ヨーロッパアルプスの最高峰モンブラン4810mを間近にみることができる展望台がフランスにあります。スイスのジュネーブから車で1時間余でシャモニーの町に到着。そこからロープウエイを乗り継いで20分でもうエギュイミデイという展望台です。展望台の眼の前の山がモンブラン。展望台の標高はなんと3842m、つまり富士山よりも高いところに汗もかかずにいとも簡単にいけてしまう、というのだから驚きです。
難行苦行の末にたどり着く日本の山々に比べ、とヨーロッパ人の山に対する発想はまったく異なっているような気がします。
最初の写真はエギュイミデイの展望台とはるか下に見えるはシャモニーの町です。
なんと展望台からエレベータでさらに上に行けるのです。尖がった山の狭い頂に城塞のような展望台を築き上げ、下界とロープウエイで連絡する、その構想力とそれを実現した土木技術はすごい。

次も展望台から見下ろした風景です。とがった稜線を互いを命綱で結びながら中腰になりながらもそろりそろりと下りていく登山者たちです。相棒が足を滑らしたらもう命はない世界ですが、写真のように続々と下りていくのですからこの勇気もすごい。



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