2016年2月21日日曜日

確定申告の時期ですが

昨年までは申告書用紙が税務署から送られてきていたのでそこにいろいろ記入をして提出していましたが、今年は送られてきませんでした。確定申告の一般的なことが書かれたはがき一枚のみ送られてきただけです。

なんと国税庁のホームページを開いて確定申告書作成のページに最小限のことを記入しさえすれば昨年まで作成していた申告書がプリントされてでてくるのです。所得控除や年金控除、さらには医療費控除などについての細かい知識は知らなくても自動的に計算してくれるのですから助かります。(この計算けっこうめんどうでしたからね)

さて国税庁からの案内をみると以下のひとは確定申告をやらなくてもいい、と書かれていました。

公的年金等に係る雑所得のみで、公的年金等に係る雑所得の金額から所得控除を差し引くと、残額がある方は確定申告書の提出が必要です。ただし、公的年金等の収入金額が400万円以下で、かつ、その公的年金等の全部が源泉徴収の対象となる場合において、公的年金等に係る雑所得以外の各種の所得金額が20万円以下である場合には、所得税及び復興特別所得税の確定申告は必要ありません。
(注1)所得税及び復興特別所得税の確定申告が必要ない場合であっても、所得税及び復興特別所得税の還付を受けるためには、確定申告書を提出する必要があります。
前半の部分を読むと、年金収入が400万円以下でほかに大きな収入がない人はもう確定申告をしなくていい、と読めます。税務署に行って行列しなくていいのだからこりゃラッキーということでしょうか。

ところが重要なのは(注1)なのです。何のことだかわかりにくいのですが、医療費や保険の支払いがあった人は確定申告をしないと税金が戻ってきませんよ、ということです。
たとえ年金だけが収入であってもやはり一度は確定申告書を作成してみたほうがよさそうです。

かくいう私も家族全員分の多額の医療費支払いと火災保険支払い、そして年金からの源泉徴収額が過大であったことから17万円もの税金が戻ってくることになりました。なにか得した気分ですね。

2016年2月11日木曜日

みかんの里

みかんが出回る時期ですね。神奈川県では三浦半島とか湘南などの気候温暖な山の斜面でよく見ます。
次の写真は大井松田から箱根に抜ける道路脇で撮影したものです。
この写真の見どころは雲間からみかんの木に降り注ぐ光芒です。単なるたわわなみかんの木を撮影したものですがたくさんの光芒が映しこまれたことで神々しい写真となりました。

実はこの時はみかんを撮影しに行ったのではなく寒さで凍りついた滝をねらっていたのですが暖冬のためか普通の滝の流れしかありませんでした。残念。

2016年2月2日火曜日

相続税対策としての養子縁組

相続税の非課税限度額が縮小されたこともあって相続対策が大流行ですが、即効性のある対策のひとつが「養子縁組」による相続人の拡大です。
養親と養子の双方さえ合意して役場に届け出をするだけで養子縁組成立となるので簡単です。
養子とする人数には制限はありません。税務上では法定相続人である子供の数が増えるので非課税限度額の枠が増えますし、死亡保険金の非課税枠も増やせることになります。
過度の節税を防ぐために養子の数は実子がいれば一人、いなければ2人という制限はありますが、それ以上の養子にとって相続人としての各種の権利・優遇規定については等しく享受できます。

しかしながらデメリットもあります。
相続人が増えることによって自分の取り分が減ってしまう「他の実子」にとっては何のメリットもなくトラブル発生になりかねません。

さらに「息子が離婚した(息子さんの配偶者を養子にしていた場合どうなる?)」とか「養子になった孫が義親のめんどうをみない」などの事情があると養子縁組を解消したくても当の養子が反対すると養子縁組の解消はなかなかやっかいです。(調停や訴訟が必要)

結局養子縁組は簡単なものの実子にあたっては関係をもつ当事者間の十分は話し合いが欠かせませんね。

2016年1月29日金曜日

シャッター速度1000分の一でみる荒波の姿

先週関東地方に強風が吹いた日、待ってました、とばかり三浦半島の先端へ行ってきました。
目的は荒れる海の撮影です。
年末にデジタル一眼カメラに買い替えたばかり、その使い勝手のチェックも兼ねました。
案の定相模湾には波が立ち、荒崎海岸の岩場にはダイナミックな波が砕け散っていました。

デジタルカメラの便利な所は光の強さに応じて1コマ毎に露出感度を変えることができる点。
撮影したコマのシャッター速度と絞り値が自動的に記録される点。
フィルムの本数を気にかけることなく何枚でも撮影できる点。
なんとこの日は1時間の間に150コマもの波の姿を撮影できました。

露出感度を上げるとシャッター速度は1000分の一という高速になります。
高速度でみる波は連続する流体というよりも個々の粒に見えます。
一瞬の間だけ垣間見られた不思議な世界でもちろん撮影時にも見えなかったダイナミックな世界が映しこまれていました。




2016年1月19日火曜日

東山魁夷画泊の出世作となった「残照」の場所で撮影してみました

千葉県の鹿野山といえばマザー牧場で有名。子供連れが遊びにいく場所ですがなんと週末の夜山の写真撮影に行ってきました。
めざしたのは曲がりくねった道路の途中にある公園でそこは見晴らしがよくて遠くまで続く山並みが見渡せる場所です。
そしてその場所が有名なのはあの東山魁夷画泊の出世作となった「残照」が描かれた場所なのです。
朝の4時に自宅を出発して現地到着は6時前。絵画の「残照」は夕方の景色ですがこの日は朝の日の出と山並みを撮影しようと思ったわけです。
6時45分、日の出とともに上がっていく太陽の光が雲の切れ間から光芒となって山並みを照らしだしていく様はなかなか感動的。
ほんの15分ばかりの光景でしたがわざわざ来てみたかいがあったようです。雄大な山並みに気持ちも晴れました。



東山画伯の「残照」についてはhttp://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/080412/に記述されています。

2016年1月9日土曜日

もう9日経ってしまったのですね

仕事の始まりが昨日8日だったこともありまだ正月休み気分です。
今回は大晦日に家内が台所で大奮闘し野菜関係のおせち料理をたくさん作りました。
メインの肉魚は渋谷の中国料理レストラン陳で衝動的に注文した中華おせち。
そしてデパートで行列して手に入れた日本酒「だっさい」。
一同そろい踏みの光景をご覧ください。


そして料理をがんばってもうやる気なくなった家内が「夕日をみたい」というので2日の午後は房総半島銚子の南、旭市にある展望台(ここは初日の出でにぎわう場所)で夕日を眺めてきました。
遠くには富士山も見えました。
まあ平和な正月だったわけです。



2015年12月31日木曜日

いよいよ2015年も終わり

大晦日でもあるので派手な写真でしめくくりましょう。
最初は東京ドイツ村(場所は東京ではなく千葉にありますが)の夜景です。
ドイツ村とはいうもののドイツらしさはまったくありません。子供向けの御遊び広場みたいなところでした。
 銚子の南に飯岡展望台というところがあって眼下に太平洋が一望。雄大な景色でたいへん気持ちがいいところ。雲の切れ目から夕日の光芒が海に注いていた。
年末にガラ携にこんなSMSが飛び込んできた。
「有料サイト利用履歴があり料金未納状態です。本日ご連絡ない場合法的手段に移行します。至急料金窓口までご連絡ください。 036633XXX9」
あきらかに振り込め詐欺MAILですね。ご用心。

2015年12月23日水曜日

鶏丸焼き

この時期デパートの地下食料品売り場は鶏のももの丸焼き売り場が大賑わい。
でもいつ焼いたかわからない硬くなった丸焼きじゃとても満足できない我が家ではガスオープンが大活躍します。
まず鶏肉屋さんで1匹まるのままで鶏肉購入。約2KGぐらいの大きさです。
鶏のおなかに小さく刻んだいろいろな野菜を詰めます。今回はたまねぎ、セロリ、じゃがいもなどに、エシャロットも加えました。
鶏挽肉もいれればよかった、と後から後悔。
そしてあとはオープンで1時間ほど焼くだけ。均一に焼けるように途中で何回もひっくり返したり、きれいな焼き色がつくようにオリーブオイルをぬったりはちみつをたらしたり、といった細工もしながらひたすら焼きました。
できあがった姿が写真。
ちょっとグロテスクですがとてもやわらかい丸焼きができあがりました。
イギリスのステイルトンブルーチーズとカルフォルニアの赤ワインで乾杯となりました。

子供たちももう大きくなって特別なことのないクリスマスシーズンですが何かうきうきしていて楽しい休日でした。

2015年12月13日日曜日

ブロードウエイミュージカル「シカゴ」

今月ニューヨークからのミュージカル「シカゴ」が渋谷で上演されています。クラッシックフアンの私ですがふだん仕事に忙殺されている息子を誘って家族で見に行ったのです。
本場のミュージカルですがもっぱらの話題は徹底的な悪女のロキシーハート役を演ずるマッサンの主演女優シャーロットです。
マッサンを通じて日本人に最も愛されたアメリカ人俳優のシャーロットでしたが、ミュージカルの舞台上でも大活躍でダイナミックな踊りも含めなかなかおもしろいミュージカルでした。

以下新聞の劇評です。

見違えるほど色っぽく進化した「マッサン」の女房/芸能ショナイ業務話

サンケイスポーツ 12月6日(日)14時2分配信
 よくぞ短期間のうちに、ここまで進化したものだと正直、感心した。今年3月で終了したNHK連続テレビ小説「マッサン」のヒロインを演じた米女優、シャーロット・ケイト・フォックス(30)である。

 今月4日から東京・渋谷の東急シアターオーブで、先月末に米ブロードウェーデビューを飾った主演ミュージカル「CHICAGO」を上演中。ミニのセクシーなドレスと黒いタイツで歌い踊り、殺人を犯しながらもスターにのし上がろうとする不倫人妻の悪女、ロキシー・ハートを演じている。

 何が進化したかと言うと、歌唱力と体全体の身のこなしだ。ブロードウェーで記者が現地取材したときは正直、緊張からか顔も体もほっそりしていた。歌声もどこか自信なさげでダンスも少々、心もとなかった。ところが、2週間以上、現地で満員の客席を満足させたからか。

 表情が豊かになったし、歌声も格段に幅が出た。伸び伸びとよく通るし、ジャズナンバーの数々を安心して聴ける。しかも、愛人をピストルで殺害した後に「おしっこ、もれそう!」と叫ぶ姿にはもう、「マッサン」で演じた良妻賢母エリーの面影はない。

 それにブロードウェー初日より太ももをはじめ体全体の肉付きがよくなった印象で、他紙の記者も「ロキシー・ハートというか、セクシー・ハートだね」とうなった。関係者も「発声練習などを重ねた努力はもちろん、ブロードウェーで自信がついたのでは。それが歌にも体全体にも出てきた」と太鼓判を押す。

 全編英語だが、日本語の字幕スーパー付き。同所で23日まで、26、27日には大阪・梅田芸術劇場でも上演される。寒さが募る季節だが、シャーロットのステージは大人の心を揺さぶる熱気に満ちている。(M)

2015年12月4日金曜日

いよいよ紅葉も最後

関東地方で最も遅い紅葉、房総半島の南にある養老渓谷に行ってきました。
アクアラインを つかえば2時間の近さです。
渓谷を覆う紅葉の美しさで有名なのですが今年は暖かくまだ十分に色付いていませんでした。
過去の写真はこちらです。https://www.google.co.jp/search?q=%E9%A4%8A%E8%80%81%E6%B8%93%E8%B0%B7&biw=1438&bih=708&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwj17Y-09b_JAhWEUZQKHcG8CWkQsAQIOg&dpr=0.95




今年の様子は







次から次に観光バスが着いて狭い渓谷は大混雑。


私が撮影した写真は
渓谷の流れの淀みを美しく撮影してみました。

2015年11月27日金曜日

雨模様の中の紅葉

紅葉が一番美しく映えのはやはり快晴で青空を背景とした時ですが、今年はどういうわけか休の日の天気が悪く、曇天だったり雨ったりでインパクトのある美しい写真にはならなかったのですが、そういう中でみつけてきた秋の光景です。






2015年11月23日月曜日

個人向け国債の裏技

預金金利がどんどん低下していっています。でも今更株や投資信託のようなリスクのある商品(元本が保障されていない金融商品)には手を出す気がしないというかたも多いのでは?

そこで国が毎月発行している個人向け国債を活用した余裕資金の増やし方をひとつ。
現在国債そのものの金利は3年もので年0.05%という超低金利ですが、証券会社が実施している国債購入時のボーナスキャンペーン(たとえば国債1000万購入すると5万円の現金がもらえる)と合わせて考えると、けっこうな金利になってくるのです。

1000万円の購入で5万円の現金、ということは年利になおせば0.5%ですからすべての定期預金の中で最高の金利になります。

これは個人向け国債を新規に購入した場合の話ですが、すでに1年以上前に購入した個人向け国債があればそれを即解約して別の証券会社であらたに個人向け国債を購入しても十分高い金利にはなります。 
解約には手数料(1年間に受け取った利息のほぼ80%相当)が取られますが超低金利の今はこれは微々たるもの。ボーナスキャンペーンで受け取る現金を考えると十分高い金利となる計算です。

この裏技のコツは今までとは違う証券会社で新たに国債を購入する、ということ。1年間は解約できませんから余剰の資金で実施する、という点です。
いってみれば国債ころがしでしょうか。



2015年11月12日木曜日

紅葉写真

今週の紅葉は山梨県の南アルプス市にある伊那湖です。東京から中央高速でほぼ2時間、これほどの近さのところにすばらしい場所がありました。
http://www.minami-alpskankou.jp/inagako-kouyou.html

さっそく写真をどうぞ。


緑色の湖面に周囲の紅葉が映えて美しいですね。
実は今頃になって35mmのデジタル一眼カメラを購入したのです。
これまでフィルムカメラのほうが不便な面はあるものの色合いでデジタルカメラにまさっているということでフィルムカメラしか使ってこなかったのでしたが、フィルム代の大幅値上げやデジタルカメラの表現力の高さ(フィルムの露出許容幅をはるかに超える露出許容能力)などからもはやこれまで、と観念しての高級デジタル一眼カメラの購入となったわけです。
そして今回の紅葉写真はデジタルカメラによるものとなりました。毎日ネットで探して底値での購入となりましたので、フィルム代2年分と同じです。
それに今まで露出差の大きい被写体撮影に苦労してきたことがなんなくできる、のですからもう手放せなくなるのでしょうね。

2015年10月31日土曜日

紅葉めぐり

毎年10月の最終週には福島県下郷にある観音沼というところで紅葉撮影をしています。
関東地方との気温の違いからか東北の紅葉は実に美しい。
観音沼は東北道白河ICから約1時間で到着しますし、途中の山も一面の紅葉ですので楽しいドライブを満喫できます。
今年は10月28日に行きました。朝6時に自宅を出ると10時現地到着、日帰りはハードですが美しい眺めですのでさほど疲れません。
残念ながら今年はもう落葉していて晩秋の雰囲気でした。ハデな紅葉が終わった後も渋くてなかなか素敵です。





さていよいよ11月は関東地方の紅葉です。どこに行こうかワクワクしますね。

2015年10月10日土曜日

振込詐欺MAILがきました

通勤途中に交番があります。そこには掲示版がかかっていて管内で発生した交通事故や犯罪の件数が記入されているのですが、多くはほとんど0かたまに1とか2くらいの数字なのですが、唯一連日2ケタの数字が記入されている犯罪があります。なにかというと「振り込め詐欺」。驚きますね。
でも私には関係ない、と思っているのですが先日来ました。それも電話ではなくMAILです。

それは会社時代の知り合いからのMAILでした。

内容は
「今マニラを旅行中なのだけど泥棒にあって現金、カードすべて盗まれた。警察や大使館にいったのだけどらちが明かない。帰国便はすでに出発し、ホテルからは宿泊代XXXドルの支払いを迫られている。助けてくれ。」
という文言が流暢な英文で書かれていた。
発信元は確かに知人のアドレスでしたのであわてました。
返信しようと思ってふと気になったのですが、妙にうまい英文だし、おまけに出だしが[HI、」で始まって私宛てでもなさそう。友人宛だったらこんなにじょうずな英文で送ってくるはずがないし、こりゃ変だ、と気が付きました。
でもほっておけないのでその知人からの過去のMAILを探し出し、電話番号をみつけて電話をしてみました。
案の定知人本人が出て、くだんのMAILはその知人を装った詐欺MAILであることがわかりました。
その日は朝から問い合わせの電話が殺到していたようです。

ではなぜそのような詐欺MAILが流れたのか、ということですが、プロバイダーのAOLからパスワードを入力してくれ、というリクエストMAILがきたので何の疑問ももたず入力したところそのMAILは実はAOLを語った詐欺団からのものだったので彼のMAILが乗っ取られアドレス帳を盗まれた、とのことでした。

マニラの日本大使館のホームページをみるとでていました。すでにかなり前から蔓延している詐欺MAILのようです。
以下大使館のホームページの内容です。

平成24年11月8日
在フィリピン日本国大使館

*本お知らせにつきましては,ご本人はもとより,家族内,組織内で共有されると共に,お知り
合いの方にもお伝えいただけますよう御協力をよろしくお願いいたします。

1 本年夏以降,当地,日本及びアメリカ在住の日本人から大使館に対し,被害には遭っていないものの,実際に存在する個人(多くが知人・友人)のメールアドレス( Yahoo などの Web メール)を用いて本人になりすまし,家族及び知人等に対して(外国)送金を依頼するといった振り込め詐欺と思われる事案につき報告が寄せられています。

2 メールの内容は,概ね,旅行先,その多くがフィリピンで強盗被害に遭い,所持金を盗られてしまい困っていると切り出した上で,帰国旅費,ホテル等の支払いにお金が必要であるとして,(外国)送金サービスや指定した口座に至急振り込みをして欲しいとするものです。

3 実際,フィリピンにおいて,外国人が強盗等の被害に遭遇するケースはありますが,万が一,この種の内容のメールを受信された際には,まず電話などにより,送信者が本人であることを必ず確認するようにしてください。
 また,携帯電話も一緒に盗られてしまったことなどを理由に,相手側が直接電話連絡することを避ける場合も想定されますが,いずれにせよ,メール内容を鵜呑みにせず慎重に対応するようお願いいたします。

なお,疑わしいと思われる事案に遭遇した際には,当館までご連絡ください。

(了)





2015年10月5日月曜日

気温が下がると夕日がきれいに見えます

この夏から始めた夕日撮影シリーズ。気温が高い夏の間は水蒸気が多いせいか夕方には雲が出ることが多くなかなか西の空にきれいな夕日がみられませんでした。
秋になって空気が乾燥し、上空の気温がさがったせいか真っ赤な夕日が見える日が多くなりました。
赤くなるといっても尋常な赤さではありません。地表面はもう薄暗いのに空は一面の赤です。
そうした時に撮影したある日の夕方の写真をごらんください。
赤い空だけでは単調なので地表の畑(秋植えブロッコリーです)を入れてみました。この白いシートは「除草シート」です。シートに赤い空が写りこんでいますね。
正面の三角形は家の屋根ですがちょうど数分前にこのあたりに太陽が沈みました。沈んだ太陽からの光が雲に反射して空一面の赤さになるわけです。
ちょとインパクト強すぎましたか?

2015年9月26日土曜日

神聖なる日の出

朝日を見に行こうと思い、真夜中(午前2時出発)に車を走らせました。
行き先は茨城の大洗海岸。
午前5時に現地到着し、まだ真っ暗の中懐中電灯を頼りに海岸に出ました。
前日まで太平洋沖を台風が移動していたことも計算のうち。相当高い波が押し寄せてくるはず、とみました。
そして5時半の日の出の時刻。
まず空を覆っていた雲が赤く焼け始めます。次に太陽。光芒が空にでてきました。
どんどん明るくなってくるので写真の露出が難しくなり、画面の半分が黒いハーフNDフィルターが大活躍となります。
波の動きをみながらシャッターを押し続けました、
実はこの場所、陸側の丘の上には大きな神社があり、海の中には鳥居がたっているのです。
日の出のドラマはわずか10分ほどで終了でしたがその間なんと鳥居のてっぺんには海鳥がとまっていたのです。まるで神が鳥の姿に身を変えて天から降りてきた(ちょっとオーバーな表現ではありますが)、といった神々しい情景でした。
こういう感動的な光景に巡りあえることも風景写真撮影の楽しみですね。


2015年9月23日水曜日

医療保険の必要性をデータからみると?

寿命の延び(健康への不安)を背景に医療保険に関心が集まっており、TVCMがたくさん流れていて加入を誘っています。
FP仲間と議論しているとリスクに対する備えとしての医療保険についてこの必要性を否定するFPはどこにもいません。
ところが私の意見は皆と異なり「ある程度のまとまったお金があるのであれば医療保険に加入する必要はないのではないか」と主張するもんですからいつも座がしらけます。

さて最近の日経新聞に「医療保険データで検証」という記事が大きく掲載されました。

この中での結論は
「100万円超の自由に使える貯金ができれば保険は卒業してもいい」
「保険が有効なのはめったに起きないが起きると経済的な損害が大きく自力では対応できない場合であり、この場合は発生確率を度外視しても保険は必要」ではあるが、
「医療・がん保険はもらえる給付金は数十万円から100万円程度が多いので、それなら保険料を払い続けるよりも用途が限られない貯蓄で備えるほうが合理的」
というものでした。実にわが意を得たり、です。

データによれば

1.医療保険は入院日数に応じて給付金が支払われるが、入院日数の平均は医療費抑制で5年間で1割短縮している。医療保険の効用は小さくなりつつある。
がん患者の2人に一人は9日未満、心筋梗塞は3日未満で退院している。
2.脳梗塞で30日以上入院する人は45%いるが、入院日数が長期化するのは70歳代後半から。40歳代前半の男性なら入院する確率は0.1%程度に過ぎない。
3.50歳の男性が今後10年でがんにかかる確率は6%。診断給付金100万円のがん保険の保険料総額(安い保険でも)は約21万円もあり、がんにかかれば100万円受け取れるがその確率は6%にしか過ぎない。

何事も冷静に考えてみることが必要ですね。




2015年9月10日木曜日

親の自宅を相続できるためには

330㎡以下の自宅敷地については一定の条件さえ満たせば相続税評価額が80%引きになるので相続が可能となってきます。そのためその条件が適用できるのかどうかがきわめて重要になってきます。

①配偶者が相続する場合←必ず適用できる。ただし戸籍上の配偶者であること。

②同居していた親族が相続する場合→相続税の申告期限まで住み続けかつ保有していれば適用できる。申告期限後は賃貸にしようが売却しようが自由。親と同居していたことが条件になるので嫁いだ娘が親の介護のために一時的に実家に帰ってきたような場合は同居親族にはならない。

③別居親族が相続する場合→①の配偶者や②の同居親族がいない場合に限って別居親族でも適用が可能となる。ただし相続前の3年間、自分または自分の配偶者名義のマイホームに住んでいなかったことが条件

④相続人以外の親族が相続する場合(たとえば孫)→②③の条件を満たす親族であれば必ずしも相続人にとらわれることなく相続は可。

相続人に関する条件は以上ですが、さらに相続の対象となる自宅土地についてそれが相続の対象となりうるのかという条件が加わります。

たとえば親が自宅から老人ホームに移ってそこで亡くなった場合、介護の必要性から老人ホームに移ったのであれば空家になった元の自宅を自宅とみなしてくれますが、それには条件があります。要支援、要介護、または障害支援区分の認定を受けていることが条件となります。
また空家であった元自宅を誰かに貸していたらもう自宅とはみなされません。
ということは親がいなくなった空家は親が存命中はそのままにしておけ、ということになりますね。
こんなところにも空家が減らないわけがありそうですね。

いったん親を子の家に引き取って介護しその後ホームに入所したような場合、空家の親の自宅が残っていても親がいったん居を移したということになるのでそれはもはや自宅とはみなされないようです。要注意ですね。



2015年9月5日土曜日

アメリカで一番売れているという2$ワイン

ロスで生活している娘が一時帰国し、みやげにカルフォルニアワインをもってきました。
飲んみるとバランスとれたけっこういける味。
ウーンさすがカルフォリニアワインだと思ったのですが、調べてびっくり。

アメリカではなんと2$で販売されていることが判明。
TRADERJAWSという全米のスーパーチェーンでのみの販売のようだが、CHARLES SHAWというナパのワイナリーで醸造しており、720mlの1瓶2ドル半という安さ。
先日ソービニオンブラン、そして昨日はピノグリージョというブドウからの白ワインを飲んだのですがワインの味にうるさい私でもこれは合格。

たしかに高級ワインと比べると味の重みやフルーテイな香りには欠けるものの安いワインにありがちな水っぽさ、味の薄さはなく楽しい気持ちで飲めるのがうれしい。

飲み残したボトル内の空気を抜いて保存し、翌日飲んでみましたが翌日でもアルコールも味も十分残っていたのが驚き。

アメリカという国の奥深さを痛感しました。