2018年8月31日金曜日

夏のワイン会

真夏のワイン会、というとシャンパーニュに代表されるスパークリングワインの飲み比べです。
本日のテーマは「夏こそスパークリングワイン 様々なスタイルの泡を楽しもう」。
まずはスパークリングワインの製造方法の解説。国によって呼び方がことなる点の解説。
フランスではヴァンムスー、イタリアではスプマンテ、スペインではカヴァと呼ぶ。
フランスのシャンパーニュ地方で特定の3種類のぶどう種(シャルドネ、ピノノワール、ムニエ)だけから伝統的な製法でつくられたものだけがシャンパーニュと呼ばれる。

ベースとなるワインをさまざまに調合して瓶詰めし2度目の発酵させてスパークリングワインができあがるのだが、二次発酵をボトルの中で行った後1本1本オリを抜くもの(手間がかかる。シャンパーニュの製法)、2次発酵後大きなタンクの中に移してまとめてオリを抜くもの(値段が安くなる、オーストラリアやアメリカのもの)、2次発酵そのものを大きなタンクの中で行うもの(低コストワイン、フレッシュさと果実味が特徴、イタリアのスプマンテ)、炭酸ガスを新たに注入するものなどがありようだ。

そして本日の試飲は
1.イタリアのスプマンテ。マスカットのような果実味が特徴
2.イタリアのプロセッコ。個性が強くないので料理と合わせやすい。
3.オーストラリアのシラーズ種から作る赤ワインのスパークリング。タンニンがしっかりしている
4.シャンパーニュ。泡立ちがきれい。上質感を感じる。
でした。
やはり比べてみるとシャンパーニュの味が一番でした。
チーズはフランスのブリドモーとコンテ。こちらもすばらしかった。

というわけで普段から飲んでいるワインですがきちんと体系的に学ぶことも悪くないと思いました。

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