FPへの相談でよくあるのが、「投資の時代といわれて購入した株や投資信託が値下がりしてしまった。どうしたらよいだろう?」
話を聞いてみるとけっこうな金額を投資してしまって真っ青になっているのである。
残念ながらFPは投資顧問業でもなければ証券仲介業でもないので眼の前の相場の話に対してはコメントをすることができないのである。
FPという言葉はファイナンシャルプランナーの略語ではあるがむしろ「ライフプランナー」なのである。
ライフプラン作成の手法としては
1.相談者の将来に想定されるイベントやリスクを考慮した長期的な収支計画表の作成
2.計画表から想定される問題点の分析と改善点の提案
言ってみれば株式会社における中期計画である。
提案の切り口としては 1.資産運用策 2.不動産対策 3.保険対策 4.相続対策 5.リタイアメント対策 などがあるがこれらを総合したトータルな提案ができる点がFPの強みである。
FPが照準をあてているのは目先の儲け話、資産運用ではなく10年後20年後に何が起きても困らないためのライフプランであり、数字で具体的に示してあげることで相談者に安心をしてもらうことなのである。
FPは変化する税制や法律について日ごろから研鑽しており、FP先進国のアメリカでは医者と弁護士に加えFPを顧問として抱える人も多いとか。日本もそのうちそうなるでしょうね。
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