今週の月曜日は現役のファンドマネージャーであるOK氏のセミナーを受講しました。
1.昨今の株安は米国、日本はもとより欧州までを巻き込んでおり、資産運用の教科書にあるようなリスク低減のためのグローバル分散投資が役に立たないことを立証している。実体経済がアメリカ企業とグローバルな結びつきを強めているのだから当然。
2.日本株については反転のきざしが出ており、早い時期に上昇していく。
3.今回の原油高騰で産油国に集まった資金が今後どこに向かうのか見ていく必要あり。
というものでした。さすが強気ですね。特にグローバル分散投資の限界については私たちFPにとっても参考になる意見でした。
水曜日には千葉商科大学のTK教授からファイナンス理論の説明を受けました。
現代の株式市場では、株式投資を行う際に過去のデータをいくら分析してももうかることはありえないこと、自分だけ企業情報をいち早く仕入れてその会社の株を買ってもうけようとすることは不可能であること(インサイダー取引をすれば別ですが罰せられます)、という話でした。これは「効率的市場仮説」というらしいですね。さすが学者はクールです。
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