14日の日曜日は鶴見の公会堂でFP協会主催の2つのセミナーを受講しました。
前半の信州大学の真壁先生の講演は金融危機後の経済動向を行動ファイナンスの立場から解説したもの。合理的でない人間が行う合理的でない投資判断がバブルを発生させ、群衆心理的な発想から大きな損失をもたらす、というもの。3~5年に1回は必ずバブルは発生する、という警鐘でした。
後半は千葉商科大学の伊藤先生による環境資本主義と新ライフプランモデルの解説。
先進各国が従来の金融資本主義ではなく環境との調和をめざす環境資本主義に舵とりをしていることの報告があった。
興味あったのは米国におけるFPの役割が変化してきた、ということで顧客の資産をどう増やすかという投資アドバイザーの役割から「人生の目標」や「健康」「仕事、キャリア、職業」など非ファイナンス的内容についての相談は増大している、とのことであった。
経済環境の悪化がもたらした情勢なのかも知れないが、人生の幸せは決してファイナンスだけではない、むしろもっと大事なものがある、ということにようやく人々が気付いてきた、ということか。
今週19日から六本木の富士フォトサロンで「東大・京大写真部合同写真展」が開催されます。
写真部OBとして私も1枚の作品を出品しました。他のOBのみなさんがどのような作品を出したのか興味あるところです。なにせ現役時代理屈ばかり並べてわけのわからない写真を撮り歩いていた若造たちが年月を経てさてどういう心境に変わってきたのかですね。
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