2008年9月20日土曜日

リーマンショック

今週はリーマンの破綻問題で仕事が手につかなかった投資家が多かったのではないでしょうか?
こずかい稼ぎの投資と異なり、資産形成のための投資は10年20年先のリターンをめざしていること、おまけに手持ち資金のうち当面使用する予定のない余裕資金で対応しているはず(これが原則)ですからこの程度の相場の変動で右往左往はしないはずなのですがね。
ただ気になるのは政府の経済閣僚が「これはハチが刺した程度」という気軽なコメントをしていましたが、今回の事態が日本経済に引き起こす悪影響について経済運営の責任者としてもっと真剣に考えて
もらいたいですね。農水省を含め政府に当事者意識が欠如しているような気がします。
AIGグループの日本法人がどうなるかということですが、生命保険会社については生命保険契約者保護機構というものがあって国内で事業をおこなうすべての生命保険会社が会員として加入しており(もちろんAIGグループも加入しています)、保険会社が破綻した場合には資金援助がなされることになっています。契約者には破綻時点の責任準備金の90%までが補償されることになっています。
損害保険、傷害保険、医療保険に関しても損害保険契約者保護機構から90%あるいは100%が補償されることになっています。詳しくは各保護機構のホームページを参照ください。ですからあわてて保険の解約に走らなくてもいいはずです。

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