2018年7月10日火曜日

これからの家族構成

国立社会保障・人口問題研究所がこれからの家族構成の変化についてデータを公表しています。
それによると平成27年現在最も世帯数が多いのは「単独世帯」(構成比34.9%)、次が「夫婦と子供世帯」(同26.9%)、次いで「夫婦のみ世帯」(同20.2%)となっています。
「夫婦と両親」「夫婦とひとり親」「夫婦・子供とひとり親」「夫婦・子供と両親」など家族数の多い「三世代同居」は昨今では大幅に減少しているようです。
そして増加しているのが「単独世帯」「夫婦のみ世帯」です。つまり家族数の少ない世帯がどんどん増加しているということです。

これが何を意味するかというと今後の高齢化社会で必要となってくる介護問題をもはや家族内で吸収していくことが不可能となり、ゆくゆくは誰しもが施設の世話になっていくということでしょうか?
居住場所が自宅でないので必要となるのがキャシュ(現金)の有無となるわけです。それを想定したファイナンシャルプランニングが重要だというわけです。
今後はいわゆる「長生きのリスク」に備える、というわけです。長寿もたいへんです。

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