土曜日はFPの勉強会に出席。前半は三井住友トラスト研究所の講師から不動産投資市場の話。
後半は日経の前田編集委員が講師となって日本経済と株式相場の話。
日経の記者の話のポイントを紹介します。
1.1月の株価が安い年の日経平均株価は年間を通じて安いので今年は注意。
円高傾向は年末まで続く。
えとに着目して過去の例をみると「うま(午)年」と「うし(丑)年」は株価は値下がりしている。
2.安部政権の支持率はまだ高いものの徐々に下がってきている。
政権支持率が低下してくると外国人投資家は売りに入る。
日本の景気は株高のみで支えられている現状なので株が下がり始めたらあぶない。
3.中国の地方政府の債務が300兆円を超えていることが危険。
中国のGDPが低下してきており高度成長の時代は終焉したことがわかる。
世界経済の成長の半分は中国国内の成長力なので中国がこければ世界経済がこける。
4.アメリカ経済のアキレスけんはブラジルとメキシコ次第。
5.日本企業の好業績は昨年の円安による為替効果に支えられているにすぎない。輸出数量は一進一退で伸びていない。
最近の日経新聞を読むと、駆け込み需要だとか市場最高益決算だとか威勢のいい記事ばかりが並んでいるようですが、記者は意外と冷静に分析しているのですね。
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