公的年金に関しては「社会保険庁の不手際・不正」や「将来の年金財源の不安」が大きくクローズアップされた結果、国民皆保険制度であるにもかかわらず年金保険料の未納者が多い。(20%近い未納率)
未納者の中には国に任せられないので自分で年金財源を貯めていこうとしている者もいる。
しかし公的年金のもつ次の機能を考えるとこれに勝る年金を自分で確保していくことは決してお得であるとはいえないと思う。
1.3つの保障機能(老後保障機能。遺族の生活保障機能。障害をおった場合の生活保障機能。)おまけに受給要件さえ満たせば一生涯受け取れる終身年金であること。
2.税制面での優遇措置(支払う保険料は全額所得控除。受け取る年金には公的年金控除の対象。つまり入り口と出口両方で税制面での優遇)
3.財源の3分の1は税金(今年からは2分の1に引き上げ)。
4.年金額には物価調整機能がついている。
5.サラリーマン家庭の主婦は保険料を払わなくても将来年金が受け取れる可能性。
6.自営業者が対象の付加年金については2年間の保険料支払いでもとがとれることになっている。
費用対効果でみるとこれほど有利な投資案件はないのではないか?と思います。
しかも国が相手ですから民間の保険会社よりははるかにリスクは低いはずでしね。
2009年2月20日金曜日
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