不動産の面積を表す単位として今でも「坪」がよく使われていますね。
でも不動産の表示に関する公正競争規約施行規則ではメートル法が義務付けられています。
それにもかかわらず業界の古くからの慣例として畳約2畳分を表す「坪」表示がわかりやすい、ということで坪がよく使われているようです。
では「坪」と「平方メートル」の関係は?というと
平方メートルから坪への換算は 「0.3025」を掛ける。すなわち 100㎡は 30.25坪。
でも「3.3㎡あたり」という表示(不動産の価格や賃料の広告などで)もよく見かけますね。
これだと 100÷3.3=30.30ですので 100㎡は 30.30坪 になりわずかながら違いが発生します。
いったいどっち? ということですが、
旧計量法施行法には「坪は㎡の121分の400という」と定められているとか。
400を121で割ると3.305785・・・ですのでこれを省略して 1坪=3.3㎡とされているようですが、厳密には実際の数値とは誤差が発生しますのでご用心。
400/121の逆数は121/400=0.3025ですので0.3025を掛ければ正確な数値になります。こちらを覚えておいたほうがよいようです。
すなわち 100㎡=30.25坪 が正解 となります。
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