2012年2月4日土曜日

本日はFPの勉強会に出席

日本FP協会神奈川支部が主催する勉強会に参加してきました。
第一部は「必ずもめる相続の話 失敗しない相続と税対策」講師は税理士の福田真弓さん
第二部は「激動の欧州・米国・中国経済から占う日本の将来」講師は東短リサーチのエコノミストである加藤出氏。
両方とも実践的な内容でたいへん興味深かったのですが、特に相続では
1.「相続では財産が少ないほどもめている現状がある。もめている相続の7割以上が遺産5千万円以下。」税理士、弁護士などの専門家が関与していない場合が多いため。
2.相続に際しての問題点とは「財産を分けられるか(通常は土地のように分けられないものが多いため)」
「期限までに相続税を支払えるか(納税資金が必要となるが、10カ月以内に支払えないと相続税の軽減規定が適用されない)」「相続税を減らす方策はあるか」に尽きる。
3.遺産分割でもめる理由としては「法定相続に従って分割できない場合」であるが、それには被相続人の生前から準備しておく必要がある。
4.ほぼ3件に1件の割合で税務署による税務調査が行われ申告もれが発見されている。税務署は特に問題視するのは「名義預金」といわれるものでこれは相続人(家族)名義の預金のうち実質的には亡くなった被相続人の財産をもとでとして蓄積された預金(専業主婦のへそくりなど)が多い。
そのほかにもいろいろ参考となる話がたくさん出たのですが割愛。

来週の日曜日12日は根岸線の本郷台駅前にある「アースプラザ」でFPフェアが開催されます。
FPによるセミナーや無料相談会が企画されていて、私は相談会での相談員を担当します。
詳細はhttp://www.jafp.or.jp/branch/fileOutput.doをご覧ください。

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