キャノンのインクジェット複合機MG6230を2年半前から快適に使用していました。もちろん純正インクではなく安い互換インクですが写真はきれいに印刷できていますので何も問題はありませんでした。
ところが突然急に罫線が直線に印刷されなくなり、文字が二重に出力されるようになったのです。
インクヘッドのクリーニングやプリントヘッドの位置調整をやっても治りませんでした。
さて故障、ということで修理に出すとなんと13000円もかかることがわかりました。
新しく買い替えるとネットで一番安くて14500円、近所のパソコン専門店で15000円で同等クラスの新品が買えます。プリンター本体が安くなっていることも驚きでしたが、最近の新品はメーカー保証を受けるためには安い互換インク(純正より40%安い)ではなく高い純正インクを使うことが義務付けられていることのには腹が立ちました。(メーカーもしっかりしている)
今まで使用していた機種のインクはまだ大量にストックがあるし、買い替えて純正インクを使うとなるとコストがばかになりません。
一般論としては値段がさほど変わらないのであれば新品を購入したほうがいい、ということですが、ランニングコストの違いが大きいので(1年で修理費のもとはとれる、とみました)
思い切って修理を依頼することにしました。
先日キャノンのサービスセンターまで重いプリンターをかついで持っていったのです。
係員がチェックしてくれたところ、内部にある透明なエンコーダーフィルムが1か所汚れている、ということでそこを清掃して10分ほどで修理が終わりました。
しかも無料、ということでした。ラッキー。
あとから調べてみるとネットにもエンコーダーフィルムの汚れによる罫線ずれのことがちゃんと載っていたのですね。
http://cweb.canon.jp/e-support/faq/answer/inkjetmfp/64165-1.html
OA機器の故障にはじっくり調べてから対応する必要がありそうです。
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