カメラというのはシャッターさせ押せばだれでも撮れるものですが、それは単なる記録に過ぎないのでカメラマンたるものなんとか作品と呼べるものを作りたいと願っているわけです。
そこで重要なのは他人では撮れない自分なりの個性のある写真でしょうね。
最近2人の若い写真家の作品展をみました。
ひとりは「林ナツミ」という32歳の女性写真家の作品展「本日の浮遊」。
この写真家のフィールドは大都会の中。バックは誰しもが見たことあるような風景なのですが、個性的なのはその中で本人自身がモデルとなって「浮遊」まさに空中に浮いている、のです。
http://matome.naver.jp/odai/2131427705185402601
驚くような写真ですね。アイデアがおもしろいし、それを作品に仕立て上げた腕も確かです。
自分のブログで発表していたら海外からの反響が大きく話題の写真家となりました。
確かにみていると不思議な気持ちになります。リアルな写真の中に非現実なものが入り込むおもしろさでしょうか。
2人目は「GOTO AKI」という写真家の作品展。風景を相手にした写真なのですが、誰もが撮るようないわゆる美しい写真、光をとらえた写真、ではなく大地の大きさ、力強さをストレートに撮影した写真です。
http://gotoaki.com/
そうか、こういう自然の撮り方もあるのか、と目を開かれた感がありました。
若い写真家の作品展は刺激的ですね。
私が撮影している風景写真ももっと個性的に撮る必要があるなと思いました。
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