2014年5月8日木曜日

アルザス地方へ行きました

G/Wにフランス東部地方、ドイツとの国境近くにあるアルザス地方を車でまわってきました。
この地方は歴史的に一時ドイツ領になったりしてドイツの影響が残っている地方で中心都市であるストラースブルグやコルマールにはドイツ風の木組みの家が残っています。
日本からはパリ経由でバーゼル空港に行きました。この空港はスイス、フランス、ドイツの接点に位置することで「ユーロエアポート」と呼ばれていました。
アルザスワイン街道といわれる道路を北にむかってドライブしたのですが周りはすべてぶどう畑、ぶどう畑の中に小さな村が点在するといった光景でした。

これは2泊したリクビルという村です。手前がぶどう畑。
リクビルのメインストリートです。500mほどのストリートの両側にはレストラン、みやげもの屋のほかにアルザスワインの販売店が店を並べ試飲しながらワインをえらぶことができます。どのワインも安くておいしいので選ぶのに苦労します。私はピノグリとゲブルツトラミネールという2種類のぶどうからできた白ワインをたくさん購入しましたので日本に持ち帰るのに苦労しました。
どの店も楽しげなデコレーションをしていて歩くだけでも楽しめるところでした。
さすがフランスだけあってどの料理もおいしかったのですが、ライン川ひとつ隔てたドイツの料理が塩気が多いのに比べると同じような料理(たとえばザウワークラウトという酢漬けのキャベツ)でもフランスのは塩でなく野菜の味を生かしたソースになっていることに気がつきました。
リクビルに続いてストラースブルグへ行ったのですが、ここには「プチフランス」という観光名所があります。運河に囲まれた地域で木組みの家々が立ち並ぶ美しい眺めの場所ですが、なず「フランス」というのか不思議だったのですがガイドの説明では「この地区には中世には性病を治療する病院があり、歴史的に性病はフランスの国民病なのでこのような名前になった」とのことでした。
ガイドブックには書かれていない驚きの解説ですね。
これがプチフランスの眺めです。


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