2009年5月22日金曜日

わが街に新型インフルエンザの話が突然。

木曜日川崎市に新型インフルエンザ患者が発生したというニュースが突然トップで報道された。しかも患者は田園都市線溝口にある大学の学生で、一人は成田空港からの帰途私の住むたまプラーザまでバスできて田園都市線に乗り換えた、ということが何回も報道された。
たまたま木曜日の午前中わたくしはたまプラーザから田園都市線に乗り、溝口まで行って高津区役所の人と秋に予定している市民セミナーの打ち合わせを行った。
テレビの報道とはうらはらに街はいつもと変わらず平静そのものであった。マスクをして歩いている人も少なかった。患者発生で街から人通りが消えた神戸とはえらい違いであった。
区役所のスタッフも誰もマスクをしているわけでなくいつもと変わりがなかったし、話題にすら出なかった。人々のそうした平静さに安心を感じた。
もっともどこの薬局にもマスクが品切れで置いてなかったからかもしれないが・・
マスク姿で歩くのはどうやら日本独特のファッションかもしれない。まるでマスクをしてないと国賊のような論調であった。
そもそもマスクは風邪気味の人が他人に移さないためのものであって、予防のための効果はない、といわれている。それにもかかわらず風邪でもない人たちがいっせいにマスク姿で街を歩くのは異様だと思う。マスク品薄のおかげで本当にマスクを必要としている人にマスクが手に入らなくなってしまったとも聞く。本末転倒、付和雷同、には恐ろしいものを感じた。

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