2013年6月11日火曜日

今の相場で個人投資家はどうするの?

株式相場の急騰、急落のありさまをみてこころ穏やかでない個人投資家がたくさんいるようです。
月曜日午後は個人投資家に対して助言を行っている前川貢氏のセミナーでした。満席の聴衆に対して彼のコメントは以下の通り。

「何もしていない」自分に不安・不満があるならば次の方針で臨むこと。
1.近い将来必ずドスンという金融危機が繰り返し起こるので、値段が1/3になる覚悟をしておくこと。分散投資の効果を過信しないこと。
2.リスクを小さくするためには手持ちの量を絞ること。まずはこれまで塩漬けとなっている資産の処分をすること。
3.あなたの土地勘のある投資対象(内容がよくわかっているもの)をみつけそれに投資すること。考えうるリスクの大きさ、リターンの大きさを想像できるものに限ること。
4.おすすめは10年変動型「個人向け国債」。元本確保ながら金利的にも有利となっている。
5.積立投資は相場上昇傾向なら意味があるが、現在はおすすめしない。

きわめて保守的な投資スタンスですが、現在の相場はそれだけ、危険、ということでしょうね。
たしかに長期金利があがってきていますし、今後のインフレを予想するなら今の個人向け国債は悪くないと思います。「長期金利X0.66」という金利の決定方式のおかげですね。

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