2012年4月5日木曜日

イタリア旅行であった危機一髪

今回の旅行はすべての日程が予定通りに進行し無事帰国したのですが、実はあやうく帰国不可能となる出来事がありました。
帰国前々日食と芸術の街パルマのホテルでの出来事。
イタリアのどのホテルもチェックイン時にフロントはなぜか全員分のパスポートを預けるよう要求してくるのです。
宿泊したパルマの4つ星ホテルでもそうでした。部屋番号である220のカギと交換に我々夫婦はパスポートをフロントに預けました。
翌朝我々は美術館見学に朝8時半ごろ出発しました。途中家内が昨日滞在したシエナの美術館で入館時にパスポート提示を要求されたことを思い出したので私はただちにパスポートを戻してもらうためにホテルに戻りました。
フロントに要求してビックリです。我々が宿泊した部屋220のラックからではなくフロントスタッフは226の部屋のラックに入っていたパスポートを渡すのです。2通とも日本国パスポートでしたが、我々のではありません。「違う」といってもこれしかない、の一点張りです。日本人の顔をみただけで部屋番号を間違えて渡してしまったようです。(実にいいかげん)
彼らはまだホテルをチェックアウトていないことがわかったので私は急いで朝食のレストランに飛び込み日本人夫婦らしきカップルに声をかけました。まことにラッキーなことに彼らが我々のパスポートを受け取っていたのです。彼らも表紙の日本国旅券しか確認していなかったのでビックリでした。
(受け取ったら必ず中身の確認が必要ですね)
運が悪ければ日本人2組の夫婦が帰国不可能となったところ

教訓:ホテルに預けたパスポートは必ずその日のうちに取り戻しておくこと。4つ星ホテルといえども油断大敵。ということでしょうか?

0 件のコメント: