2018年10月12日金曜日

とんだやぶ医者だった

2ヶ月前新しい靴を購入したのだけど最近になって左足の親指の付け根のあたりが腫れてきて歩けないような痛さになってきた。
netで調べてみると「外反母趾」らしい。でもこれは女性に多い症状で男性には珍しいという。靴のサイズが合わなくてその結果だと思い、近所のS整形外科に行くことにした。
そこは昔からある整形外科で地元では有名だしホームページをみると足の痛みや外反母趾にも対応した「足の外科」を標榜している。入院ベットも50床近くあるけっこう大きな病院。そこに決めて先日平日の午前11時ぐらいに行ってみた次第。
最近は高齢者が増えているのでどこの整形外科も長蛇の列。たいへん待たされる、と聞いていたので今回は予約もしていない初診だし2時間ぐらいまたされてもいいように読み物をたくさん用意した。
そこで行ってみての驚き。
その1。駐車場はがらがら。
その2。受付してみたけどどこにも患者らしきがいない。
その3。すぐに検診開始。しかも院長自らが診断。
その4.左足の腫れをみた院長は「痛風」を疑った。どうも外反母趾については想像だにしていない様子だった。まず検査ということで血液検査と尿検査、レントゲンを指示。
その5.さてレントゲン写真を撮影する段になって私が腫れている左足を出すと、技師は「左ですか?」と驚く。
その6.2枚撮影したものの技師はどうも腑に落ちない様子。もしや、と思い「指示は右足だったのですか?」と聞くとその通り、とのこと。ここで不安がよぎる。
その7.検査結果が出て院長説明の段階になって彼は「左だったのですね?」と謝る。おいおい、医者にそんな基本的な間違いあっていいのだろうか?彼は神奈川県医師会の重鎮。
その8.血糖値結果もレントゲン写真結果も何ら問題ない、「腫れの原因は不明」との院長説明。湿布貼り薬をだすのでしばらく様子を見てください。とのことだった。
その9.結局靴の話も外反母趾の話も何もでないまま、30分ほどで診察終了となった。

ああ恐ろしや。これじゃあ患者は2度とは来ないし、口コミが広がって閑古鳥となっていくわけだ、と納得しました。



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