暮れにショパンのマズルカを演奏しました。今は6月に予定されているピアノの発表会に向けて有名なショパンのワルツ第7番を猛練習中です。
ひとつひとつの音の使い方が繊細で弾いていても楽しいですね。
そこでショパンについて調べてみました。
ショパンといえばポーランド、といわれワルシャワの空港はフレデリックショパン空港ですしワルシャワにはショパン音楽院があります。ショパン国際ピアノコンクールは5年に一度ワルシャワで開催されています。
確かにショパンは1810年にポーランドで生まれたのですが、1831年21歳でパリに出てきてから1849年39歳で亡くなるまではフランスで過ごしています。作曲を始めたのが7歳ですから音楽人生だけに限ればフランスで過ごしたほうが長いのですね。主要な曲はほとんどパリで作曲されたものです。ショパンの父はフランス人でした。
ショパンの死後、心臓がワルシャワの聖十字架教会に安置されていることは有名ですが、実は墓はパリのペールラシューズ墓地にあって他のフランス人芸術家と並んで葬られています。
パリの社交界でもてはやされていたショパンですが(レッスン料は高額、多くの女性に取り巻かれ高級アパルトマンに住み二輪馬車を借り御者と召使いをおくような生活)、それにもかかわらずポーランドの民族的なイメージが強いのが不思議ですね。
結局マズルカやポロネーズなどの「ポーランドの音楽」を生み出した、ということでしょうか。
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