デパートの背広販売は単価が高いこともあってその売れ行きは景気動向のバロメーターとされています。
今回はそれとは関係ない話ですが・・・最近背広を新調した時の話。
着ていた背広があまりに長いこと着ていたためか、袖やすそが擦り切れてきたので新調することにしました。
以前から我が家は高島屋のイージーオーダーを利用してきたので玉川の高島屋へ行きました。
採寸にあたり以前のデータを出してもらおうとしたところ、住所は出てくるけどデータはでてこない、と言われました。かなり前のことなので仕方がないかな?と思って採寸してもらいました。
けっこうお安い生地がでていたことを発見し翌日息子も背広を新調することになりました。社会人になって2年目、ちょうど2年前に初めての背広を玉川高島屋で新調しましたので、今回は2着目の背広新調です。
ものぐさの本人は採寸だけのためにデパートまでわざわざ行くのをいやがり、結局彼の母親が行ったわけです。さすがに2年前の新調なので生地だけを選べば2年前のデータを生かして同じ寸法でつくってもらおう、と考えたわけです。
でも行ってびっくり。なんと2年前の彼のデータが背広売り場のコンピューター内にはない、というのです。
まったく信じられない話ですね。いくらなのでも2年前のデータが保管されていない、とは?
顧客がいつどんな商品を買ってくれたか、というのを記録しておいていつでも顧客の要望に応じて取り出して次の販売に生かしていく、というのが顧客マーケッテングの基本ですよね。しかも老舗の名の通ったデパートでの話です。
結局母親はわざわざいったん自宅に戻り、2年前に高島屋で新調した背広を再度高島屋に持参して採寸してもらった、というわけです。まる1日かけたわけです。
顧客のデパート離れが言われてますが、これじゃ無理もない、と思いました。老舗の百貨店といえどもサービス低下が著しい、ということがわかりました。
顧客側としてももう店側を信用しないで必ず事前に確認してから高島屋に行くべきだった、ということでしょうか?
データが存在しなかったことに対して高島屋からはなんの説明もありませんでした。
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